リアルなムサビの日常を
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KOTOKO
FOR MUSABI
どうも〜〜立ち直りの早さに定評のあるオトギでーす!
なんかめっちゃくちゃ元気!
昨日の夜、高校時代のお知り合いとご飯を食べる流れになったり、
帰って来て深夜友達の家にお菓子食べに押し掛けたり、
今日映画観に行ったりしたら まるで憑き物が落ちたかのようだ!!
人と話すと、自分というものの輪郭に触れることができて
本当に助かるなあ、って。
いや〜落ち込むっていいわ〜〜スッキリだわ〜〜〜
ほんと、いろんな人が僕の話につきあってくださって 感謝感謝・・・
こうして日記を読んでくれる人がいることにも感謝だ。
そんなわけで、KOTOKOっていう映画の感想を書こうと思うんだけど
チャチなホラー映画よりも震えがとまらなかった・・・・・・・・
歌手のcoccoさん初主演
「世界が2つに見える」シングルマザーの物語・・・。
強迫観念からくる幻覚作用、生きるための自傷行為の表現が容赦ない。
休む間もなくとにかく攻めて、攻めて、攻めてくる。
ああ、やっと和やかなシーン!と安心した途端につきはなされる。
説明や休憩が無い。演出の連続に息をする間もなかった。
そして、ときおり挟まれる琴子の歌声、ダンス、語りが 体が浮くほど美しい。
まるできついジェットコースターを10回連続で乗らされたかのような
中華街のバイキングを3回ハシゴしたかのような
カラオケで夜通し演歌を歌わされたかのような
そんな映画でした・・・・・・・・・
※上記したたとえ話はただの妄想であり、実行したことはありません
予告動画をここに貼るかどうか、10分くらい悩んだけど、やめとこう。
とんでもないヒステリックさと、容赦ない暴力表現に何度も目をつむってしまったから・・・
この映画は、とても人には薦められない。
90分間ずっと体に力が入ったまま固まっていたような感じで、
映画館を出てしばらく、脱力のあまり友達と大して話ができなかったくらい!
「1人で観に来なくてよかった・・・」
「ほんとだよ・・・」
「はは・・・」「はははははは」
渇いてたね、笑いが。
とんでもないものを観てしまった気分
ああ、でも なんていうか
coccoさんは本当に、芸術するために生まれてきたかのような人だなあ と
そう思った。
迫真の演技。これほどこの言葉が似合う映画は無いのでは。
終盤まで、これが映画だということをすっかり忘れてしまっていた。
抽象的な 精神面を演出したときの映像の凄みがとんでもなかった。
だから、美大生として
ひとりの作り手として
観ておいて・・・よかった・・・かも・・・・・・・・
でも もう2度と観れない・・・・・・。
オトギ