リアルなムサビの日常を
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どうかしてる
FOR WORLD
昨日は渋谷のオープンマイクに参加してきたのだけど、
なんというか凄絶な体験だった。
ポエトリーリーディングなんていうから、湿ったお通夜みたいな会だと思っていたのに、
歌いだすし、叫ぶし、踊るし、しっちゃかめっちゃかだった。
「アウェイ・・・」今こそそう言ってうなだれる時だと思った。
声と言葉を使ったものであればなんでもいいので、
10分だけ好きなようにパフォーマンスできるというイベントで
以前から気になっていた。
相変わらず気だるくて何か書き下ろす気にはなれなくて、
この前の授業で使った詩をエスキース帳に書き写して持って行った。
でも、恥ずかしくてパフォーマンスするのはやめちゃった。
自分の3倍近く生きてる人の方がずっとロックだった。
男の人が圧倒的に多くて気圧されてしまって、結局聞くだけ聞いて帰ってきちゃった。
政治や性の話がなんか多かったな。
高齢の人の英語まじりのシャウトみたいなパフォーマンスにとても感動して、体が緊張した。
うわあ、これはかなわない。と目の前に壁をつきつけられたような気分だった。
高揚した。こんな人がいる前で、胸を張って何かやりたいなあと思わされた。
僕は僕のやり方で。
ときどき誰も彼も同じ事を言ってるみたいに聞こえて気持ち悪くなった。
感情をさらけだして誰もが酔ってるような状態だったし、
僕だけが気持ちも実際も素面で、喉に痛いジンジャエールを飲んでいた。
素人(ときどき玄人)の詩や日記を3時間も聞くなんて正気の沙汰じゃないな。
しかも自分は黙ったまんまなんて。
こんなヘンテコな世界もあるんだなあ。東京って変わったところだ。
また行きたい。
オトギ
オトギ様、こんばんは。
詩のボクシングはご存じでしょうか?
>詩のボクシング(しのボクシング)は、ボクシングのリングに見立てた舞台の上で二人の朗読者が自作の詩などを朗読し、どちらの表現がより観客の心に届いたか、その表現力を競うイベント。キャッチコピーは「声と言葉のスポーツ」、「声と言葉の格闘技」。一般参加の大会は、これまでに35都道府県で開催されている。全国大会も年に1度開催される。
これまでの「詩のボクシング」出場者の中から表現力ある朗読者を選抜して選抜式「詩のボクシング」全国大会が沖縄県、福岡県、高知県などで不定期に開催されている。
また、全国大会としてこれまでに障害者「詩のボクシング」全国大会、吃音者による「詩のボクシング」全国大会を開催している。(ウィキペディアより)
何年か前にテレビの番組で見ました。
それに似ているのかな?
投稿者 yukihaha : 2012年07月24日 22:55
お、おおう!!??
すみませんコメントのお返事しそびれてましたね!!
詩のボクシング!それはまた興味がそそられるひびき!!(笑)
このとき参加したのは、アマチュアの発表会のような形式でしたので、
バトルとは違うのかも。激しかったですが……
投稿者 オトギ : 2012年08月06日 16:10