リアルなムサビの日常を
2011年04月のアーカイブ
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「春だからね」
FOR MUSABI
今日は基礎デ1年生で自主的な親睦パーティをやった
ああいうことを企画して、実行して、楽しむって
いいよなあ
みんなノリがいい。文化系の元気なこと元気なこと
と、まあ宴もたけなわな最中に、ドリンクを飲みながら、人と話しつつ
僕は ぼんやりといろいろ考えてしまったりしていた
疲れていたというのもあるけど、考えることが趣味だからさ・・・許してよ。
この時期って、「自分」というものの見え方について違和感を感じたりしないか?
「かわいい」
「かっこいい」
「○○に似てる」
人が人を見たときに感じる感想というのは、多様なようでいてすごく限定されている。
「いや、そんなことはない」
と否定したくなったり、
「あー、自分ってそうなんだ」
と気づかされたりする。
窮屈で切ない言い方をすれば「わかってもらえない」になるのだが、
僕は、この時期は「どんな自分にでもなれる」ものすごく自由な時間だと考えている。
もちろん、何もかもすり替わってしまうわけではないけれど
この季節の魔力は、普段巡り会えないチャンスをたくさん運んできてくれるのだ。
そんなことを考えていたから、
もしかしたらパーティの最中、会話があらぬ方向へ飛んでいたかもしれない
というか普段も、挨拶されても考え事をしていて素通りしてしまう、
ということが結構あったりして。・・・申し訳ない・・・・それは僕だ。
まあ、そこは春の魔力に免じて、どうかご容赦を。
オトギ
ささやかな贅沢
FOR WORLD
今日は休日!
何をしようか、どうしようか、と考え中のひとも
すでに実行中のひとも
今日をあきらめ中のひとも
休日なんて言葉はオレの辞書にはない・・・ってひとも
こんにちは!読んでくれてありがとう
僕はようやく起動開始したところだったりするけど
なんだかとっても充実してるよ!
うっかりテンションが高いけどご容赦を。
それというのも、昨日で課題に一段落ついたから。
睡眠不足の数日が開けて、昨日の夜から数日分ほど爆睡してしまった・・・
中学のときは、徹夜とか睡眠不足といった言葉に憧れてもいたけれど、
実際やってみるとひたすら切ないものなので、僕は情けなさを表すために使いたい・・・。
計画的っていうのはカッコいいのだ。現実的なのに情熱的なのだから。
なんでもない退屈な日というのは、忙しさの合間にくるととても素晴らしい。
窓を開けて、陽の光を感じて、
ものを片付けて掃除して、部屋の性格を感じて、
洗濯をして、なんだかさわやかな気分になっている自分を感じて、
今日の晩ご飯はおいしいものを食べたい、と思ってレシピ本をめくったりしていると、
「生活」という営みそのものが楽しくなってくる。
そうすると今度は普段使い慣れたお箸だとか椅子のデザインをじっくり観察したりしていて、
自分に苦笑しつついろんなことを余裕をもって考えることができる。
何が言いたいかというと、
今日はすてきな日だなあ〜
というただそれだけだ。
あなたもそうでありますように。
オトギ
アイディアの種
FOR STUDENTS
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カッコイイ作品をつくりたいけど、なんにもアイディアが浮かばない!
そんなあなたに、お気に入りのアートな雑誌をつくることをオススメしたい。
雑誌の利点はいくつかあるが、
・毎月でること。
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が主なものだと思う。
上に挙げているのは僕の好きな装苑という、ファッションとアートを織り交ぜて紹介している雑誌である。
ときどき展覧会の特集も組まれているので、男性もぜひご覧あれ。
オトギ
ハルカゼ
FOR STUDENTS
今日は風が強くて驚いた。風の強い日というのは好きだ。
なんだか底知れぬ力のようなものが、お腹の奥から沸き上がってくる感じがして、とてもドラマティックに思う。
今日、基礎デでは、入学後初めての「課題のプレゼンテーション」があった。
(「プレゼンテーション」と一口に言っても、受験生のあなたにはピンとこないかもしれない。
「アイディアを相手にプレゼントすること」と僕は定義しているので、とりあえずそう思って聞いてほしい。)
プレゼンテーションをすることで、自分自身が作品について責任をもつことができる。
加えて、見ることで他者の考えにふれることができるので、僕はプレゼンテーションが大好きだ。
そしてそんなプレゼンテーションを終えたときに、ふと
「ああ、ムサビに入ってよかったなあ」
「基礎デに入ってよかったなあ」
と思った。
あえて課題の説明は省くが、頭を使うとても難しい課題だった。
だが並べられた課題作品を見たときに「あー、美しいなあ!」と思った。これはすごいことだ。
課題に対し、できる限り誠実に必死にベストを尽くし、そして同じようにベストを尽くした友人の作品を見、圧倒され、刺激され、悔しがる、ということは、今更ながらとても感動的な行為だ。
受験生活は毎日ギリギリのところで戦っていた。
そして今も、いや前以上に戦っていると思う。
これはとても幸福なことだ。この場所に立っているからこそ成り立つ幸福だ。
というわけで、
あなたが何を幸福と呼ぶかはわからないが、
もしもこの春、ムサビに入るために戦うことを選ぶ人がいるなら、僕は心からエールを送ろう。
この春の風が、あなたの背中を押してくれますように。
オトギ
FOR WORLD
□作品名:「Pierrot」
□種別:エスキース
□素材:スケッチブック,アクリル絵の具.パステル
初めまして、基礎デのオトギです。
初めてのメッセージは作品にしようと思って写真を撮りました。
種別にエスキース、と書きましたが、僕は「構想メモ」「ラフ」「夢日記」のような意味合いで使っています。
「創る」を習慣にしよう、と思って続けていることのひとつです。
この「ムサビ日記」もそのひとつになるかと思うと、とてもワクワクします。
さて、僕は、僕とこのページを覗く皆さんが「ムサビ日記」を好きになれるように、いくつかの決めごとをしました。
それはおいおい行動で示すとして...、ひとまず断っておきますが、僕は女です。
一人称に「僕」を用いるのは演出のためです。普段は「私」を使っています。
この場では文章も「作品」として発表していきたい、という気持ちがあり、
手段と意思表示のひとつとして「僕」を使うことにしました。
日本語の一人称ってとても美しいと思うんですよね・・・
文章で表したときに一番美しいのは「僕」だと思います。・・・まあそれは個人的な意見として
普段の「私」とムサビ日記での「僕」を携えて生活してみたいと思います。
皆さんが過ごした今日一日は、いったいどんなものでしたか?
おそらく、あなたが過ごした今日も僕の過ごした今日も、さしたる違いはないのでしょう。
ですが、僕はできる限りその「日常」の中から美しいものを拾い上げて、この場で発表していきたい。
受験に苦しむ人に
ムサビで戦う人に
社会でため息をつく人に
そして今文章をつくっている僕に
世界がいつもよりほんの少し美しく見えていきますように。
そんな願いをこめて、初めてのエントリーを書き終えたいと思います。
これから2年間、お世話になります。
オトギ