リアルでからふるな美大の日常を。
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2011年07月のアーカイブ
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2011.07.14-2:39
銀行の預金額が145円になってしまった。
手数料も惜しい額。
先月はバイトもあんまり入れられなかったから
給料日が来ても金欠にかわりがない。
ほんとうは
卒制の積立金(7月分)とケータイ料金の支払い用に
3万くらい降ろそうかな〜なんて銀行に行ったのに
300円すら入ってないだなんて。
毎年この時期が一年で一番お金が無い。
それはきっと
6月の多忙によるバイト時間の縮小と、
4月に調子に乗ってクレジット支払いした買い物、
そしてちょうど暑くなってきて
水分と冷たいスイーツと、
暑さから逃れるためにイートインする飲食店に
お金を使わざるを得なくなることが原因。
お題:あなたはどんなルートで今の大学(学科)にたどり着きましたか?
お題:あなたはどんなルートで今の大学(学科)にたどり着きましたか?
ということで。
まあ端的に言うと
芸大に落ちたからここに居るんですけどね。ははは。
でもちゃんと、行くつもり(というか行くことになっても後悔がないように)
でムサビを受けたんですよ。
そういえば前にも書いていたのだけど
今になってまとめると
「ムサビ」を知ったのは
高校の先生がムサビ出身(視デ卒と油絵卒の先生がいた)だったこと
だったのかなあ。
とりあえず
神奈川県鎌倉市に住んでいた私にとっては
「ムサビは遠い」
というイメージしか無く、
なんだかあまり興味が持てなかった。
高3の夏休みに
進学相談会に来てるんですが
「わーー遠いーーー」
っていうイメージしか無かった。
小旅行的な。
夏だし。
ムサビの中身を知ったのは
もっともっとずっと後。
浪人の時の友人が一年先に入学してて、
オープンキャンパスに初めて行った時でした。
大学生たちがやってることに
急にリアリティーを覚えた。
受験の科目、デッサンとか色彩構成とか、とも
卒業して活躍しているデザイナーのかっこいい仕事、とも違う
「大学生がやっていること」
に急に目が向いた。
わあ、たのしそうだなー
って思った。
早く大学生になって、
いろいろ作りたい。って思った。
これがやっと訪れた、浪人生からの脱却の一歩。笑。
大学に入って何がやりたいかなー。
と考えた時に、
同じくオープンキャンパスに行って資料をもらって来た多摩美のと
いろいろ比べてみて、
あー、なんか自分はムサビかも。
と思った。
いわゆる「デザイン」だけじゃなくて
絵を描いたり、彫塑なんかもあるっていうのも
よくよくカリキュラムを見るまで知らなかったし。
いろいろなことに触れて
将来を決めていけたらいいなあ。と
そう思ったのでした。
ムサビの良さって
混ぜ過ぎた絵の具のようなもの、な気がします。
一見、濁っちゃってるんだけど
新品の、チューブから出したままの絵の具には出せないような
そんな魅力がある。
だから私の場合、
出会うまでに時間を要してしまったのでした。
身近な人で
たとえば予備校講師とかで
ムサビの在学生がいたら、
もっと早くに知ることができたのになあ、と思います。
偶然的に(入学してから知った)「ムサビでよかった」点をもう一つ挙げると
教養科目に力を入れていることかと思います。
これこそ浪人してた時には忘れてしまってたけど
私が専門学校でなくて「大学」を選んだ理由だったので。