リアルなムサビの日常を
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基礎デでやってること【2年生編】
FOR STUDENT
相変わらず夏休みを生きる糧にしているんだけど、
「はやく夏休みこないかな〜」ってランチ中につぶやいたら
ひとりには
「そんな・・!夏休みがくるときには、授業終わっちゃってるんだよ〜〜
しかも、みんなと会えないんだよ!さみしいよー!!」と
たしなめられ(なんてピュアなんだ)
ひとりには
「夏休みがくれば、
次には秋がきて、そしてまた冬がきて、ついには来年がやってくるんだよ・・・」と
おどされ
沈黙した今日この頃
夏休みはやくこないかな〜〜〜〜〜
そんなこと言ってても夏休みはこないので、
いい加減受験生向けの基礎デ紹介シリーズをまとめよう☆
ということで、パソコンに向かいました・・・
いままでのストーリー
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というわけで2年生編なんだけど
必修授業はサクッとこんな感じで
○デザイン論鵺
建築について調べものしてプレゼン!
学生のプレゼンを中心にして授業進行してた。
たてもの園っていうとこまで課外授業に行ったりも。
○記号論
まだ始まったばかりなので省略
○色彩論鵺
「色」についての研究。
今年のお題は「白」。
僕にとっては選択必修の授業がおもしろーいです!
6〜7つくらいの授業の中から3つ自由に選択できて、
前期か後期かも選べるのだけど、あろうことか僕は全部前期なので
これから課題フェスティバルだね!
□テクスト研究
「写真とはいったいなんなのか」ということを言葉にできるようになろう、
というのが目的だ!と教授がおっしゃってた!
そのための手段として、カメラ・オブスキュラ という
カメラの内部と同じ部屋をつくって実験してみたり
川内倫子さんの展示に行ってみたり
みんなで日食の観察をしてみたり(僕は行けなかったけどね!!!)。
最終課題もはっきりしたテーマなどはなく、完全に自主性の問われる授業。
非常〜に哲学的で 僕は好き。
□タイポグラフィ研究
これがとても実験的な授業で毎回ワクワクしてる!
活版印刷や文字組みや空間構成を勉強してるのだけど、
題材にバッハやジョン・ケージの音楽を用いたりしていて、
とても感覚的 アートに密接したデザインの勉強方法だなーと思っている。
今はB0の巨大なポスターの課題をやってて・・・僕は入稿が・・・・明日・・・・・・・(小声)
□表示方法論鶚
映像界隈では有名な「森の木琴」の菱川教授の授業。
映像の基本的なつくりかたについて。
ご自身の過去の仕事に基づいて 脚本のことや演出のことを教えてくださるので
あんなことそんなこと「えっそんなことまで!?」も
聞けてしまう、ゆるいけど刺激的な授業。
そ、そんな・・感じ・・!
あっ
そういえば、手羽さんが「何ができないか」という情報のほうが大事
とおっしゃってたような!
えーと、舞台とかファッションみたいな 大掛かりで華やか〜なことは
基礎デではできないように思う。
グループワークはあるにしろ、動かすところは自分の頭と自分の手が主のような。
で、どんな人が行けばいいの?ということが気になるかと思うのだけど
素直に
「あーいろいろできるんだー」と思って
「いろんなことをやりたい人」
「まだ何やりたいかわかんない人」が来ちゃっても良いと思うのだけど、
もしかしたら
「デザインに不信感をもってるひと」が来ると面白いことになるのかもなー
と今ふと思った。
パンフレットにも書いてあると思うのだけど、
基礎デは最初 いろんな分野を「横断的に」学習する。
その過程で「あーこの分野はたのしい」「この分野はいや」とだけ思うこともあるけど、
学んで来たもののひとつひとつを照らし合わせると「あっこんなところがつながってる」とびっくりすることがある。
webやプロダクトデザイン、タイポグラフィ、建築 などを少しずつかじる学科だから、
「デザイン」を【分野】として俯瞰することが可能な、唯一の学科なのではないか?
と僕は思っている。
壮大だなー。
そんな壮大な学科に興味のあるあなた、
ぜひ僕といっしょに哲学しましょう。
オトギ