ほっとした話

FOR WORLD


ここ数日持病のぜん息と頭痛にさいなまれていた。
・・・んだけど、すこしよくなった。

僕は体が弱るといつにも増して色んなことを考える。
ひととおり禍々しいことが頭の中を漂ったあと、ふっと電源が切れる。
それで、ぼーっと歩いていると通りすがりの人にうっかり救われたりする。

今日はその話をしよう。


 高校時代、バスの運転手さんとよく話した。
田舎のバスに乗って終点まで行くような学生は僕くらいで、
きっと運転手さん達も珍しかったんだろう。よく話しかけられた。
 僕は幸せそうなひとが好きだ。
立派でなくてもかっこうよくなくても、自分に納得している人の話は好きだ。
運転手さんたちはみんなどこか気が抜けているけど楽しそうだった。
なのでバスターミナルで色んな人とよく話した。

 ある日、運転手のおじさんのひとりが
「やっぱり、人生で一度か二度あるんだよなあ。
きっついことしなきゃいけないときが。
それから逃げちゃいけなねーんだよな・・・」
と呟くように言った。
ドキッとした。
当時、高校が嫌いだった。戦うか逃げるか思いあぐねていた。
そのおじさんが何を思って言ったのかはわからないのだけど、
なんだかすごく救われた気になったのを覚えている。


 何かを手伝ってもらったり、重い悩みにいっしょに沈んでくれたり、
そんなことばかりを欲しがっているわけじゃないんだ。
挨拶を笑顔で返してくれたりとか、傘をかしてくれたりとか
そういうさりげなくて何気ないものの積み重ねにほっとすることだってある。

 怒りや悲しみに流されているとそういうものは見えない。
きたないものはたしかにある。失望することだってある。
でも、優しさや強さがある。たしかにある。それを覚えていたい。


オトギ

とりあえず、早く治して課題やらなきゃ締まるもんも締まらないんですがね・・・ああああ

投稿者:fantasy : 2011年05月18日 20:20

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コメント: ほっとした話


dear my darling

土曜日辺り、お粥作りに行ってあげるね*

投稿者 つき : 2011年05月19日 00:03

そうか、僕はステーキが食べたい・・・

投稿者 オトギ : 2011年05月19日 19:27


私の贅肉でよければ(´`*)

。。。って、私肉ないんですけどね~
(骸骨だから!!)

投稿者 ブルック : 2011年05月19日 21:19

大海原へ還りなさい・・・。

投稿者 オトギ : 2011年05月19日 21:49

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