リアルなムサビの日常を
« まなざし | メイン | ビューティフル・デイ »
Search
30分で行けるワンダーランド
FOR WORLD
今日は基礎デの友人と
の豪華三本立て!アートツアーをしてきたっ!
原宿駅から徒歩で回ったんだけど、おもしろかったなあ〜
僕は長野出身なのだけど、都心の美術館にはチャンスがあればよくきてた。
ただ、ギャラリー等には明るくなくて。
友人に案内してもらって、歩いて見て回るのは刺激的だったな。
同じ分野が好きでも、好きなもののタイプが違うと、目線や捉え方が違うからいいよね。
たとえば、「印象派」が好きな人と「肖像画」が好きな人が隣りにいる状態で、ピカソを見るのは面白そうだ。
それでは個々の感想など書いていきたいと思う!
□ギャラリー(※作品の販売も兼ねる。プロ・アマチュア不問で展示ができる場所)
展覧会の感想というよりは、「よし、僕もやろう!」という決意を持ち帰った形になった。
地方にいたら絶対にわからなかった。
こんなに簡単に、作品を人に見せるチャンスが得られるだなんてことは!
もし地方の子がここを見ているなら、一度東京のギャラリーを訪れることを強く勧めたい。
きっとドキドキする。夢ができて、受験もがんばろうと思えるはずだ。
ちょうど視デの先輩が展示をしていて、展覧会をぐっと身近に感じた。
個展もいいし、グループ展もいいなあ。絶対やろう。
ギャラリーまわって、気に入った作品部屋に飾りたいなあ
□ワタリウム美術館[驚くべき学びの世界展]
海外で子どもを相手におこなわれた美術の授業の発表?と言っていいだろうか。
ワークショップに近いかもしれない。
子どもの作品とそれにをまとめた記事のようなものが2階から4階まで並んでいる。
といっても、文面のような堅苦しさは微塵もない。
言葉にできない、「アート」の素晴らしさを全身で感じられるような展覧会だった。
色んなことを考えた。
「やっぱり本来の美術教育はこうあるべきで、
これを素晴らしいとかうらやましいとか言ってしまううちは日本は大損しているんだ」
とか、
「自由な『自己表現』というのは学ばなくてもできる。子どもの方が面白いくらいだ。
ならば既に大人に近づいてる僕たちが学んで得ることができる『表現』とはなんなんだろう?
それはデッサンのような技法でしかないのだろうか?」
とか、
「子どもがアートにふれて楽しそうにしている。感動している。
それがたまらなく愛しいしうれしい。」
とかね。
子どもやワークショップに関心がある人はぜひ一度訪れてみてほしい。
子どもたちのエネルギーが心地いい。
□森美術館[フレンチ・ウィンドウ展]
森美術館の展示に関しては知っている人も多そうなので、説明は省かせて頂きたい。
フランスの国旗があしらってある、あのパンフレットの展覧会である。
これは美大生、特にデザイン科の人に全力でおすすめしたい!
「デザインとは何か?アートとは何か?そして世界とはなんなんだ?」という問いを、
非常に過激でテロリズム溢れる表現で僕たちに投げつけてくる。
あなたはどこからどこまでが「作品」なのかということを考えたことがあるだろうか?
僕たちが曖昧に定義してやり過ごしていることについて、疑問を持ち帰ることができる。
そんな展覧会だった。
ちなみに僕が特に気に入ったのは
マチェー・マルシエ『無題』
フィリップ・ラメット『合理的浮上』
サーダン・アフィフ『どくろ』
の3つだ。ぜひとも展覧会に行った人と語り合いたいのだが・・・
そこのあなた、ゴールデンウィークの予定が空いているなら一度どうだろう。
感動し思考する旅の切符は、わずか900円で手に入るのだけど。
映像作品もおもしろかったな・・・感覚的だけど退屈しなかった。
そしてどの会場でも驚いたのは、子どもがいたことだ。
いいことだなあ。うれしいことだなあ。
ただ、お母さん方に対してひとつ思うところがある。
子どもに対して理論的に「これはこういう作品なの」と説き伏せるのは違うんじゃないだろうか。
作品というのは感動して初めてその人にとって価値が生まれるものだ。
だからどんな値のはる絵画も、知者の言葉も、感動しなければ通り過ぎていいのだ。
それを知恵でむりやり噛み砕いて飲み込むのではおいしくない。
いずれ手に取ることもしなくなるだろう。
なんて、子どものいない僕が、奥様方に意見するのは、あるいは生意気なのかもしれないが。
オトギ
お疲れです。さゆきさんだよ?
初のコメントー?これからちょいちょいチェックしてやんよ?
ではでは(^O^)
投稿者 伊藤´ω` : 2011年05月05日 02:54
なんというラフなコメント!!(笑)
う、うれしーなあ〜!!
投稿者 オトギ : 2011年05月05日 18:32