リアルでからふるな美大の日常を。
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お題:あなたはどんなルートで今の大学(学科)にたどり着きましたか?
お題:あなたはどんなルートで今の大学(学科)にたどり着きましたか?
ということで。
まあ端的に言うと
芸大に落ちたからここに居るんですけどね。ははは。
でもちゃんと、行くつもり(というか行くことになっても後悔がないように)
でムサビを受けたんですよ。
そういえば前にも書いていたのだけど
今になってまとめると
「ムサビ」を知ったのは
高校の先生がムサビ出身(視デ卒と油絵卒の先生がいた)だったこと
だったのかなあ。
とりあえず
神奈川県鎌倉市に住んでいた私にとっては
「ムサビは遠い」
というイメージしか無く、
なんだかあまり興味が持てなかった。
高3の夏休みに
進学相談会に来てるんですが
「わーー遠いーーー」
っていうイメージしか無かった。
小旅行的な。
夏だし。
ムサビの中身を知ったのは
もっともっとずっと後。
浪人の時の友人が一年先に入学してて、
オープンキャンパスに初めて行った時でした。
大学生たちがやってることに
急にリアリティーを覚えた。
受験の科目、デッサンとか色彩構成とか、とも
卒業して活躍しているデザイナーのかっこいい仕事、とも違う
「大学生がやっていること」
に急に目が向いた。
わあ、たのしそうだなー
って思った。
早く大学生になって、
いろいろ作りたい。って思った。
これがやっと訪れた、浪人生からの脱却の一歩。笑。
大学に入って何がやりたいかなー。
と考えた時に、
同じくオープンキャンパスに行って資料をもらって来た多摩美のと
いろいろ比べてみて、
あー、なんか自分はムサビかも。
と思った。
いわゆる「デザイン」だけじゃなくて
絵を描いたり、彫塑なんかもあるっていうのも
よくよくカリキュラムを見るまで知らなかったし。
いろいろなことに触れて
将来を決めていけたらいいなあ。と
そう思ったのでした。
ムサビの良さって
混ぜ過ぎた絵の具のようなもの、な気がします。
一見、濁っちゃってるんだけど
新品の、チューブから出したままの絵の具には出せないような
そんな魅力がある。
だから私の場合、
出会うまでに時間を要してしまったのでした。
身近な人で
たとえば予備校講師とかで
ムサビの在学生がいたら、
もっと早くに知ることができたのになあ、と思います。
偶然的に(入学してから知った)「ムサビでよかった」点をもう一つ挙げると
教養科目に力を入れていることかと思います。
これこそ浪人してた時には忘れてしまってたけど
私が専門学校でなくて「大学」を選んだ理由だったので。
からーず様、おはようございます。
>偶然的に(入学してから知った)「ムサビでよかった」点をもう一つ挙げると教養科目に力を入れていることかと思います。
私が驚いたのは、英語が必修ではなく選択科目だったことです。
2年在学中の息子は、ほかの科目との関係で時間が重なったようで、
英語はとっていないようです。
親の目から見ると、ファイン系がデザインを、デザイン系がファインを必修で学ぶのは、
大変かもしれませんが、頑張ってるなー、いろいろできていいなーとうらやましい気分にもなるのですよ。
投稿者 yukihaha : 2011年07月09日 06:47
「ムサビの良さって
混ぜ過ぎた絵の具のようなもの、な気がします。
一見、濁っちゃってるんだけど
新品の、チューブから出したままの絵の具には出せないような
そんな魅力がある。」
→この表現なんかいいなあって思いました(^^)
投稿者 さらさら : 2011年07月10日 07:58
>yukihahaさん
そう言われてみると
英語くらいは必修でも良さそうなものですよね。
(でもデ情の人は英語が出来るイメージです)
私も2年くらいまではとってましたが
好きだと思える英語の勉強の仕方をしてくれる講義に出会えなかったので
第二外国語に手を出しました◎
私は、共通絵画もあるのに油絵科の課題もとっていたのですが
ファインアートの難しさにくじけそうになりましたよ。笑。
でもやってよかったと思ってます。
投稿者 からーず : 2011年07月10日 08:06
>さらさらさん
ありがとうございます^^
これは比喩で考えたものですが
実際、絵の具を使ってる人たちの作品はどうなんだろうーー
と、
あとから自分でも気になり始めました◎
投稿者 からーず : 2011年07月10日 08:12