リアルなムサビの日常を
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学ぶことつくること
FOR STUDENT
「表現者であろうとする者は学生ではない。」
とは、大学で配られた冊子の片隅に書いてあった言葉だけど、
今 それを反芻してみている。
解釈があっているかどうかわからないけれど、
その真偽は今 僕にとってはどうでもいいので、
僕の解釈で話をしたい。
その言葉を見た瞬間にハッとしたのだった。
つねひごろ 考えていた。
成績をつけられた瞬間に対する
喜びでも悔しさでもない気持ちに名前をつけるとすれば
いったいどんなふうに呼べばいいのだろうかと。
表現する事と学ぶ事は、共存するのが難しい。
ただ好きなようにやってしまうなら一人でもできる。
言われたようにやるのなら、出来あがったものを自分の作品とは呼べない。
学生である以上、ひとりよがりになりたくない。
この答えはいつも出なくて、なし崩し的につぎの課題をやってしまう。
地平線みたいなところで永遠にぼんやりしてしまいそう。
でも、おもうのは
たどりついてしまうのは
お手本みたいな作品じゃなくて
問題作をつくりたいということだ。
オトギ