布石のような日々

FOR WORLD


絵画1.jpg
今日は共通絵画の中間講評2日目だった!
この1週間、「石」をモチーフに、いろんなドローイングをしてたんだ。
ドローイングっていうのは、「試行錯誤」の跡みたいなものかな。
下書きっていうよりは、実験の軌跡のようなものだね。

どんな捉え方をしてもいい、というこれまでにないほど自由な授業だ。
デザイン科に入ってもこんなことができるなんて、
ムサビの「共通○○」っていいなって思う。素直に。
紙に絵の具で描く人もいれば、布を広げてそこにテープを貼る人もいたり、
ほんとうに自由で、他の人の物を見るのが楽しかった。
あっ!
アトリエの写真を撮ったらうっかりみんなの作品も入っちゃったね!
いやーうっかりだね!・・・苦情きたらそのとき考えるよ・・。


絵画2.jpg
この左の列のが僕のね。
僕は石の「雰囲気」「オーラ」のようなものを捉えられないかなーと思って、実験中。
なんか、・・・・・あんまり納得いってないんだ。
表現の仕方が変わってるし綺麗だと言ってもらえた。
でもそう言ってもらえるってことは良いことなのかなー。
まあ、もっと時間つくらないとダメだなぁ
持ち帰りたいのは上から2つめと、今描いてるやつだけだな。
楽しかったことはたしかだ!


絵画3.jpg
これが今描いてるやつ。もとい、完成させようかどうしようか迷ってるやつ。
今日も放課後やってきたんだけど、「石」ってとても難しくて、
何をしようか本当に困っちゃうんだ。

担当の教授は、当たり前だけど「個」のパワーが強くてとても面白い。
コメントはわかりやすく、豊潤だ。
ただ、それを鵜呑みにするのは教授のコピーになろうとするようなものだし、
どう消化するかまだ考え中なんだ。
デッサンには技法があるけど、僕は絵画には決まりきったルールなんてないと思う。
ナンバー1じゃなくて、「ベスト1」の考え方を探って探って打ち出す必要があるんじゃないかなあ。
でも、それってどうやったらできるんだろう。
「絵に『間』がある」と言ってもらえたのは、今後の指針になりそうな気がする。

何十人もの同年代の人たちと同じモチーフを描いて、
何十年も僕より多く生きてる人にコメントをもらって、
とても大切な時間を過ごしてるんじゃないか、って予感がする。
それはまだ手探りしてる状態なんだけど、
贅沢に時間の広がっていない今という時期に、自分がどれだけできるのか、
試してみたい。


オトギ

投稿者:fantasy : 2011年10月12日 23:08

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コメント: 布石のような日々

今作っている作品、好きです ♪
石の雰囲気、オーラを表現しようという発想が、オトギチックです☆
自分を信じて、がんばって!!

投稿者 ジャスミン : 2011年10月13日 21:58

好きは最高の褒め言葉ですね!うわあありがとうございますっ
悩んでもいますけど、もう半分は楽しんでもいるんです
がんばりますよう

「オトギチック」って、「おとめちっく」みたいでいいなあ 笑

投稿者 オトギ : 2011年10月14日 21:14

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