イマジネイション

FOR WORLD


本屋に行って、何も買わずに満足してしまうことがある。
よくある。
本の背表紙とか、帯のあおり文とかを読んだだけで、
なんだかその本の味見をしたような気になってる

だから僕は、本屋が好きだ
「本屋に行く」ということが、ひとつの目的になっている
本が買いたいような気がして行くけど
そういう「味見した」心地になるときは、
何かを買ってしまうと、その幸福感がひどく損なわれてしまうように思うので
何も買わない。

そういうとき 僕は自分の想像力について想う。
多分これは
「やりたいこと」を想像してるときのワクワク感に似てるなあ とか
安あがりで なかなか粋な贅沢だ とか

そういうひと 僕のまわりじゃあんまりいないから
これって、つくるひとの特権かな とかこっそり思って、にやにやしてる。


オトギ

投稿者:fantasy : 2011年11月03日 22:46

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