リアルなムサビの日常を
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扉
FOR WORLD
昨日の話のつづき、というわけでもないけれど
今日は渋谷の名曲喫茶に行ってきた。
喫茶店でクラシックを聴くのが好きなんだ。
詳しいことはよくわからないんだけれど
喫茶店のすてきな雰囲気の中で、おいしい飲み物を飲んでるときに
クラシック音楽を聴いて色んなことを考えるのがすきなんだ
今日かかってたのはショパンだったかな
まあとにかく
喫茶店でクラシックを聴いてたんだけど
そういえば、クラシック音楽のCDのジャケットって
あんまり心惹かれるものがないなあ って思った
ポップスは、良くも悪くも 派手で奇抜なのに。
なんだかもったいない
なんでもったいないかっていうと
広告においてビジュアルは強い力をもってるから。
音楽って、目に見えないから・・・
ビジュアルでどう訴えかけるかって きっと大きいんだろうなあ
本職以外のところで気をつかう必要があるなんて
実はすっごい大変で、もっとずっとカッコいい職業なのかも。
クラシックのジャケットのデザインやってみたいなあ。
「難しいしよくわからなくって・・・」
って敬遠されやすいのが悲しいので思ってしまう。
そういうもののデザインとかしてみたいなあ
難しいものを、わかりやすく、美しく したい。
他にも、デザインしてみたい「むずかしそう」と言われちゃうものいっぱいあるなあ。
哲学とか シェイクスピア とかね。
もっといい伝え方が あると思うんだよなあ
もちろん宣伝に焦らなくても良いくらい 確立してるのかもしれないけれど
流行らせたいという意味じゃなくて
訪問者に対して、もっと開けやすい扉があってもいいと思うんだ
そうか、扉か。
デザインって そういう役割もあるね。
オトギ
寄藤文平さんは、そのパイオニアだと思うのです。
*
音は「波動」
色も「光線(波)」
と、考えると、視覚で音楽ほどの力を放つのは「形」より
「色彩」なのでは、とか考える。
投稿者 over : 2011年06月27日 00:28
文平さん!!アイデアで特集されてましたね。
あの人は、知性あるデザイナーの最前線にいらっしゃる
と、僕も思います。
なるほど
問題は、色彩 という限られたリズムによって、
どれだけの物語をお客さんに与えられるか
でしょうかね・・・。
投稿者 オトギ : 2011年06月27日 21:25
「限られたリズム」の意味するところを、もっと具体的に聞かせて〜。
*
ふふふ……
その物語はデザイナーやアーティストがお客さんに「与える」ものなのか、
はたまた、お客さん自身が「感じ取る」ものなのか。
難しいね〜、オトギくん。
投稿者 over : 2011年06月28日 00:05
限られたリズム:
音楽は、
ギター、ドラム、ボーカル 歌詞、曲 時間といった、
「たくさんの部品」を積み重ねて集めて、できるものですから、
ボリュームがものを言うように思います。
が、
色彩 でそれをやるとなるとアプローチの仕方は逆になっていくのではないでしょうか。
明度 彩度 コントラスト テクスチャー を
「ひとつの部品」としていかに洗練して一瞬で伝えるか、という・・・
まあそんなようなことが言いたかったんでしょう!あは
ううむ・・・・ デザインの場合、
デザイナーは、ある程度のものを「投げる」のではなく
「渡す」のも大事だと思います。なんだか抽象的な言い方ですが。
投稿者 オトギ : 2011年06月28日 21:49
オトギくん、お返事ありがとう。
長々とごめんね。
*
ギター、ドラム、ボーカル、歌詞……とあるけど、
例えば、ピアノソナタとかの場合はどうなるの〜?
あと、テクスチャーは「色」でなく、「形」の部類じゃないかしら?
*
うんうん、なんとなく違いが分かる。
デザイナーやアーティストは発信者であるけど、受信者がいないと、
そもそもそのコミュニケーションが成立しないものね。
今回のオトギくんの言葉の使い分けは、「受手を意識するかしないか」と読んだけど、どうかしら?
投稿者 : 2011年06月30日 00:42
音楽というのは全般的に「積み重ね」や「集合」であると考えています。
僕はクラシックのことは詳しくないので、断定できませんが、
ピアノソナタにも楽譜という物語をつくる作曲者がいます。
またピアノの調律師もいます。
ものを生み出すプロセスに関わるのが演奏者だけではない、という意味から、同じように並べても違和感はないかと・・・。
ううん なんだか上手に言えませんね。
「受け手を意識するかしないか」で当たりかと!
ゲーテを思い出しました〜。
わが友、読者よ! 君なくば、 我はそも何ぞ! 感ずるところみな独りごとに終わり、 わが喜びもことばを知らず・・・
と、ひとまずそういう締めでいかがでしょう。笑
投稿者 オトギ : 2011年07月01日 17:52
諦めたか……笑
ん〜と、もしかしたら、そもそも問題をミスリードしてるかも?
実は、最初の問いはちょっと科学的で身体的な話だったのよね〜。
音は空気を伝わる「波動」だよね?
色も「波(光線)」。
ここまではクリアかな?
極論だけれど、盲目の人にも影響を与えられるのは、
「形」より「色」なのではないかと思うのね。
事実、真っ赤な部屋に入れられたら血圧が上がったりするみたいだし……
もちろんそれは視覚から「赤」を感じるのもあると思うけど、色は「光線」だから細胞レベルで影響を与えているんじゃないかなーと。
その点、音楽も「波動」だから
聾者の人に「クラシック」か「演歌」かは分からなくても、細胞(身体)には直接影響を与えるものなんだなーと思ったり。
そもそも、
「ギターやボーカルやドラム、歌詞、時間」と
「彩度、明度、コントラスト」
を比較してしまう時点で基準が違っていると思ったから、「ピアノソナタは?」(楽器の種類云々ではなく、音程や音色やという、もっと「音」だけを意識できるタイプの音楽)って言ったみたのね。
最初の問いが「音」と「色」を『波動』というくくりで出していたから、そこに音楽の「集合・積層性」とか色は「単発」だとかいう別の基準を持って来てしまうのは、少し論点がずれてきてしまったかもね……(苦笑)
なーんて、やっぱり文章だけでのディスカッションは難しいねー!
投稿者 over : 2011年07月02日 18:31