文字をかなでる

FOR WORLD


そういえば先日、
ヘルムートシュミットという人のタイポグラフィの展示を見て来たのだけど。

タイプライターというのはピアノに似ているなと思った。
キーボードは鍵盤のようだし、
それを押して活字が動く様子は、
いつか見たグランドピアノの中身のようだ。


氏の作品には音を感じる。

以前書いた、タイポグラフィ研究αの総決算・・
と思って見に行ったせいもあるかもしれない。


文字のかすれに強弱を
かさなりにノイズや和音を。


オトギ

投稿者:fantasy : 2012年07月23日 17:02

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コメント: 文字をかなでる

ヘルムートシュミット・・・覚えがあるけど誰だっけ?

私は人の名前を覚えられないので、検索したら・・・
「タイポグラフィ・トゥデイ」の本持ってたわ。
そういえば最初に買ったタイポ系の本でした。

あら、有名な仕事いっぱいしてる人なのね〜!
確かにタイプライターを連想させるリズミカルなデザイン。

う〜ん、展示は終わってしまったのね。残念!!

投稿者 ザラメ : 2012年07月23日 20:00

印刷とかタイポグラフィとか、ムサビ通信で教わったのにいまだによく分からんよ...

卒業研究を担当してもらったのが酒井道夫名誉教授で、印刷や出版に関する日本の権威ということらしいけど、わしは印刷とか、それに関連して書誌学とか、まったく興味なかったんだけど、わしの卒業研究にもそんな項目を入れたらよかろうというアドバイスを貰ったな。

基礎デ卒で言えば、武蔵野美術大学出版局のハムコさんが、酒井先生の弟子だな。おっかない、おばさんだよ。酒を飲むと、かわいこぶるのがまた恐い。

投稿者 音量子 : 2012年07月23日 23:37

今の学生さんは英文タイプライターを知らないでしょうね。
いや、見た目はわかるかもしれないけど、実際に打ったことがないでしょう?

私の時代はまだこれでしたよ。
私が持っていたのは、手動の普通のものだから、小指の時だけ力が入りにくくて字が薄くなったりしてね。(a z q p とかね)
確かにピアノの鍵盤をたたくように、指先に力をいれてリズミカルに打つと良い音が続きました。
音で達成感も感じたなあ。

大学の図書館に行くと、電動タイプライターも借りることができたけど、学生の身では自分で電動タイプを買うことは出来なかった・・・。
初めて電動タイプを使ったときは、軽い力で打てるので感動したもんだわ。

今思い出したけど、ピアノというよりも、編み機のような感じもしたな。
用紙の端まで行ったら、ギーっと元の位置まで戻したりしたから。

その後ワープロが出回り始め、
大学を卒業して社会人になってから、
ようやく出始めた三行表示のワープロを買ったのが最初でした。
最初はワープロも一行表示だったのよ!

今はフォントのデザインも大きさも自由に変えられるけど、
あのタイプライターで打った文字も、味があったなあ・・・。


投稿者 poncho : 2012年07月24日 20:20

>FOR ザラメさん
 タイポグラフィ トゥデイ お持ちなんですか!イイなあ
TAの方がおすすめされてました。僕も今度読みたいです。
 展示場所はとーってもわかりにくいとーってもささやかなギャラリーでした。あはは

>FOR 音量子さん
 僕もまだよくわかりません!でも言葉に関することは積極的に吸収したいので、
また夏休み中も何かしようかなと考えているところです。
 なんでしょうねえ 僕は「言葉」と「文字」を切り離して考えることができなかったのですが、
今回の授業で「文字」というものがひとつの表現として確立してきた節があって、
それが面白いのです。
 人の縁とは不思議ですねえ。笑


>FOR ponchoさん
 タイプライター・・・実物をさわってみたのは今回が初めてかもしれません!
(記憶のねつ造によるところが大きいのかもしれません)
 いいなあ。力の入れ具合で強弱がつくだなんて。
・・・実はかなり欲しいのです。オークションをちらちら覗いてる程度にはほしいのです。
ウーン どうしよう・・・・。
 編み機!それもまたよいですねえ。「言葉は編むもの」とは誰の言葉だったか・・・。
 ものごとは不便なほど丁寧にやることができるので、好きなものをやるときほど不便なほうを選んでしまいがちです。

投稿者 オトギ : 2012年07月24日 23:05

「タイポグラフィ・トゥデイ」は雑誌アイデアの別冊だったの。
今では似たような本はたくさん存在するけど
デジタルがまだ存在してなかったあの時代の試みなのよね。
30年前とはねぇ・・・
久しぶりに見たけど決して古くさくはないかなぁ。

投稿者 ザラメ : 2012年07月25日 00:54

オトギ様、こんばんは。

今日の朝日新聞夕刊の「凄腕つとめにん」というコーナーに、

タイプフェイスデザイナーという方が紹介されていました。

その人がデザインした「フォーク」というゴシック体の一種を持った写真のバックが全部ちがう書体の同じ文字。

ちょっとわくわくしました。

投稿者 yukihaha : 2012年07月30日 18:19

FOR ザラメさん
アイデアの別冊!なるほどぉ!
アシスタントに来てらした方が、最近のアイデアを手伝ってらっしゃると聞きました〜。そういえば
図書館で調べなくては


FOR yukihahaさん
そうなのですか!朝日新聞は僕はとってないのです。がっくし
タイプフェイス・・・ということは書体?でしょうか。
いろんな世界があるのですね。「ざわっ」としそう。
この夏は書道を個人的にやってみようかなあとか、考えています。

投稿者 オトギ : 2012年07月30日 22:43

純粋に書道もいいですが

昔から個人的に好きな書家さんを紹介。

ご存じかと思いますがタイポグラファーとしても活躍されてる

 美しい筆のライン・・・進藤容子さん。
 ほとばしる墨滴の勢い・・・山本洋司さん(ムサビ短商デの大先輩)。

普段、商品パッケージをしてる関係で
筆タッチのロゴを作る事もあります。
いつも自分でああゆう風に描けたらいいなぁ・・・と憧れてます。

投稿者 ザラメ : 2012年07月31日 00:20

↑(ゴメン、また間違えた!)

進藤洋子さん・・・カリグラファーです。

投稿者 ザラメ : 2012年07月31日 00:27

おおお オススメありがとうございます!
ものをしらないのでぐぐってみましたが、進藤洋子さんびっくりしました!
輪郭の無い線を引かれる方ですねえ
山本洋司さんはちょっと検索しただけではよくわからず・・・
また見てみます・・!

投稿者 オトギ : 2012年07月31日 23:10

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