リアルなムサビの日常を
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石②
FOR WORLD
昨日のつづき。
昨日までの「共通絵画」についてレポートするよ!
◎共通絵画 とは!
デザイン科の学生がちょこっとかじる程度に「絵画」を経験する授業である。
今年の基礎デ生たちは「石」をテーマに、
3週間という期限の中で、
ドローイングを5枚
本制作とて1作品 つくることを求められた。
手法に際限はなく、油彩、アクリル、日本画、コラージュ、なんでもよし!
5つのアトリエにわかれて、みんなで石を囲んでずっと制作してたんだ〜〜
この課題で今までといちばん違うのは
「〆切に追われない」ことだったんじゃないかな と、さっき友人と話した。
デザインの課題はどうしても、作品を「完成」させて「提出」させるために
一夜漬けで提出したり パソコンの使い方にばかり気を取られたり
そういうことが多かったけど、今回は、誤解を恐れずに言うなら「いつでも出せる」状態だった。
「提出する」ということじゃなくて、
「作品をつくる」ことに本当の意味で全員が向き合えたと思う。
僕自身がそうだったし ね。
色んな疑問とかもやもやを残してくれた授業でもあるけど
教授や友人の言葉を借りるなら、
「わかんないからいいんだよ」ってことかなあ
でも僕は、答えがなくっちゃやだけどね〜〜
さて!皆さんお待ちかね
友人達の「石」ギャラリーです〜〜
布を染めてその上にえがいてある作品!
基礎デの中で「立体」に最も近い形でせめてきてるんじゃないかなーって思った
存在感あって!
ブルーの幻想的な色合いがすきだ!
布を使った理由は、石の「てざわり」に着眼したからだとか?
一見やさしげな色合いですが・・・
とてつもない激しさ
そしてこの大きさである・・・・・・。
学科内最大級を誇る巨大さ。そのピースしてる子が描いたとは思えないでしょ(笑
アトリエに入りきらないから、外の吹き抜けで描いててさ。
「いつも違うね」ってみんなに言われたのが嬉しかったらしい。
もはや描く事がパフォーマンスっていうね
そんなかんじでまあ 言うまでもないけど
いい環境で描いてました
同じようでいて違うようなことで悩んで
それについて同じようでいて全く違う意見をかわして
果てしなくてつらくて楽しい そんな3週間だった。
オトギ
オトギ様、こんばんは。
石の表現もいろいろですね。
自分がいちばん表現しやすい手段というか、
訴えたいところ、視覚に?触覚に?・・嗅覚や聴覚には難しそうだけど、
石との会話の中には、あったのでしょうね。
巨大作品と作者さんのギャップが、なんとも・・
楽しそうで、毎日仕事に追われる身にはうらやましさを感じる。
卒業した娘は工デ、在学中の息子はデ情ですから、
2人とも共通彫塑も共通絵画もやったはずです。
そういえば「表現はなんでもあり、一応平面で」って言ってたなー。
「なんでもあり」の意味が、オトギ様の日記を拝見してなんとなくわかりました。
投稿者 yukihaha : 2011年10月25日 23:44
こんばんは!
そうですね〜
絵画とデザインの違うところでもあって、
絵画だからこそできることでもあると思うんですが・・、
「他の人には理解できないこだわり」が誰にでもありました。
だからこそ、講評に不満を覚えたり、ジレンマを打開するために突飛な手段にでたり・・・
みんなの感情の揺れ動きが 今までもいちばん大きかったように思います。
それが楽しかったですねっ!
「なんでもあり」と言ってしまうのは
実は嘘だと思うんですが(笑)、ただ そういう言い方がふさわしい授業だったと思います
お母様お父様の「だからなんなんだよ!」ってもやもやが、僕の日記で晴れるなら幸いですー
投稿者 オトギ : 2011年10月26日 22:53