2012年06月のアーカイブ

冴えた朝を

FOR WORLD


僕「わ〜月がボンヤリしてて綺麗だよ〜」
母「オトギみたいだね」
僕「えっ☆・・・・え?褒めて・・・」
母「無い。」

朧月が好きなんだけど、母は違うようだ。


というわけで、今 母が来ている!
そして精神状態と比例して荒んで行く僕の部屋を、生き返らせてくれたのだっ
うっ・・・冬から替える機会を逃していたカーペットが変わっている・・
うっ・・・見てみぬふりをしていたお風呂の汚い部分が綺麗になっている・・

母親って偉大だナア。
一人暮らしをするようになってから、そう思うようになった・・・


あとね、
寝起きの悪さとストレスの量も比例する。
僕は寝ることと起きることが嫌いである。
何を言っているかよくわかんないと思うが嫌いなのである。
寝つきと寝起きが悪いってことね!
夜遅くまで起きてるけど早くに起きれるわけではないという、
世間という時計に背いて生きてるよ!

そんな僕の今週の寝起きは最悪だった。
気絶するように2度寝していた。
過去に例を見ないスムーズな2度寝っぷりだった。

でも家に誰かが泊まってくれるといろいろ喋れるから、
次の日の寝覚めもよくなったりして。
明日の寝覚めは良さそうだ。

アー甘ったれてられない・・・!
この前先輩が泊まりに来た時にも話したけど、
「早く自分のお金でプレゼントしたりしたい」

とか、恥ずかしくって言えやしないけど!!


オトギ

at 21:07 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

ためされたい

FOR STUDENT


弟(高3)と電話したら「最近腹式呼吸の練習しててさ・・」とかよくわかんないこと言ってた。
スルーした。

明日母が僕の根城に来るらしいので、詳細を聞きに電話したのだけど、
弟がとてもよく喋るようになっていたので驚いた。
この前帰省したときは進路のことで悩んでいて、あれこれと人生相談をされたっけ。
そのときの なんかもう切羽詰まっちゃってる感じと比べて
なんだかんだ楽しそうな声になっていたのでほっとした。


高校3年生か。
日に日に肩にのしかかってくるプレッシャーを、
友人達と笑い飛ばしながらギリギリで闘ってるような
そんな毎日だった。

僕は自分を追いつめながら高校生活を送るんだ、と決めていて
その追いつめた総決算を受験でしようと思ってたんだ。


なんっていうかさ

試されるっていいよね。

勝つっていいよね。


そういうもので人を判断してないつもりだけど
そういうもので人を判断しちゃう人たちともお喋りしたいし
そういう判断基準があると、生きてくのにはりあいがある。


遠回しだけど(笑)

そうやって受験を楽しんでる人がいっぱいいるといいなあ、と思って。


オトギ

at 22:34 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

夏休みまだ???

FOR WORLD


うん、夏休みになったら行きたいところ
でも紹介しようかと思うんだ。
はい、そこ!哀れむような目線いらない!
めざそう、人の心を察せるあたたかな社会!
・・・・・僕が言うと安っぽいな(笑)


そのいち 横浜美術館
 奈良美智さんの「君や僕にちょっと似ている」が
 み た い !!!
 個展見たことないんだ〜〜。あのおっきい美術館でやったらド迫力だろうなあ〜〜
 行こう。


そのに 水と土の芸術祭
 一度だけ見に行ったんだけどね〜〜新潟のこのアートのプロジェクト、すごい好きだったんだ。
 地域の人がアーティストと作品つくっててさ、
 おじいちゃんおばあちゃんがニコニコで作品の説明をしてくれるの。
 家とか校舎とか、ぜんぶ使ってアートできるなんてイイよなあ

 基礎デは「わらアート」っていう企画もあるね!わらでおっきいものつくるの(アバウト)
 けっこう参加するひといるみたい
 僕?僕はホコリアレルギーなのでわら触ったら動けなくなります
 難儀やな〜


そのさん 無人島
 いや、本気なんで。
 高校の友達と「行こうね!」と言ってるので。
 いまのところ「ともがしま」ってところ狙ってる。
 あ〜〜俗世から切り離された生活〜〜〜

夏休みはムサビ日記・美大日記でもいろいろありそうだし、
楽しみだな〜〜〜〜

夏休みまだかな〜〜〜〜〜〜

オトギ

at 22:40 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

毎日がクライマックス

FOR MUSABI


・ずっと課題やってたら一日終わってた。
・7月上旬、スケジュール帳にシネって言われてる気がする。
・息抜きに漫画を開いた瞬間、無意識のうちに書体とフォントサイズを考えていた。


病気です、本当にありがとうございました!!


いろいろ考えてもキリがないのでずっと笑ってる。わはは
でもこれもう充実とかそういうレベルじゃない
ひとつひとつの課題は興味深いけど、もっと丁寧にやりたいのに手がついてこない
うええええええええ
来週は月曜日に映像の〆切で火曜日が市役所でのプレゼンで、
水曜日にタイポの〆切で木曜日がそのタイポの中間講評で、金曜日が講評で
土曜日がフランス語のテストと多分〆切だよ〜〜


あ・・・☆書かなきゃよかった・・・☆☆(笑顔)
これが・・・・現実・・・・・・・・・・・・・・・

もしここを大学のおえらいさんが見てくださっているのなら、
そんな学生もいるのだということを・・・
どの授業も最終課題は最終日に集中するのだという事実を・・・
知ってほしいのだ・・・・まる


でもまあ生きてればなんとかなるよね!!
これを機に自分の制作のスピードをあげればいいんじゃない!イエスポジティブ!

つよく生きよう

オトギ

at 23:26 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

もっとはずかしいこと

FOR WORLD


どうせやるなら恥ずかしいことがいいじゃん

ということをよく思う。
「あのときは若かったなあ」って言えるようなことが
ひとつふたつ あったほうが思い出話も楽しい。


剣道部に道をあけられたりとかね・・
鼻血だしたまま国会議事堂を歩かされたりね・・
放課後に教室をのぞいたら、男子に「おかえりなせえお嬢!」と頭をさげられたりね
こちょこちょ地獄でスキンシップ恐怖症になったりね

うん、まあその話は今度するけど(しないかもだけど)


はずかしい想いの近辺には武勇伝が転がってるんだ
だから僕は恥ずかしいことにもっと積極的になろうと思う!
鼻血は・・・もういいけど・・・・。


今ね タイポグラフィの課題でね
みんながなんと!詩を書いているんだ
何も言わずに黙々とやってる人もいるけど
やっぱり親しみがない文化なのか「ポエム(笑)」って人もいるから
なんかやっぱり詩って恥ずかしいものなんだなあ、と思うようになった。

僕はまあ詩集とか読んじゃうし 
純粋に、みんなの文章が読めるってことが嬉しくてワクワクしていた。
でも、詩を読まれるのってぜったい恥ずかしい。
なんていうの きゅっきゅさんの言葉を勝手に拝借するなら
言葉の「人間のむきだし」だと思うから。
それでいて、こっちは本気も本気。ちゃんと伝わるかどうかヒヤヒヤする。


でもそういう、恥ずかしいことがとても楽しいじゃんって思うんだ
こうやって文章を毎日書くのだって、たまにはちょっと恥ずかしいけど
恥ずかしい分「あのとき救われた」とか「気晴らしになった」と言ってくれる誰かの言葉に
僕も救われるからさ。

オトギ

at 23:09 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

よるもねむれない

FOR MUSABI


渇いた日々を送っております。
気づけば来週以降は毎日が〆切
ということで今週が山場でございます。

これまで禁じてきた、僕の冷蔵庫の中のリポデーボックスが火を吹くのね。
薬に頼っちゃだめだよって言われたけどね
こればっかりは飲まないでやってられないね!
あ・・・まるでサラリーマンのようだ・・・・・・目をそむけたい現実!

この〆切ウィークを乗り切る力を僕にくれよぉぉ


思えば昨年は栄養ドリンクに頼った制作スタンスを保っていた
おにぎりといっしょにリポデー
クロワッサンといっしょにリポデー
「あっそれ新作!?」と指差されたリプトンの紅茶の隣りにリポデー。

ありとあらゆる組み合わせで(無理矢理)いただけます。

「あ〜今日元気だったな〜」とふりかえって、
栄養剤を思い出した瞬間の絶望感は半端ない

薬すごー


はあー今夜はとりあえずカフェイン。
やることやっていきましょう。
徹夜してまでなんとかしたいことがあるっていう、
そんな生活だっていいじゃない。


オトギ

at 23:23 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

ハッ

FOR WORLD


気づけば美術館から足が遠のいている!

ということに気づいた6月も下旬。
最後に美術館行ったのって、いつだ?
森美術館の「イ・ブル展」?え??だいぶ前なんじゃ・・・
ムサビの美術館にはちょくちょく足を運んではいるものの、
構内の展示は自主的に行った とカウントしていいものなのかわかんないし


ウーム いけないなあ

東京に来たからには、いろんな刺激を受けて
高い賃料のモトをとろうと思ってたのに、
気づけばつくることばかりに頭がいっていて
どおりで行き詰まるわけだよなあ。
書くことないわけだよなあ。(あっ)


いろいろ見に行きたいな。
それで、夏休みはいっぱい制作するんだ〜〜!(裏声)


はい、行けません 課題がひと段落するまでは。
というわけで明日からも引き続き、
夏休みの妄想を発表していこうと思います。ホロリ


オトギ

at 23:38 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

退屈の食べ残し

FOR WORLD


退屈って、食べるとなくなっちゃうピザみたいなもんだなぁ。


今日は僕の寝起きの悪さがナンバーワンの土曜日。
いつにもまして陰鬱な顔して布団から這い出て
グループワークして、おそらく正規受講生でいちばん進んでないテクスト研究でて、
予習も無しにフランス語に出て、それから高校の時の先輩と展覧会の打ち合わせに行って来た。


なんで土曜日はこんなに追いつめられてるんだ・・・
ってすっかり意気消沈していたので、いけなかったな。
勝手に落ち込んでるぶんには僕の勝手だけど、人のテンションまで盛り下げるのは
ほんとうにいけない。

でも展示の打ち合わせはやっぱりとても楽しくて、
先輩と「天井にも何かしたいねー」「ベランダはどうかな」とか想像していたら、
だいぶ元気になってきた。
吉祥寺のカフェギャラリーで9月に展示するので、ぜひいろんなひとに来てほしい。
そこのピザがおいしかったなあ〜。

そのピザのおいしさも、今日が土曜日じゃなかったら
また違ったことだろう。

だから、

そんな憂うつな土曜日に 今は乾杯して

来週の土曜の朝はもっとハッピーに起きれるように
もう少し大事に時間をかじってこう。

オトギ

at 23:13 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

かわいた雲

FOR WORLD


なにかが哀しくて、ふいに足がとまる。
こんな、降り出す前の雨雲みたいな明瞭(はっきり)としない気持ちを
どう言葉にしたらいいのかわからなくてためらう。

なにかが、かなしい。

知らず知らずのうちに、心だけ痩せていくような気がする。
知らん顔で通り過ぎて歩いていったまま、
急に道ばたの石につまずいただけで足が折れそうな
そんな予感で落ち着かない。


でもそんな予言めいたことを言ったところで、どうにもなりゃしないだろう。

自分がとんでもないろくでなしだったと思いきや
最低限のことはだいたい終わっていて
落ち込むにはあんまりにも条件が不揃いだから、
ためいきすらつかずに机に向き合ったりする。


それでも気づけば
せわしなさとはなんの関係もなく、魔が差すように一瞬
退屈でどうしようもなく、かなしかったりする。


オトギ

at 22:43 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

学ぶことつくること

FOR STUDENT


「表現者であろうとする者は学生ではない。」
とは、大学で配られた冊子の片隅に書いてあった言葉だけど、
今 それを反芻してみている。
解釈があっているかどうかわからないけれど、
その真偽は今 僕にとってはどうでもいいので、
僕の解釈で話をしたい。

その言葉を見た瞬間にハッとしたのだった。
つねひごろ 考えていた。
成績をつけられた瞬間に対する
喜びでも悔しさでもない気持ちに名前をつけるとすれば
いったいどんなふうに呼べばいいのだろうかと。


表現する事と学ぶ事は、共存するのが難しい。

ただ好きなようにやってしまうなら一人でもできる。
言われたようにやるのなら、出来あがったものを自分の作品とは呼べない。
 

学生である以上、ひとりよがりになりたくない。


この答えはいつも出なくて、なし崩し的につぎの課題をやってしまう。
地平線みたいなところで永遠にぼんやりしてしまいそう。

でも、おもうのは
たどりついてしまうのは
お手本みたいな作品じゃなくて
問題作をつくりたいということだ。


オトギ

at 21:40 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

嵐のまえのしずけさ

FOR MUSABI


終わった・・・・怒濤のタイポ入稿が・・・やっと・・・終わった・・・
今日の放課後の攻防戦を日記に書こうと思って、
帰り道 日記の構成をずーっと考えていたけど
よくよく考えたら書いちゃだめかもなってことがあったからやめます。

ということで頭まっしろ
あー
書きたかったーー


この1週間 
タイポグラフィのB1ポスターの入稿にみんな追われてたなあ。
共用パソコン室に行けば必ず知った顔がいて、
「ああ、つらいのはみんないっしょなんだな(?)」と思って
よりいっそう頑張ろうという気になれた。

あと、文明の利器 face bookを利用した質疑応答がおもしろかった。(笑
毎日は学校に来られない教授や講師の人と、
みんなが積極的にコンタクトをとってたのが なんか新鮮で
「ずっと見てくださってるんですか!?」ってくらい、すぐさまコメントしてくださって
ありがたやありがたや〜

今回の課題はやる気がずっと持続していたなあ(僕は飽き症です)

出来はバッチリとは言えないものの、
この期間でできるかぎりのベストをつくしたから、
明日の講評も 中間講評よりは胸をはってでられそうだよ。


というわけで今日はおやすみ


オトギ

at 22:57 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

風が雨が雷が

FOR WORLD

暴風雨の中を ほとんど意味の無いビニール傘をさして歩くのは、
やっぱりどこか清々しい。

なすすべもなく濡れてしまった靴はもうふっきって
水たまりを選ばずに歩く。

傘の柄をつかんだ右手に感じる抵抗も
つかまれるようになびく髪の毛も
東京だって、自然の中に在る町なんだなあってことを思い出させてくれる。


爽やかだ。


家が壊れないか不安なくらいの強い風が
ここ最近のいそがしさをさらっていってくれそうで


オトギ

at 23:45 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

基礎デでやってること【2年生編】

FOR STUDENT


相変わらず夏休みを生きる糧にしているんだけど、
「はやく夏休みこないかな〜」ってランチ中につぶやいたら

ひとりには
「そんな・・!夏休みがくるときには、授業終わっちゃってるんだよ〜〜
しかも、みんなと会えないんだよ!さみしいよー!!」と
たしなめられ(なんてピュアなんだ)

ひとりには
「夏休みがくれば、
次には秋がきて、そしてまた冬がきて、ついには来年がやってくるんだよ・・・」と
おどされ

沈黙した今日この頃


夏休みはやくこないかな〜〜〜〜〜


そんなこと言ってても夏休みはこないので、
いい加減受験生向けの基礎デ紹介シリーズをまとめよう☆
ということで、パソコンに向かいました・・・


いままでのストーリー

□基礎デって何?
□基礎デでできることって?


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というわけで2年生編なんだけど

必修授業はサクッとこんな感じで


○デザイン論鵺
建築について調べものしてプレゼン!
学生のプレゼンを中心にして授業進行してた。
たてもの園っていうとこまで課外授業に行ったりも。


○記号論
まだ始まったばかりなので省略


○色彩論鵺
「色」についての研究。
今年のお題は「白」。

僕にとっては選択必修の授業がおもしろーいです!
6〜7つくらいの授業の中から3つ自由に選択できて、
前期か後期かも選べるのだけど、あろうことか僕は全部前期なので
これから課題フェスティバルだね!

□テクスト研究
「写真とはいったいなんなのか」ということを言葉にできるようになろう、
というのが目的だ!と教授がおっしゃってた!
そのための手段として、カメラ・オブスキュラ という
カメラの内部と同じ部屋をつくって実験してみたり
川内倫子さんの展示に行ってみたり
みんなで日食の観察をしてみたり(僕は行けなかったけどね!!!)。

最終課題もはっきりしたテーマなどはなく、完全に自主性の問われる授業。

非常〜に哲学的で 僕は好き。


□タイポグラフィ研究
これがとても実験的な授業で毎回ワクワクしてる!
活版印刷文字組みや空間構成を勉強してるのだけど、
題材にバッハやジョン・ケージの音楽を用いたりしていて、
とても感覚的 アートに密接したデザインの勉強方法だなーと思っている。
今はB0の巨大なポスターの課題をやってて・・・僕は入稿が・・・・明日・・・・・・・(小声)


□表示方法論鶚
映像界隈では有名な「森の木琴」の菱川教授の授業。
映像の基本的なつくりかたについて。
ご自身の過去の仕事に基づいて 脚本のことや演出のことを教えてくださるので
あんなことそんなこと「えっそんなことまで!?」も
聞けてしまう、ゆるいけど刺激的な授業。

そ、そんな・・感じ・・!


あっ
そういえば、手羽さんが「何ができないか」という情報のほうが大事
とおっしゃってたような!
えーと、舞台とかファッションみたいな 大掛かりで華やか〜なことは
基礎デではできないように思う。
グループワークはあるにしろ、動かすところは自分の頭と自分の手が主のような。


で、どんな人が行けばいいの?ということが気になるかと思うのだけど

素直に
「あーいろいろできるんだー」と思って
「いろんなことをやりたい人」
「まだ何やりたいかわかんない人」が来ちゃっても良いと思うのだけど、

もしかしたら
「デザインに不信感をもってるひと」が来ると面白いことになるのかもなー
と今ふと思った。

パンフレットにも書いてあると思うのだけど、
基礎デは最初 いろんな分野を「横断的に」学習する。
その過程で「あーこの分野はたのしい」「この分野はいや」とだけ思うこともあるけど、
学んで来たもののひとつひとつを照らし合わせると「あっこんなところがつながってる」とびっくりすることがある。

webやプロダクトデザイン、タイポグラフィ、建築 などを少しずつかじる学科だから、
「デザイン」を【分野】として俯瞰することが可能な、唯一の学科なのではないか?
と僕は思っている。


壮大だなー。

そんな壮大な学科に興味のあるあなた、
ぜひ僕といっしょに哲学しましょう。

オトギ

あずけてきた

FOR STUDENT


起きて洗濯物を干していたら、
びっくりするほど熱くなってきて
外に出たらじっとりと空気は湿っていて
風がなくて まるで時間が動いていない様だった。

それに反するように、帰り道の暗闇は澄んで
「夏は夜」、なんて歌人ぶったことをつぶやきそうになりながら
帰って来た。


ギャラリーコンペの搬入に行って来た。
審査されて入賞したら展示ができる、っていう・・
ちょっと変わったコンペ。
手当たり次第コンペや賞の応募をしていたのだけど、
今回のはかなり気になってたコンペだったので、
行って手続きするだけでも、どっと疲れてしまった。

素敵なギャラリーだったなあ。
ソファがあって、そこでしばらく作品も見ずに瞑想していた。


あー、部屋に居た作品が、3つもいなくなっちゃった。
ちょっとさみしい。


オトギ

at 23:37 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

正直とやさしい

FOR WORLD


やさしいひとに逢うとやさしくなりたいと思える。
というのが、もしかしたらいちばんシンプルなことなのかもしれないと思って。

できるだけやさしいものをつくりたいなあ、と思うときもある。
できるだけやさしい言葉をかけたいなあ、と思うときもある。

でもやっぱり、時には怒ることも必要だというのが持論だ。
自分勝手なのは承知だけど、言いたいことを言わないまま、
ずっとその道をお互いに避けて通るのはもっと哀しいことだと思う。

だから思ったままに口にしてしまう。
できるだけ正しく相手に伝わる言葉を選びたいと思う。


なんか・・僕って思ってたよりも攻撃的なんだなあ、とつくづく思うようになった。
大学に入ってからはグループワークでケンカしてばっかりだし、
バイトでもすごいやらかしてしまったし。
平和主義だと思ってたんだけど、
それは周りのことに興味がなかっただけなのかもしれない。

でも、嘘はつきたくないしなあ。


「正直である」ということは、
正直に口にした言葉が、大多数の賛同を得るような
奇特な人格者にだけ有用な美徳だ、とは
いったい誰の言ったことだったか

忘れちゃったけど、
正直でいても、人を喜ばせるような生き方ができればいいな。

と今日は思うのだ。


オトギ

at 23:59 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

黒いひつじ

FOR WORLD


やっぱり、暑いのは嫌いだな。

陽に当たるのが億劫になってしまう
それでも生命力にあふれた白い太陽は 
朝のつめたい体に元気をくれるし
日陰をさがして歩くのも 季節ならではの楽しみかもしれない。


学期末が高速でちかづいてきて
みんな口数も少なくなってきたけど、僕だけおしゃべりになりそうだ。
不安なときほど何もかも笑ってしまえ、というのが
僕の高校時代の部活の主流でね
そのせいか失敗談は何もかもネタにして喋ってしまうんだけど、
どうやら大学の人たちはそうでもないので、
みんなが元気のないときばかり僕はピーチクパーチク喋ってしまう。

笑っちゃえばいいよ
つらいときほど 笑っとけばいいよ。


焦げてしまいそう。
夏休みがくるまで、太陽にはそっとしておいてほしい。
だってこんなにめまぐるしい。
すこし不安になるくらいには課題が増えて来たなあ。
やれることはやるから、不安になるのも
後にしてほしい。


オトギ

at 23:46 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

ランナーズハイ

FOR STUNDENT


プレゼンしたくないときっていうのが結構あるのだけど

今日はもう恥ずかしくて恥ずかしくて

言うこともあんまり無くって 

ああもうイヤアアア!!って叫んでドアバターン!!と閉めて走っていきたい気分だった

けど・・・、


そういうときほど行く価値があるもんなんだよな〜〜

としみじみと思って帰って来た今日だった。


今日はタイポグラフィ研究aの中間講評の日だった。
今回はね、B1のポスターで音楽を感じる空間づくりをしててね

みんなの作品見てガーッとメモとっていたら、
やりたいことの整理がついた。

はあー、学んでるーーー。

「やりたい」って気持ちがきちんと有って
それに向かってお腹いたいながらもじーっと耐えて
できるかぎりの時間をつくって、助けてくれる人を見つけて、
そのあとわかんないなりに1人で遅くまで制作して、って
すっごい【学生】らしい!

こういう風に思いきりやって玉砕したり、
褒められた時に心から喜べる課題のやり方をしたい。

こんなに ああでもないこうでもないって悩める課題にはそうそう出逢えないから、
大事にやりたい。


好みがあるからね。

そういえば母に「タイポグラフィが楽しいよ」って言ったら
「ふーん?よかったね〜〜」って返って来て
(あっ・・・絶対よくわかってないな)
と思ったのだった。
最近はめっきり専門用語に対する抗体が減ってしまったなぁ。
受験生が見てくれてるかもしれないのに・・・


タイポグラフィ研究っていうのは多分
文字がより活き活きと見えてくる空間づくりを目指す実験なのだと思う。

わあぁぁ、恥ずかしくても ちゃんと最後まで走り抜けよう!!

オトギ

at 23:16 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

まぶしさの先へ

FOR MUSABI

そろそろ基礎デ紹介シリーズの総まとめをしたいけど、
ちょっと待ってね・・。


もう6月も真ん中かと思うと
夏休みが待ち遠しい!ので、老後の妄想はちょっと休止して(笑)
夏休みのことでも考えてちょっと息抜きしている。
頭の息抜き。


あれをしたい、これをしたい
って想像するだけで少し心が豊かになってくる


あと、こんなに1週間経つのが早いと
まだそんなに予定の埋まってないひと月には
とーっても贅沢な時間が詰まっているような気がして・・・・
なんかまぶしいんだ。

オトギ

at 23:51 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

それでも願うこと

FOR WORLD

雨の日の部屋のつめたさは、心の緊張をほぐしてくれる。
目が覚めた時の 薄ーい布につつまれてるような爽やかなきもちや
窓際で聞く雨音が なだめるように届いてくる。


今週からあまりにも 時間の隙間がなくて、
心までぎゅうぎゅうに詰められてるような圧迫感を感じてた。
でも こんなことで負けてらんないよ と思って、思いきり自転車をこいでみた
そうしたらさ

雨に濡れたけど 肺の奥から熱がわきでるように元気になれたんだ。

こんな忙しい毎日!
頑張ってる「つもり」じゃ誰にも何も届かない!

それでも立って進まなくちゃ
正しいと信じて言葉にしなくちゃ

差し出された手をつかむのではなくて、
差し出せる人間になりたい。

誰に笑われてもいいけど
すべて終わったあとに、僕よりもっと頑張ってる君が
瓶の底に残った薄い飲み物のような優しさをふりしぼって笑いかけてくれたときに 
同じ温度で笑い返せるような
そんな僕になりたいんだ。


オトギ

at 22:22 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

食べること生きること

FOR WORLD


以前、友人に「夏に素麺ばっかり食べて死にそう」と言われた僕ですが
それなりの食生活を送っています。


朝食はゼリーだけど
休日に友人と出かけて、おいしいものばっかり食べると不安になるけど
・・・・・・・
食生活って大事だな・・・


よく、母が「ごはんを食べると元気になるよ」と言っていて
そんな単純なことなら苦労しないよばか とすねていたものだけど
案外 おいしいもの食べると元気になるよね

ものづくりを好きな人には
凝ったドリンクやお菓子をつくる人も多いようで
そういうの見てると、わあいいなあ と思うけど
僕は不思議と
お店に行っても「おいしい」で終わっちゃうからなあ


おいしいものつくって食べて、6月を生き抜かなくちゃいけないな


オトギ

at 23:40 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

もしもこれがチャンスなら

FOR WORLD


高校のときの部活の仲間と、また夏に展示をしようって話が盛り上がっていて
今日は東京に来てる子達とギャラリーの下見に行ってきたのだけど

すごくワクワクした!


ひとつふたつ目星をつけて行って
条件が良いのが片方。
とても個性的なところだから、場所に刺激されて
素敵なものをつくりたいって思えそう。

わああ、楽しみだ。


みんな課題の〆切に追われてるから良い気晴らしになったし。
吉祥寺のお店はどこもこだわりがあって、
経営してるひとが楽しそうで良いなあ。
ハンモックカフェやら、蛙の置物がいーっぱいあるカレー屋さんとか。


後輩と同期と3人で行ったのだけど
2人とも、今は違う環境で生活してるから
やっぱり高校のときとは感じが違うけど
ある程度おんなじ時間を過ごした人たちっていうのは

ホッ とする。


あのころよりもわがままに、でも今いるところよりも上をめざして
またものづくりしたい。
あのころは、いろいろあったからなあ。

オトギ

at 23:03 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

「日常が想像以上」

FOR STUDENT


オーキャンとはほとんど何の関わりもなく、
「なんか若い人たちいっぱいいるなあ」と思いながら今日を終えたのが僕です。

ああ・・・先輩の公開講評見たかったナア
でも今日はテクスト研究と、中級フランス語の日だから
最初からそんなことは無理だということくらいわかってたのサ・・・


みんな「オーキャンには絶対行ったほうがいいよ!」と言ってるけど
受験生のとき数多くのオーキャンを総無視して、
通常授業の日に大学見学に行きまくった人もここにいます!!はーい!!
地方でくすぶってる人たちは「そんな人もいるんだ」と思ってくれれば。

でもね、ほんと楽しそう。
土曜日はいつも通りに授業してるから、ナマの授業風景も見れるし
芸文の劇とか空デのファッションショーとか イベントも凝ってて素敵だ。

今回のポスターの「日常が想像以上!」ってコピーの通り。


エミュウのオーキャン限定メニューが気になって、
「エミュウの卵」というのをゲットして帰って来た。
明日の朝ご飯。

オーキャンって、在校生になってからも楽しめるんだなあ
っていうのが、今日の収穫。


オトギ

at 23:39 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

この黄色い粉のようなあなた

FOR ME


絵を描いていてふと思い出す。
僕の絵描きのお供は、アクリル絵の具と、250色のパステルだ。
このパステルは祖父からもらったものだった。
たしか、あれは小学生か中学生のころだ。
絵を描くことが好きだった。
今よりもっと
単純でわかりやすくて、純粋な意味で。


どういう結果をだしたとか
どんな素晴らしいものをもらったとか
そんなこと抜きにして好きでいてくれた人が
気づけば当たり前のように傍にいて
それでいつの間にかいなくなっていた。

祖父は僕にパステルをくれた。
祖父は絵を描くのが好きな人だったから
きっと大切なものだったろうに
キャラメルをくれるのと同じような調子で手渡してくれた。
僕はそれを大して使わないままホコリをかぶせて
つい最近それをひっぱりだしてきては使っている。

大事になんてつかわない。
思い切りすり減らす。

めずらしい淡い黄緑色も
大好きなサーモンピンクも
ためらうことなく使ってしまう。

色相の順に、綺麗に並んでいた色はいつの間にか大幅にずれていて
鮮やかなえんじ色と少し濁った茶色の隙間に、色淡い黄色が紛れ込んでいたりする。

それでいいのだと思う。
湿っぽいことは言わない。
大して深い話をしたりなんてしなかった。
ただ、母とも父とも弟とも話したくないときがあって、
そんなときは、家の中でいちばん空調の良い祖父の部屋にいって まどろむのが好きだった。
祖父は気難しい人で
家族からは敬遠されがちだったけど、僕は好きだった。


そんな乾いた記憶を、
それでいてやわらかな
この星を描いた蛍光色の黄色のような
パステルの粉のついた指に
その色に
その感触に

思い出すのだ。

こんなありふれた夜に。


オトギ

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何度でも?

FOR STUDENT

学生らしい一日を過ごせたのでご飯がおいしい!!


今日はタイポグラフィ研究aの講評の日だった。
朝起きたら風邪がぶりかえしてきていて、かなり心が弱りながらの登校だったけど、
今日 行って良かったなあ。


タイポグラフィの講評は投票制でね。
みんなが「いいね!」と思ったものに付箋を貼って、
投票数の多い人ほどポイントが高くつくっていう・・
緊張感のある講評で。
あ、課題内容についてふれると長くなっちゃうんだけど・・
バッハのariaを谷川俊太郎の詩と任意の画像を用いて、
真っ白な立方体に配置して表現する。っていう感じかな!


今回の作品は3週間かけてつくっていて、
2回ほどラフチェックがあったんだけど、
僕のは
1回め=3票
2回め=13票
っていいかんじにあがってきた〜わ〜と思ったら、
致命的な印刷ミスで最後の最後で0票っていう
(まあ文字組センスもまだまだ全然なんだけど) 
なんかもうすごーい悔しい結果で


それが 逆に、すごくよかったなあって。


ダメだ、ちゃんとやろう!と思い直して
今日中に もう一度つくりなおして、
講師の人と教授に見てもらったんだ。
講評のコメントを参考に、文字組もちょっといじって。


印刷ミスで写真がほとんど見えなくなっちゃってて
でもそれがわかりながらも、組み立てちゃった自分がいたのを知ってたから
すごくいい授業料になったし、
もう一度つくりなおすことで、いろんな発見があった。
個別にチェックしてもらうことで、
教授や講師の人にもいろーんなこと質問できるしね!


やっぱり、一度痛い目みないとダメなんだなー。

すっかり暮れた紺色の空をあおぎながら、
音楽も聴かずにゆっくり一歩一歩踏みしめるようにして帰った。


良い一日だった。

まあもう一度つくりなおすんだけど。

あと、大学に携帯忘れたけど。


オトギ

at 22:19 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

藍色の不安

FOR WORLD


気づけばこんな時間になってしまっていて、
意味も無い不安にうわあーーっと頭をかかえてしまいたくなる。
なんか今週こんな感じだな
ストレス週間なのかしら


いつでもどこでも「課題」って言ってるのは美大特有だよね、って話を友人とした。
他の大学なら、テスト週間ってものがあって、
大学に休日を拘束されるのは、ざっくり言えばそのときだけなんだよね。

でも美大はちがうからなあ。
いちばん大事な「制作時間」は、自分でつくらなくちゃいけない。

まだそういうリズムに体が慣れてなくて、
直前にばたばたして寝る時間を削っちゃったりする。

一日がかりで作品をつくったりして、
「今日はずっと課題やってたなあ」って思って、
なんとなあく 薄い不安につつまれたりする。


意味も無いふあん。
帰り道に見た 藍染めの衣みたいな
嘘みたいなブルー。

頭上にできた雨雲をふりきって、絵を描いてみたりする。
本を読んでみたりする。
でも、ダメな時はダメ。


多分また、いろんなことを同時に考えすぎてるんだろうなと思うけど
学生って身分を言い訳につかいたくないから
もうちょっと考えていたいんだ。


オトギ

at 23:02 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

よりみちしたいときもある

FOR WORLD


えびふらいが食べたくて、スーパーまでひとあるき。

ほんとは自転車で行ったほうが速いけど、
でもなんとなく歩きたい気分だったから、
てくてく歩いて行った。

はあー。けだるい。


気分転換すればちょっとは楽しくやれそうで、
でも進んでやりたくはないことがひとつ、ふたつ、みっつ。
歩きながら数えてみる。


歩いてみると不思議なもので、
一歩進むごとに頭のなかは軽くなるような気がする。


帰り道は、大通りから逸れて
線路沿いの人っけのない道を歩く。

公園で展示の雑務をちょっとして、
最近見つけた竹やぶの散歩道を ゆっくり。


やっぱりまだ、ちょっと気だるい。


でもレジ袋には食べたかったエビフライが入っていて、
さっき家に着いたときよりも、
あたまのなかは軽くなってる。


オトギ

at 22:47 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

90分授業

FOR MUSABI


90分授業ってさ、長すぎると思うんだよね。


暑くなって気だるくなってきたから、そんなことを悶々と考えてたんだけどさ
やっぱ、長すぎると思うんだよね〜〜〜。

最近講義中上の空でさ
今日は選択必修の授業があって、
映像編集のやり方をレクチャーしてもらったんだけど
ぼーんやりしてしまった。


小学校から上の級にあがるにつれ、どんどん時間ってのびるけど
なんでも長ければいいってもんじゃないじゃん?

やっぱり、つかれるじゃん?

ていうか、教授もずっと喋っているのはつらいのか
2限つづきの授業の中間で、20分休みとったりしてるし
やっぱり、長いんじゃない?

・・・・と思って便利なインターネットでぐぐってみたんだけど、
そうなんだ・・

人間の集中力の限度が90分なんだ・・・

で、「その90分から削った分の時間をどこで補うのか考えてみろ、
長期休暇を減らすぞ?」と書いてある。
「そもそも110分授業の大学もあるが?とまで書いてある。」

・・・・・・ふ〜〜〜〜〜〜ん

安易に減らすのはよくないってことね!


・・・・・・なんにでも理由はあるんだな!(遠い目)


オトギ

at 22:52 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

妖怪

FOR MUSABI


暑くなって来たので怪談を読もうと思って。

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昨年からずっと、本棚の置物と化してた本を引っ張りだして来たぞ!!

京極先生の知的で含蓄ある文章が、今のモヤアッとした気分にちょうどよくって読みやすい。
今日も移動時間にパラパラとめくっていた。
そういえば、山手線2周 まだやってないなあ。
きちんと落ち着いて、読書がしたい。
文字をごくごく飲むように じっくり本を読んでいたい。

ムサビの図書館に こういう文芸の本もいっぱいあればなあ
わがままなのは、わかっちゃいるけど
図書館に物語が無いのがなんだか違和感。


オトギ

at 23:18 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

土曜日はアンニュイ

FOR MUSABI


土曜日の夜ほど心安らかな時間は無いね・・・
はしゃいでケーキ食べちゃったりするし、
いつもより愛想いいから喫茶店のおじさんとのおしゃべりもはずむね。

さいきんの土曜日の朝が憂うつすぎて・・・
なんかまたカオスの海に乗り出してるテクスト研究と、
難易度が高すぎて、戦いの時間と化してるフランス語が僕の胃を痛めつけてくる。
負けない・・・・・


ところで僕の周りでは風邪が流行っている。
声がかすれた友人がローラのものまねを披露し、
喉を酷使した一発芸をみがいていたのは記憶に新しい。

というか僕も風邪引いた。
しかもその風邪が4日前からずっと治らない上に、
この前指先をサクッとカッターで切ってしまって・・・
ゆびさきの包帯をツルッとはずしたくてムシャクシャしている。


前期ももう半分おわって、祝日の無い6月がやってきた。
疲れがたまって、みんなが体調を崩し始めたここらへんが おそらくは山場だ。
貴重な休日の使い道を夢見ながら寝るとしよう。


オトギ

at 22:58 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

憂うつはいつも

FOR WORLD


ちょっとせつないものが好きだ。


子どものころ、女の子の笑顔よりも、
泣きそうな顔やキッとこちらを睨んでいるような顔がすきで
そういうものばかり描いていた。

そんなものを描いていると「なにか悩みでもあるの?」と聞かれるけど
残念なほどそんなものはなくて

むしろ、何も悩みがないことがコンプレックスだった。

もしくは、そんな平穏さをいつも憂いていたのかもしれない。


物語やドラマに見る主人公は、きまって心のうちに「何か」かかえていて、
それを機転にしてあらゆるものごとが動いていく。
それがうらやましかった。


今思えば、台風の目の中にいたのか
あるいは、部屋の中でしずかに嵐の音を聞いていたのか


僕にはわからないけれど

でもあのときの さみしさのような いらだちのようなものが
古傷のようにずっと心には残っていて
耳鳴りのようにして僕にしのびよるときがある。


そんなとき、
体の中のどこかが痛むような うずくものが見たくなる。


ちょっとせつないものが好きだ。


オトギ

at 23:40 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)