ムサビ日記 - オトギ -

FOR WORLD

今日はどうも１日イライラから抜け出せなかったから、
本屋で思いっきり買い物してきちゃった！！

本屋さんって　なんであんなに落ち着くんだろ。

みさおとふくまる
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これすっごい癒されるよ〜いいよ〜〜

ずっと「よさそうだなあ」と思ってたんだけど。
なんか「今だ！」と思ったから今日買って来た！
１５００円って、写真集だとかなりお得なほうじゃない？

おばあちゃんのみさおさんと猫のふくまるの写真集でね
これがもう　すごーーーく　かわいいんだ。
２人（？）ともずっと一緒にいるんだ
寝てる時も食べてる時も。
寝顔がそっくりでね。ふくまるが時々ひとみたいに見えて来ちゃう。
こんなに素敵な写真集に出逢えて嬉しいな。

なんかいいなあ

僕、ペットショップ・・・っていうか、「ペット」って概念がすごく嫌いなんだけど
こういう動物とのつながりかたもあるんだなあ　いいなあ〜って思っちゃった。

オトギ

FOR WORLD

深緑のセーターと淡い紫の羽織の合わせがひどく気持ち悪いことに気づいたので、
さっさと脱いだ。

できれば思い出すより思い出される人でありたいけど
今日ばかりは贈り物や手紙を読み返す日に宛ててしまいそうで、すこしうんざりする。

やれやれ、しくじった。

できないことも恥をかくことも、今までだって何度もあったのに
まだ落ち込めるみたいで、その都度動揺する。真っ白になる。

夜の雰囲気も相まって、過去のひとつひとつが僕をちくちく刺してくるようになってしまった。

なんて、なんて質（たち）がわるい夜なんだ！

手紙も書きたくないくらい嫌いな人が僕にもいる　あなたにもいる。
寂しさや憤りだけを置いて旅立ってしまった場所が在る　今もそこに。ここに。どこかに。

奴らはどこかでじっと息をひそめ　僕らの息の根をとめる隙を狙っている。

どこにもいかずに　ずっと後を尾けてくる。
いつか迎え撃たなくちゃいけないんだろうな　いつか。
それは今かもしれない。そう思い続ける。
ひとつひとつ確実に仕留めていくしかない。
今こないものはいつかくる。いずれくる。必ず。
それなら痛い思いをするのは今で良い、そう思わないか

ありふれた慰めの言葉をかけてもらうためじゃなくて
ただ幸福のために嘆きたい。
憤っていたい。
苦しくても痛くても悲しくても、いいから。
誰かの涙を拭うために泣きたい。
君の苦しみに寄り添うために苦しみたい。
それだけが本音なのだと信じて胸をはりたい。

どうあがこうと届かない人には届かない
できないことはできない。
でも　それすらも、あがくことなくしては解らないじゃないか。

言い訳するなよ。

オトギ

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コンビニで見かけて、また衝動的に買っちゃった。
Gokuriのピーチ。

Gokuriってなんでこう、パッケージデザインがおいしそうに見えるかなぁ・・
「水色」なんて、大して「おいしそう」と思う色じゃないはずなのに、
すごくかわいいし、パッと見て「ほしい」と思っちゃった。

よーく見るとね、ハートマークがあるんだよ。
バレンタインとかけてるのかな。

あ

桃をハートに見立ててるのかぁああ！そっか！
だからこの時期に桃なんだね　わあ　すっきりした・・・！！

ちょうど昨日　お風呂で急に「こんな季節に桃がたべたい・・・悲劇だ」と思ってたから、
なんか異様においしく感じたし・・・

Gokuriいいな。

オトギ

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美大日記のオフ会関連の記事がすごいおもしろい〜
ムサビ日記のオフ会でマイペース１２０％だった手羽さんが翻弄されてる〜あはは
友達いっぱい連れて手羽さんとこ行って困らせたい。あはは

出逢いの形って色々あるねえ

僕は相変わらず朝から晩まで渋谷でお仕事させてもらってるんだけど、
めずらしく今日は同い年くらいの人とご飯を食べてね　すごいおもしろかったんだ！

その人は僕の先輩なんだけど、仏教の大学に行ってる方なんだ（※今日はじめて知った）
サークルもさ「禅」のサークルに入ってるんだってよ！！
もう　すごい食いついちゃった・・・・ランチであんなに興奮すると思わなかった・・・
ムサビだと、構内には美術館があるのがトクベツだけど
先輩の大学の構内にはお座敷があるんだって〜〜〜！

もっと色んなお話聞きたかったなあ・・・
また会えるかな　
来週からはオフィスじゃなくて外回りのお仕事をさせてもらえるらしいから、会えないかもなあ・・。

バイト先の人たちはみんな、僕と違ってきっちりスピーディーな人たちだから、
なんかこう　おしゃべりする度にジェットコースターに乗る時のようなスリルを味わってたんだけど
やっぱり　じっくりお話できると楽しい・・・
僕、自分と考え方とか習慣の違う人すごい好きなんだよねえ・・・

最近は大学に慣れてきたせいかな
春休みになってアルバイトをはじめて、そこで逢う人たちと
こういう大学の話とか、普段の趣味の話とかするだけでも充分刺激になるからびっくりする。

刺激っていうか「あっ違うんだ」っていう【ズレ】をおもしろがってるんだろうな

大学だと逆に「えっ！？一緒なの！？？」ってなってるから。

出逢いの形って色々あるんだなあ

オトギ

FOR WORLD

帰り道　駅の改札を通るすこしまえ
こうばしい　おいしー香りがふわっとして
引き寄せられるようにお店に並んだ。

買ったのは、ちっちゃいシュークリームとガトーショコラ。
疲れちゃったときは、甘いもので自分を甘やかすことに決めてる。
それでね　袋に入れてもらって、電車に乗ってる１時間　
ずーっとお菓子のことを考えてた。あはは

それでさ　食べ物っていうのはすごいなあ　と思ったよ

「買おう」と思って並んで、
買うものを迷ってる時は、おいしさを想像してわくわくして、
買って持ち帰る最中は、その重さにふふふと思って
いざ食べて、食べた後の「おなかいっぱい」なときは元気になったように思っちゃう。

母さんの手料理や、友人の作ってくれたお菓子を食べると「優しくされてる」気がするし
大学生になって、誰かにご飯をご馳走してもらうようになったけど、
そういうときは、「歓迎されてる」「認められてる」ような気分になるし
人と集まって大勢で食べ物をつついてると「親しくなった」ように思う。

この前僕の家で紅白鍋というのをやったけど（トマトと豆乳で）
クレープで色々巻いてたべちゃう！とか
いろんなスパイスでカレー会　とか
大学の子たち、いろいろ食べ物で企画してて「ああそういう遊び方もあるんだあ」ってびっくりした。

食べることは生きてくことで
一緒に食べることは、何かを許し合うってことなのかもなあ

オトギ

FOR WORLD

何かを「すべき」だという焦りと
何もかも「やりたい」という憧れを見比べながら
僕たちは夢も見れずに起きている。

なるべくならつらい思いをしたくない　なんて
そう思っていたこともある
ふとそのときの気持ちがよぎって立ち止まる日もあるけれど
でもそれは　「本音」とはすこし違う
もう違うんだ。

しあわせを増やしていこう

そもそも　本来はこうだ　ああだ　なんて言い合うのはおもしろいけど
それにばかり　とらわれないで
君と僕の毎日に転がっている、痛みや苛立ちに名前をつけては
「それでも」と強がって
いつかそれが本当になる日まで信じて過ごしていこう

もしも君が信じてくれるなら
そこで待ち合わせしよう。

何でも話してくれていいよ
おいしいお茶でも飲みながら、日が暮れるのを待とう。

オトギ

FOR WORLD

今バイトが終わったので渋谷からこの文章打ってるよ こんばんは!!

いやあ こんな時間に帰るのは久しぶり…
今日はなんとしても目標に達したくて10時間粘った…
粘れる自分で良かった…

人より不器用だから、そのぶんを根性で補わなくっちゃ！

あ〜もっとできるようになろう！

みんなもお疲れさま！

オトギ

FOR WORLD

締まりの悪い気分で　駐輪場に自転車を置いたら、星が見えた
仄かな仄かな光で　点滅するように、夜空で揺れてた。
息を吐いたら白かった。
僕の息がゆっくり　墨のように黒い夜空の中に溶けて消えてっちゃう様子を横目に見て
音を立てて階段を登った。

ブーツやハイヒールのたてる、キリの良い音が好きだ。

僕は気分に合わせて靴音を立てたり立てなかったりする
気持ちに筋を通したいときには音を立てて歩く。
からだ中の力を抜いてしまいたいときにはできるだけ音をさせずに歩いていく。

早く帰りたいけどどこにも行きたくないような
そんな気分で帰ってきて　
何か食べたいけど何も食べたくないような
そんな気分で食べ物を買っても
星粒の１つ２つで僕の機嫌はとれてしまうことに安心して

靴音を立てて歩く
ドアを開ける

つめたいつめたい僕の部屋で　今日も眠りにつき、明日には目覚める。

オトギ

FOR WORLD

綺麗な牡丹雪が、ためらうように降ってた。
「降る」という言葉が少しふさわしくないように思えて、
少しのあいだ　空を見上げて迷っていたんだけれど
あれは「舞う」という表現が正しいんだろうな　とひらめいて
ああ、なんだ　ありきたりな言い方じゃん　とにがわらいした。

でも、そんな風に　ありきたりな言葉のあて方にすっきりするのは
そんなに悪いことじゃなくて　むしろ心地いいことなんだ。

今日は少し気持ちがくたびれて、帰り道もどこかぎこちない心のまま
ゆらゆらと歩いていたんだけど
ふと気づけば大きな雪の群れに巻き込まれていて

つまんないビルも　汚い道路も　寒さにしかめられた誰かの顔も
何もかも真っ白に埋まっちゃっていて　気分がすっと軽くなった。
こんな言い方は少し乱暴だけど、とても　気味が良いやと思えたんだ。

多分あの場所にいる誰より、僕は雪の降る夜道を祝福していた。
そういう瞬間　僕はたいてい、その嬉しさを独り占めできることのほうが嬉しいんだけど
今日はなぜか　この嬉しさを誰かと共有できたら素晴らしいと思った

こんな雪のふる歩きにくい道の中を
ただ黙って並んで歩いてみたい。

濡れた袖や、靴底に染みる雪の感触を知りながらも気づかないふりをして
お互いの顔も見えないようなくらい暗い道の中を
いつか誰かと歩いてみたい。

オトギ

FOR WORLD

今日はやっと！ムサビの卒展に行ってこれたよ〜

手羽さんが「朝から言った方が良い」ってあんなにアドバイスしてくださってるから、
「よし！！早起きするぞ！！」
と思ってたのに、
もうこれ以上ないくらい　ねむくって！
結局僕が起動したのは午後からだった・・・。

ということで、大して時間もとれなかったから
ガーッと歩いてみたんだけどさ

デザイン科に関しては、デ情に心ゆさぶられちゃった・・・

基礎デ：知的
視デ：鮮やか
空デ：華やか

で、その全部を踏襲するのがデ情！！
という気がした・・・・・。

基礎デの、対象を研究しそれをアートやデザインとして昇華する力
空デの、空間をつかった大きさや華のある説得力

を踏まえ、そこに「情報」の新しい可能性を見せつけられたかんじ・・・

デ情いいなあ

なんか他の科のいちおしを見逃したのか！？ってくらい
９下のデ情にもってかれた・・・・。
見逃したのか？

あと、エミュウの横にお店できてた。

すごいびっくりした。

感動で涙でるかと思った・・・。
色んな木材をつぎはぎした、パッチワークみたいなデザインで、
一見すると秘密基地みたい。
中に入ると洒落たカフェみたいになってるんだ。
小物のひとつひとつもてづくりらしくて。
木の机に樹脂か何かで固めたのかな？スーパーボールが入ってるのが透けて見えたり。

すてきだったぁああ

いや、つくり途中のときから「わー！すごいね〜家がたってるよ〜」
って友達と言い合ってたんだけど、

「あ、中にも入れるんだー」
くらいにしか思ってなくて、室内があんなに凝ったつくりだったことに感動したんだ・・

ああいうの見せられちゃうともうたまんない
先輩おつかれさまでした！！
すごい楽しそうでした！！　　ってここに書いとこ・・。笑

あのさ
小さいものには小さい良さが
大きいものには大きい良さが
少ないもにには少ない良さが
多いものには多い良さが

あるとは思うんだけど、
伝えたいことの「説得力」を増すためには、
時間もお金も労力もセンスも　たっぷりあったほうが僕はいいし、
好きだなあと思っちゃうんだよねえ。

あーおもしろかったあ
素敵な大学だなあ

オトギ

FOR WORLD

まだバイト始めて４日しか経ってないんだ！
うわあ　密度が濃すぎて、１週間くらい経ったような気がしちゃう
４日目にして、なんとか形になってきたよ・・・・・
具体的なことはもっと後になったら書くと思う

ひとまず！！

初日の倍速で作業できるようになりました！

あああ良かったぁぁぁ
これで、「諦めなければ何事も上達する」という台詞が僕にも言えるよ・・・

どうしてそうなったのかって言えば、
意地でなんとかしたのさ！！！

打ちのめされ悔しがって帰り、家で資料の整理と自分用のマニュアルつくって
わからない専門用語調べて覚えて、１時間前には渋谷に行ってご飯食べて肚を決めて・・
やれることは全てやってる！！あー本気だって気がする！！

なんだろう　この身軽さは。
ひさしぶりだなあ　ちゃんと「楽しい」ってきもちになるの。

全力でお仕事してるとご飯がおいしいよね。
あと、休みが嬉しい。
だらしなく過ごしてた日より　ずっと。

ほんとはさ
暇つぶしのためのインターネットも、時間をやり過ごすためだけに聴く音楽も
いらないんだよ。

生きてればそれだけで、充分誰かとリンクしていられるし、
刺激を感じていられるんだから。

感動するための覚悟をする、それが鍵なんだ。

オトギ

FOR WORLD

Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2012年 02月号 [雑誌]
	マガジンハウス 2012-01-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools

この雑誌おもしろい！！
こんな生活のしかたがあるんだぁーーーすてきだーーって思う。
インテリア系の雑誌なんだけど、＜THE 実用＞って感じじゃなくて、
写真集みたいな気分で見れる。こんな物語の中みたいな空間に住めるんだなあ・・・って。

以前からこの雑誌は図書館で見かけて気になってたんだけど、
今日初めて買った・・・・！
この前の号の、秘密基地みたいな表紙のやつも素敵だったなあ　買おうかなあ

今号は「シェアハウス」の特集で、
大人数の人と贅沢な空間で暮らす方法がたくさん紹介されてた。
知らない人と暮らすなんて、僕は考えられないんだけど・・・
なんだかいいね

今まで特に理由もなく遠ざけていたもの。
なんとなくわかった気でいたもの。
そういうものをもう一度、心をこめて「わかってみよう」としてみると驚きがある。
感動する！

よーし　今日は不動産のページ見て寝るぞーーー

オトギ

FOR WORLD

今日も夜空は真っ黒で

無心で電車に立ち尽くし、ただ目を閉じて人の気配が減るのを待ってた。

どこにいても　思い知るのは力不足で

何をしても　伸ばした手を見てもらうことは難しい、なんて言ってすねてる　ような。

そんな身勝手な夜だろう。

そうやって過ぎて行く日々だろう。

誰かが言葉に結んでくれただけの悲しい台詞は今日も溢れてるし、
そういうものにばかり救われちゃうことだって否めない。
でもひとつ、僕が経験を踏まえて確信をもって言えることは
「楽しい」と「ラク」を履き違えちゃいけない、ってことだ。

苦労と幸せをお皿に載せて、ほんとうに天秤がつりあうっていうなら、
せめて僕は、君のくれた言葉に見合う自分になりたい。
そこを見据えて走ってゆきたい。

オトギ

FOR STUDENT

人生で初めて、きちんとアルバイトをしてきたよ！！
僕がこんなことを書くと、旧友は「頼むからお客さんとか困らせるな」とか
心配してくれるんだろうな〜
・・・はは・・・
インテリア系のデザイン会社で働かせて頂けることに、なったよ！！

大学に入るとさ、その大学に直接求人がきたりするんだ
それで、僕ら美大みたいな専門的なことを学んでるとこには、
専門的な分野の仕事が求められる仕事がきたり　ね。

たとえば
・ペットの肖像画１枚につき●万円　とか
・絵の教室の講師で、月●万円　とか
・ゲームの開発のお手伝い　時給●円　とかね。

まあ、こういうのはごくごく一部にすぎないし、
交通時間とかを考えて、近くのスーパーやファミレスで長時間働く子の方が圧倒的なんだけど・・・。
ちらっと聞いた話だと、面白いのは写真家のアシスタント　とか、実家の文房具屋さんのお手伝い。
あと展覧会とかのイベントスタッフなんてのもあるね。
どれも面白そ〜！

僕は高校時代はバイトする余力も気力もなかったのでやらなかった。
で、どうせやるなら「とびきり変わったバイト」か、
「将来に活かせるバイト」がいいなあ〜と思ってて。

今回は２件申し込んだんだ。
今日やってきたデザイン会社さんと、あと葬儀社のアルバイト・・・。
後者は力仕事だから「やめといた方がいいぜ！！」って、
優しい目で面接官の人に言われちゃった・・・はは・・
現場、男の人と、がたいのいい主婦っぽい人しかいなかった・・だからやりません・・・

ということで、今日は面接に行って来たんだけど、
採用していただけることになりまして、そのままさっきまで実地で・・・
いろいろ教わったんだけど・・・

もう、すごい！！！

こんなに、こんなに無知で、力不足だったなんて。
詳しい事はまた後日、書かせて。
とにかく今はこの気持ちをちゃんと書き残しておきたい。

色んな事ができるようになりたい。
今はついていくのでやっとでも、１ヶ月後には雇ってくれた人に喜んでもらえるようになりたい。

何度でも言うけど、口だけじゃダメなんだ。
僕はまだまだ自分の言葉に追いつけてない。
ダメなんだ。
でも、それが最高に嬉しいし、楽しい。
この春休みは、僕にとって絶対に特別なものになると思う。
いや、違うな。特別なものにするんだ。
下手でも、迷惑かけても。
ちゃんとその分の恩を返していけると信じて、やらなくっちゃ！

ということで、「習慣」をもうひとつ追加することにしたよ。
インテリア　にふれること！

不動産のホームページを見るなり、雑誌を最低でも１冊パラ読みするなりして、
少しずつでも、じれったくても、確実に１つずつ専門的な知識をつけよう。

うわーーードキドキするよーーーーーできるかなあああ
でも、自分のことも信じられないで、
何が信じられるんだよ〜〜〜
がんばれ！！

オトギ

FOR WORLD

なんだか味気ない夜だから、小説でも読んで寝よう。

今日は道に迷ったりして気分が台無しになっちゃったから、
さっきまで夕飯も食べずにしゅんとしてた。
僕は機嫌が食事にあらわれやすいのかもしれない。

以前、「食欲は“生きたい！”ってパワーと同じところから出てる」
みたいなことをどこかで言ったんだけど、
なんかやっぱりそういうことなのかもしれない。

そういえば、母は僕が元気が無いときには
「ご飯を食べれば元気になる！」と呪文のように言っていた。
（実際何か食べると体がついてくる気がするのがふしぎ）

あと、考え事もせずにじーっと目を閉じて、
外の音を聞いてみるのもいいかもしれない。
そういえば、子どもの頃、
地面に耳をあてると、土の中を通り越して　反対側の国の人の足音が聞こえると信じてた。

なんとかして休もうとしてるのに、
結局僕は僕の想像力に頼っちゃってるのがなんだか不思議。

オトギ

FOR WORLD

洗濯物もきちんと乾かない、冷めた一日だったね。

僕は今日、友人と映画を観に行ってきたんだけど、
移動中ずっと２人して「寒い寒い」言ってたよ。
２人とも長野出身なのに・・・

あ〜　もう寒いのにも飽きてきちゃったし、
そろそろあったかくならないかな〜

春のことを考えると楽しくていいかもね。
やわらかい色のワンピースを買ったり、
外でひなたぼっこしたり。
そういえば冬になってから夜の散歩してないや
もっと歩きたいなあ

ただ、今日帰り道空を見上げても、
澱んだ灰色しかなかったけど。
それがちょっと味気ないね
寒い寒い夜の道は、自然と足も速くなって
ゆっくり考え事をするのもままならない。

もったいない！！

もっと寒いことを楽しんだり、あったかいことを考えたりして
ゆったりしよう〜〜

それにしても、部屋さむいなあ・・・・・
みんなはどうぞ、あったかくして寝てね。
僕は映画の余韻を楽しんでクスクスしてから寝ます〜

オトギ

FOR STUDENT

センター入試で頑張って来たみなさん、おつかれさまでした。

僕は昨夜から明け方まで、友人と美術界の闇について語り合っていたので、
さっきまで、ずっと　うつぶせになってぼんやりしていました。
うわー　明日のまちあわせ起きれるかなー　うわー

今日はいつもより謙虚な気持ちなので、ちょこっと敬語で書きました。

はい、ということで！！ということでもないけど！！
入試に行った皆は、そんな僕とは打って変わって
密度のたっぷり詰まった一日を過ごしたんだろうね。

ほんとに、おつかれさま。

結果が出てからも、あれこれと言われたりすると思う。
君の正しさやだらしなさについて、
勝手に○×をつけられる日々はずっと終わんない。
でも、今日のところはぐっすり寝ていいんだよ　おめでとう。

ふりかえって
「あの日はがんばれた」
「あの日にさえ怠けなければ」
って思う事もあるだろうけど、
何度その時間を繰り返しても、同じ事をするだけなんで、
そんな計算もしなくていいよ。

力がみなぎってるときの精一杯と
疲れちゃってるときの精一杯は違うもの
その日はその日の精一杯をやれたでしょ。
それならさ、胸をはって「頑張った」と言おう

好きなことに患うような日々とは、しばらくおさらば。
君はよくやった。
君の精一杯にできるだけ正しい結果が伴いますように
きっと君のことを好きなひとが　そう願ってるような　そんな夜だろう。

みんな　おやすみ。

オトギ

FOR MUSABI

春休みがやってきた！！！

ということで、テストの終了したムサビ生のみなさん、
おつかれさまでした！

今日はいきなり、基礎デのたくさんの子と会えて話せて嬉しかったや〜
ひさしぶりに会うときに話すことって、まあ色々あると思うんだけど、

開口一番

「年賀状出せなくてごめん！！！」

ってパターンが多くておもしろかった〜〜〜　あはは

〆切守って来年の課題がんばろう！！
僕も年賀状書いて年越ししないようにがんばる〜〜

バイトをやるひと
展覧会に参加するひと
海外に旅行に行くひと

みんないろんな予定をもってるし、
僕もあれこれ計画を経てて動き始めてる最中。
ああ、なんだかいいなあ
「やりたいことができる」っていう　お休みの気配。

僕もこの数ヶ月を大事に大事に過ごそう。

ひとまず、来週は卒業制作展があるわけで！
それは絶対に見たいなあ。

今日もね　屋外でカナヅチをカンカンやってる先輩がいて、

見ててわくわくした。

先輩方、体調にお気をつけて頑張ってください。
明日もセンターの人、今日はゆっくり休んで、明日も余裕で臨んでね。

それじゃ　おやすみなさい！

オトギ

FOR STUDENT

明日はセンター試験って、みんなおしゃべりしてるから、
「センター試験ってどんなものなのかな」って、想像したりしてみた。
何せ、高校も大学も推薦で入ったものだから、
筆記試験というものが、どんな風に緊張するのか知らないんだ。

僕は今日論理学のテストを受けて来たんだけれど、
テスト前に参考書を開いたりして、そわそわする数秒間がちょっと苦手なことを思い出した。

僕は、試験前こそリラックスしたほうがいいんじゃないかって思うよ。
移動時間でぼんやりしてしまったり、
試験直前に退屈そうに鉛筆を転がしてみたり、
余裕の自分を確かめてみるのもいいんじゃないかな。

あんなに頑張って来たんだから大丈夫だよ。
むしろ、あんなにやってダメなら、縁がないんだから、
未練も無いじゃん。
直前くらい頭の中をすっきりさせて、闘う準備を整えるのもクールじゃない？

僕は、公募推薦のプレゼン前にはカンペもなんにも見ないで、
日記書いたりしてた。
そうやって、
なにもせずに　じいっとしてるとね、
だんだん　愉しみになってくるんだよ。
空気がすっと澄んで来てね、自然と背筋が　のびるんだ。

オトギ

FOR WORLD

テスト勉強しなくちゃ、と思いながら、
つぶやいたりメールしたり手紙の返事を考えたりしてるので、よくない。

生活がはかどっていない！

と思ったから文章書きに来た。

試験の事を悪し様に罵るのは聞き飽きたので、僕はテスト楽しいって書いておこう。
こんな風に努力しないでも、僕は小中高と試験期間というものが好きなときもあったはずなんだけど。
理想的な生徒じゃないから、ちょくちょくイヤになってさぼったりはしてたけどさ。
「なくなってほしい」イヤさじゃないんだよなあ。

試験期間中のトクベツな空気は好ましい。

誰もが何かに焦らされたり追いつめられたりしている気配。
シャーペンの滑る軽い音。いつもより静かな校舎や、慎重に整えられた教室。
目の前に差し出されたまだ真っ白な紙は、時々親切そうにも見えるけど、急につれなくなったりもする。
教官が退屈そうに読んでる本の表紙を時々盗み見したりするときに感じる、憎ったらしい気分。
頭の中にあるものを全部搾り取られちゃうような感覚さえ、
嫌いになるには刺激的で清々しい。

とは言え、大した準備せずに迎える試験ほどキツくてヤなこともないから、
おとなしくお勉強しよーっと。

オトギ

FOR STUDENT

「東京事変」解散と聞いてびっくりした！
ブログじゃあんまり音楽の趣味について書かないようにしてるんだけど、
好きでよく聴いてるんだ。
歌も良いけど、このバンドは見てて「デザインされてる」と思う。
ロゴとかプロモーションビデオとかライブとか・・・
すっごい考えられてて、無駄がない感じ。

たとえば、これはTwitterで回って来た情報の引用なんだけど、
東京事変のアルバムは「大人（アダルト）」「教育」「娯楽（バラエティ）」
「スポーツ」「大発見（ディスカバリー」と、すべてテレビのジャンルを名前にしてたんだよね。

そこにきて、最後のミニアルバムが

color bars
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番組がおわったあとに流れる[color bars]

うわーーーかっこいいーーーーー！

解散することじたいにもびっくりしたんだけど、
その解散のあざやかさに痺れた。

あとさ、
ニュースから声明を読んでほしい。

林檎さんのコメントが、「能動的三分間」って曲の歌詞、
たったの３行の引用ってところがまた・・・！

この曲の発表当時、最後の英詩がとても意味深で「解散が近いんじゃないか」ってウワサがあってね。
「ああこの歌はきっと、この人たちが解散したり、
たとえばこの時代が終わって、メンバーが誰もいなくなってしまったときでも
より一層響いてくるような仕組みになってるんだなあ。
ハッ！！　むしろ終わることで完成してしまうような歌をつくったのか！！
冴えてる！！！」
と勝手に考えて感動した事を思い出した。

ともあれ、このバンドってみんながみんな
とってもプロフェッショナルで、魅力的で、楽器で遊んでるみたいに楽しそうだったから、
解散しちゃうのかなしいなあ。

ライブ映像とか見てると、終盤なんかは汗かいてて、すごい消耗してそうなのに、
表情がもう、これでもかってくらいのイイ笑顔でさ、見ててたまらなくなるんだ。
あー、僕も何かつくりたい！！って気になってくるの。

林檎さんの歌声もパフォーマンスもぶれないし、
プロフェッショナルな男の人の中、紅一点なのが林檎さんってのもまたイイし・・・
・・・って、段々林檎さんの話になってきちゃったけど（笑）
（ごめん女性らしくてかっこいい女の人すきなんだ！！）

残念です。
でも、人気絶頂な中、あっさり潔く解散しちゃうところがまた素敵で、
惚れ直しちゃった。
聴いたことないアルバム、今度借りてこよ〜っと。

オトギ

FOR MUSABI

レポート提出のために、ひさしぶりにムサビに行って来た〜
（誰かに会うだろうと思ってたのに）知り合いには一人にもあわなかったけど（笑）
ひよっこの１年生にも、トラウマとしてしっかり根付いている「レポート提出の大行列」が
僕をちょっと憂鬱にさせてたけど、今日はとてもいい日だった。

※レポート提出時には、係の人にチェックしてもらわないといけない！
そのための列がもうテーマパーク並みなんだぁ。早めに行ったら全然待たずに済んだけどね・・・ほっ

僕はレポートは１つだけで、テストがこれから土曜まで毎日ある。

なんか、勉強たのしいなあ〜〜！
最近のんびりしてたから、「学ぶ」ってことがとても新鮮で、すごい楽しい。
倫理学と論理学は、ちゃんと「飲み込まなくちゃダメ」って肩に力がはいっちゃって、
ずっと手つかずだったんだけど、今日勉強したら楽しくてびっくりした。

やっぱり、「学び」は本来、生活を楽しくするためにあるものなんだろうなあ

新鮮と言えば、大学を歩くのも新鮮だったよ。
やっぱり、「美大生」ってちがうんだな〜
町を歩くのと、ムサビを歩くんじゃ全然違うよ
歩いてるお姉さんお兄さんが綺麗！！おしゃれ！！
寒空の下卒業制作をしている先輩方にしびれた！
なんか僕も、つくるぞ　ってわくわくしちゃう感じ。いいなあ〜

今まではよそよそしかったのに、今日大学に行ったら急に「帰って来た」気分になっちゃった。
いつのまにか居心地のいいところになってるんだね。

春休みも　大学に入れたらいいのになあ

図書館でぼんやりしながら、ちょっと思った。
でもいいんだ　
春休みは、外にでて
いろんなところに行ったり
いろんなことをするから。

オトギ

FOR WORLD

眠れない夜には、
誰かの話を一晩中聞いていたい　などと思ってみたりする。

こんなに寒い夜が続くというのに、年が明けてから僕は寝つきが悪い。
どんなに疲れてても目が冴えちゃうんだ。
それで、一度眠ってしまうと中々起きられないんだから、
なんだかとっても、損してる気分さ！

灯りを消して、

真っ暗な部屋の中

家の前を通る車やバイクの下世話な音が響くのを数えたりしてると、

・・・気が滅入ってくる。

考え事もはかどらないから、そういうときは遠方の友人のことなんかを考える。
「この前悩んでいたことはもう解決しただろうか」
「そういえば一緒に遊びたいと言われて、はぐらかした約束があった」
「あと手紙の返事も書かないといけない」
長いこと連絡をとりあっていない後輩や先輩のことを思い出す
恩師の顔や、ついでにいつかの同級生のことなんかも思い出してみるけど、
まだ名前を字にして書けるかどうかすらアヤシイ、なんて思う

そうこうしてるとなんだか、誰かの声が聞きたいなあなんて思って来ちゃう。

人の目を見て話すことが好きだ。
大勢でいるときには我慢している君の鬱屈や、
親の前では恥ずかしくていえないような夢物語、
まだ言葉にしたことすらないような秘密を、残さず黙って聞いてしまいたい。

どこから見ても自己中心的なその暴言も、
普段の徹底的な自分への厳しい仕打ちを見てしまえば許せてしまうし
珍しく荒れた声も、口だけじゃ終わんない君の前ではいっそ美しい。

誰もが「つきあいきれない」と匙を投げちゃうような、とびっきりひどい人の話が聞きたい。
それで「君は最低だ」と笑って、「お前もな」と返されたいんだ。

オトギ

FOR P&STUDENT

【美術にかかわりたい、と思った瞬間を知りたい！】ってリクエストいただきました

ので、
ちょっとかんがえてみた！

それはね、絵本をつくったときです！

もっと言うなら、その絵本を「これ大好き！」って言ってもらえた瞬間かなあ。

前にも書いたけど、僕は「美術ひとすじでいくしかない！」と確信できるような、
劇的なきっかけに恵まれなかったんだよね。
じれったいくらいだったよ。
だから、【あえてきっかけにするなら】という書き方になるけど、
これだと思う。

というか、「きっかけにするつもりでやったこと」ならたくさんある。

①そういう系のことができる高校に入る
②美術部の部長になる
③美術展の賞をねらう

ってかんじでね。

中学の時点で、なんとな〜く美術の仕事につきたい、と思ってた、って話は以前書いたね。
でもさ、
僕の血筋で美術大学を出てる人は、ひとりもいなかったんだ。

よって、

美術系の「職業を探す」ことはおろか、
美術を「学ぶ」にも　大層な障害が・・・もう目に見えて立ちふさがっててね。
なんとな〜く　じゃ美術大学にすら行けない！ってことがわかってたんだよね。

あーどうしよっかなーと思ってた。
美術の授業が多くとれる高校を見つけ出して、
そこに入れるようあれこれ画策はしたんだけど、
演劇部でキャッキャと遊んでたね。笑

問題は、大学だよね。

やりたいことを勝手にやる分には理由はいらない。
でも、人に夢を語るには理由と根拠が必要だ。

それならつくってみよう！

ということで、高校生活の３年間をすべて美術に捧げることにした。

自信がほしかったから。

「僕は美術に賭けるしか無いんだ」って言い切れる自分に【なろう】と思った。
あざといでしょ〜〜〜

まず、美術部に入部した。
僕の高校の美術部は、なんか顧問の先生とか先輩方ががんばってる、と噂に聞いててさ〜
入部したら噂以上だった。
美術部では面白くないやつは無視して、ひとりで毎日デッサンするつもりだったんだけど、
そんな暇なかったね。
そこの学年リーダー・副部長・部長をやったんだ。
まあなんていうか、長くなるから楽しい事しか書かないけど
心労で８キロくらい痩せた！えへ！

で、

個人で、てっとりばやく賞を狙った。
年に一度個人作品を出せるんだけど

①地区展→②県展→③全国展

と、その展覧会の審査で点をもらえるごとに、
規模の大きいところに作品を飾らせてもらえるんだ。

「全国展にまで出展できれば、僕も自分が信じられるかもしれない！」

って思った。

で、まあ１年のときは油絵かいて、無理で。

２年生が出展できるラストチャンス！
ということで張り切って初めての映像作品をつくり！！

美術が大嫌いになりました！！

もうやめてやろうと思いました。

あんなに死にたくなった事は無いね。
生涯で最も死にたかった。本気で。

まあ要は落選したのね。
県展までなら１年も２年も通過したんだけど、それはもう屈辱だった。

周りにも「全国展いってくれ」って言われてて、それもウンザリしたし
映像作品は見まくったけどどうも作品に活かせないし
やりたいことがわかんなくなっちゃって。
早いときは朝７時から放課後７時〜８時くらいまでいるんだけど、
アイデアでなくてずっと泣いてた日とかあったし
（でもまあ、笑顔で部活に顔出して部員に声かけて帰るんだけど）
出展する日の午前中すらひとりで学校の倉庫で泣いたし
（でもまあ、３０分くらいで膝を叩いて立ち上がって顔洗って放送室行って完成させた）

「僕には才能なんてやっぱりなかったんだ！」

と思った。

でも、そこで辞めなかった

それで、今度は、賞のためでもなんでもなくって、

「ただ、僕がものづくりをもう一度好きになるために、作品をつくろう」　

と思ったんだ。

それが絵本だった。

２年生のおしまいの、授業作品でね。

あんなにモノをつくるのが楽しいと思ったのは初めてだった。

僕の好きなものをすべてつめこんだ。
好きな絵とか服とかいろいろ引っ張りだして見てた。
本屋さんにも行って、好きだと思った本をなけなしのお小遣いで買ってみたり
図書館に行ってみたり、昔母さんに読んでもらった本を掘り出したりした。

ドキドキしながらつくって。

できた作品を、いろんな人に見てもらった。
みんな、大事に大事に見てくれて。

本気でつくったものを、心から「好き」って言ってもらえた。

そういう瞬間があったから、僕は受験勉強もなんとか耐え抜けたし、
美術大学に入っても胸を張ってプレゼンしたり、
リーダーぶったりできるんだと思う。

賞なんていらなかったんだ。

徹夜したときの眠さや朝４時の寒さ
ひとりでこもった部屋の息の白さ
先生に作品を見せに行くときのドキドキした気持ち
絵本を「見たい」と言ってくれる人の、嬉しそうな目

そういうものが、僕を美術にひきつけてるんじゃないかな。

だから、君が何に悩んでるのかはわからないけど、
もし美術への関わり方に迷ってるなら、つくってみたらいいよ。
「１０年後も本当に楽しめるかな」とか、考えないでさ。
目の前の作品のことが好きになれたら、明日もきっと楽しくつくれる。

【今日】と【明日】の積み重ねが、未来なんだから。

オトギ

FOR WORLD

東京に帰って来たオトギです。
といっても、今夜は家族がぞろぞろいるから、
あんまり帰って来た感じがしないや

やっぱり一人暮らしが性に合うんだよね
長野か東京なら、長野の方がいいのかもしれないけど
僕は実家だと甘やかされちゃうから駄目なんだ
楽だけど　刺激が無いと腐っちゃうようで。

いろんなことを思い出した
淡々と、その日のスケジュールをこなすだけで過ぎて行く日々には
できないようなこと。

小学校から中学校にかけてのことを思い出した。
そのとき出逢った人たちと話したから。
僕は昔のことを懐かしむことが嫌いだ。
嫌いというか、できない　と言ったほうがいいのかもしれない。
「あのころもよかったね」と大事にしまっておくのはいいけど
「あのころに帰りたい」と言うこと以上の屈辱はないと思う。
ただそのときに出逢えた人たちには、いつもいつも　感謝してる。

小学校から中学校にかけて。
あのころが生きてていちばん安全で平和で、
それで耐えられないくらい退屈していた時だった。
僕は基本的にどこにいても浮いてる（と当時の友人達には言われる）けど、
そのことをからかってくれる友人や恩師に恵まれたから、
振り返りたくない時代も特にない。
あのときの僕のことを思うと、すごい励ましてやりたくなる。
「ここまでこい！」って蹴っ飛ばしてやりたくなる。

いまが一番しあわせだなあ　と思う。

なんだかんだで、いつもそう思うんだ。
子どものときに比べて、なんてできることが多くなったんだろう

子どもというだけで対等に見てくれない人たちと、
目を合わせて話せるようになった。

子どもというだけで学べなかったことを、
いつだって学べる立場になった。

子どもの足では行けないところに、
好きなときに好きな方法で行けるようになった。

ま

意見の合わないひともいたし
つきあいきれないひとにもあったし

あっちこっち振り返ろうとすると、僕の「しあわせ」もつじつまが合わないんだけど。

これからだって、
自分のやりたいことくらい、叶えてやらなくっちゃなあ。

うーん
今日はどうも、調子がつかないんだ
色んな大人に会いすぎて、毒気にあてられてるのかもな

あー僕、「子どものときがいちばん幸せ」とか言う大人が大嫌い！
なんにしろ、
子どもに「大人になりたくない」なんて言わせちゃうような
ださい大人には、なりたくないもんだぜ。

オトギ

FOR WORLD

Bon soir!
知らない音楽をいくつも流しっぱなしにして、吐き気をもよおしてる僕です。
フランス語を使ったのは、そろそろ来週のテストが気になりだしてる所為。

ほんとうのところは　そんなものわきに置いて、
たわむれに、求人情報を見てはしゃいだりしてるけどね。
大学のアルバイト紹介サイトは、風変わりで素敵なんだ。何時間も見てしまう。

有り得るのかどうかわからない未来について考えるのが好きだと思う。
特に最近は隠居生活について考えるのが好きだ。
何十年も先のことなんてまったくわからないし。
だって、そもそも僕が存在するのかさえ不確かなんだよ！
そういうところに惹かれる。
いろんなわがままが利くのも好い
「山奥にログハウス建てる」とか
「道場つくる」とか
「からくり屋敷つくる」とか
何十年も後の僕ならかなえてくれるかもしれないじゃない？
忙しさに耐えられないときとか、退屈でたまらないときはそういうこと考えて遊んでる。

ちなみに今　後者ね。
退屈してきちゃったんだ。
妄想して遊ぶのもそろそろ潮時だし、
そろそろ何かつくったりしよっか！

オトギ

FOR WORLD

ふと思いついて外を歩いてみたら、
昨夜降りしきっていた雪が積もって、あぜ道も真っ白にめかしこんでた。

肌を削るように突き刺さる冷たい風すら、すがすがしく流れていく。
僕の足下から聞こえる雪を踏む音
雪解けのつめたい水が銀色に反射する瞬間、世界が真っ白に眩んで
田畑もコンクリートも家も空も、真っ白に塗りつぶされて
すべて僕だけのもののように思えて堪らなくなる。

何者かも知れない誰かや獣の足跡を辿るように歩いてくんだ。
迷いのない一本の筋の上を
背骨も軋むような１月の空の中を
何もかも死に絶え眠りについた、しずかなしずかな冬の道を。

わずらわしい約束も君のずるさもその瞬間は何もかもゆるされて
真っ白な雪の中に熔けちゃいそうで
なんだか嘘みたいに奇麗だと思った。

帰り道、傾いた陽が金色に濡らす雪の表面が、僕を嬉しくさせた。

オトギ

FOR WORLD

僕に限ったことじゃないのかもしれないけど
大人数で騒いでひとしきり笑ったあとは、
痛烈に芸術にふれたくなる。

年末年始は色んな人に遊んでもらってたせいかな
今　すごくすごく　色んなものを読みたいし、聴きたいし、観たいんだ。
空腹に似ている気がする。
思い切り走った後の喉の渇きでもいい。
とにかく何か美しいものを頭にとりいれたいんだ。

夜は短し歩けよ乙女
	森見 登美彦 角川書店 2006-11-29 売り上げランキング : 45862 Amazonで詳しく見る by G-Tools

これは発売当初からずうっと気になってたんだけど、
「今は読む気分じゃないなあ」って、書店で手にとってはしぶってたんだ。

このあいだやっと読むタイミングがやってきたから買って来ちゃった。
今読んでるけど、やっぱりおもしろいね。
洒落た表紙イラストとぴったりな、小粋な文章がすてきでわくわくする。

こういう気分は、なかなかやってこないんだ。
こういう時に見る者はすべて、そのまま栄養になって制作に影響するから、
暴飲暴食を承知の上で、あらゆるものに手をつけてみたい。
やるからには、おなかいっぱいになって、吐くまでやるぞ！！

オトギ

FOR WORLD

お正月といえばなんだろう？

おせち　お年玉　初詣・・・・
言いだせばいろいろあるけれど、
年末から僕達「びだいせい」の間で不穏に流れていた単語はこれだ。

そう

「年賀状」！！

「美大生になったからには、相手に【さすが！】と思われるものを出したい」

って子が大多数みたいで、みんな渋〜い顔してた（笑）
そう・・・年賀状はプレゼントであり、勝負でもあるのだっ！
僕はまあ・・・「龍描きたい気分だし余裕よゆ〜〜」と思ってたのに
年賀状プリントしながら年を越したよね！！
相次ぐトラブルに一時はあきらめたよ
深夜２時に白紙の年賀状を眺めて「無念・・・」ってつぶやいてたよ　あっははー

なんとか昨年着てた人と住所聞いてくれた子には出せたけど、
来年はクリスマスには準備できてて、
いろんなひとに住所聞いてまわるくらいの余裕がほしいね！

まあそんなふうに、みんなも苦労してたであろう（？）年賀状が続々届いております！
やっぱりなんか　美大生の年賀状にはこだわりを感じるよ
それで新年早々ちょっとくやしくなったりしてる。笑
でもねー意外と、
美術にかかわってない子の、オール手書き文字の年賀状に大爆笑しちゃったりするから、
年賀状って奥が深いや。

あったかい気持ちをありがとう。

オトギ

FOR WORLD

そういえばまだ天体観測をしていないな、と思い出した。
今日は雪が降っていた。
退屈な小説を読むのを促すかのように。

この家のよいところは浴槽が広いところだ。
バスタイムが楽しめるようになったのは、そういえばつい最近のことだ。
中学のころは、時間の無駄づかいとしか思えなくて嫌いだった。
勉強や制作に生活が圧迫されるようになってから、浴槽は休憩所になった。

思いだすように好きになることが最近多い。

年末年始なので、懐かしい人達に会う約束がいくつかある。
小学校からのつきあいの人と、中学校の集まりと、高校のときの同級生と。
僕さ、「再会」という言葉には魔力があると思うんだよね。
その人や、その人の背景に見える昔話まで魅力的に見えてくるんだ。

そういえば、星を好きな人は宇宙も好きらしいね。
「広大で予測がつかないから」だっけ？
小さい頃は星も月も大してどうでもよかったよ。
絵本のほうがずっと好きだった。

好きなものが増える瞬間は新しい出逢いに似ている。
僕は嫌いだったものにもう一度出逢うために生きつづけてるのかも。

そう考えると、生きつづけてるのってなんか素敵なことなのかもしれないなあ。

オトギ

FOR WORLD

新年のお慶びをMAUしあげます！

ということで、あけおめ〜〜。

パソコンたちあげて、ムサビ日記の皆さんの連帯感にびっくりしました・・・・
す　すごいや・・・
もう何がMAUで何がめでたいのか、よくわかんなくなってきちゃったぞ・・・

今年もよろしくお願いします！

君の身勝手でどうしようもない願い事が叶いますように。
僕も今年はひとはな思い切って咲かせるつもりです！
いっしょに、がんばろう。

オトギ