ムサビ日記 - オトギ -

FOR WORLD

後期に入って、いつのまにか「ムサビ」に馴染んできたからか
ようやく周りの人　ひとりひとりと
丁寧に向き合えるようになってきた気がする。

厚手のカーディガンでも肌寒い夜とか
いつにも増して起きれない朝といった
今までと同じ秋を

僕との出逢いを喜んでくれる誰かの言葉が
ほんのひとさじの新しさで
特別なものにしてくれる

頼りたいときもあるし
頼ってほしいときもある
思い出して嬉しくなるような人が、
また一人ずつ増えていけばいいなと思う。
あなたにとって僕がそうであれば、こんなに嬉しいことはないけど
いっそのこと、忘れられるくらいひどい人になってみてもいい。
大事なのは、正直な言葉で話せることだ。

オトギ