リアルでからふるな美大の日常を。
« アウェイ | メイン | 履修登録 2010 »
Search
ムサビのブログ
最近のみなさんの日記を見て
色々考えたので
私も文章にしてみます。
(あえてリンクはしません〜)
胃のあたりがぐるぐるするのは
空きっ腹にコーヒーを注ぎ込んだから、だけではありません。
もともと「ブログ」って言葉を知ったのが
私は結構最近です。
「ブログの女王」なんて言葉が流行っても、
なに?ブログって、、って感じだったし
mixiが周りで流行ってきても
「なぜ日記を他人に公開するんだ!!??」ってすごく不思議でした。
そんな私が今ではmixiでマイミクを増やし、
ムサビ日記では100エントリーを超えたんだから
自分でもよくわからないです。
もともと私は
中学→高校くらいの時にノートに日記を書いてました。
浪人して、
毎日が同じ事の繰り返しになっちゃったから辞めたんだけど。笑。
でも今思うと、
浪人時代に考えてた事ほど
文章に起こしておけばよかったな〜と。
浪人時代、
一番もんもんぐるぐるしてたころ、
毎日のように寄り道をしては
友達ともんもんぐるぐる話し続ける、、、
という時期がありました。
そんなことやってないで絵描けよ!
って感じなんだけども
私にとっては今考えても大事な時期だった。
話すのは
受験のことから恋愛のこと、
人生のこと、TVのこと、etc,,,
何を話してたのか、どんな話題だったのか
断片的にしか覚えてないんだけど
「会話」、というよりは
自分の考え、想いを外に出す、
そんな感じでした。
喋り出したら止まらない!
じゃなくて
ずーっと沈黙を続けてみることがあったり、
考え、考え、ゆっくりと言葉を出してゆく。
そういった意味で
ブログっていうのは似ている気がします。
それはひとりで書いてる「日記」では
成り立たないんです。
なぜか。
なぜでしょう。
普段デザインの課題をこなしていることもあって
こういった「飾らないアウトプット」って
面白いと思ってます。
でもそうじゃなかったら流行らないよね。
ブログ。
文章のプロだけが書いてればいい、
じゃないの。
ムサビ日記って特に
普段は練りに練って無駄なものを排除して
少ない言葉で言い切る!
ことを本業としてる人が書くから
面白いんだと思います。
こんな偉そうなことを書きながら
私の日記にどれだけの需要があるのかなんて分からないけど。
私がムサビ日記書いてみたい!って思ったのは
面白い記事を書く自信があったからではありません。
それだけは明確。
まあ言葉にすると
なんとなく、書いてみたい、って思ったからなんですけど笑。
人よりも多めに浪人したことが
もうすでに私の個性にも短所にも、あるいは長所にもなっていて
そういうひとも居るんだよ、ムサビには。
っていうのを発信したい。
そう思ったのも理由の一つでした。
私は人前で喋るのがニガテです。
3人とかで話してても、
自分が考えてる間に他の二人が喋ってることが
よくあります。
自分の呼吸で喋るまでに
時を要するんです。笑。
そういった意味で
ブログっていうのは都合がいいです。
いちいち時間がかかるんですがね。
もちろん「面白いブログ」っていうのは存在してて
そういう文章を書かれる方もいらっしゃいますが
ブロガー全員がそこを目指すべきか、って言ったら
違うと思っています。
ムサビ生の半分くらいがムサビ日記ライターだったりしたら
もっとその意図がわかりやすいのかなー。
非現実的だけど。
先日、早稲田の授業でのこと。
私が受講しているのは「映像論」という講義なんですが
「エンターテイメントとして誰もが楽しめる映画」
=「作品として良いもの」
と、言えるのだろうか。
という話題に出会いました。
すごく根本的なことだけど
すごく新鮮でした。
メッセージが伝わりやすい、分かりやすい、っていうのは
TVなどの流動的なメディアでは必要なことだけど
選んで、時間を割いて見る映画になってくると
そこ以外に重きをおいたものもある、ということでした。
多分「デザイン」ということでいえば
前者なんでしょうね。
むずかしーなーーー!
ちなみに私
電話がとてもニガテです。
かけるのもかけて来られるのも。
テンパッちゃって
何喋ってるのか自分で分からなくなります。
「間をあけちゃいけない」って
脅迫するようななにかがありますよね。
その正体が「電話代」なんじゃないか、
って
さっきスカイプをして思ったりもしました。
ここ最近のムサビ日記に対して思うところ関連のエントリーを書いてる人達にコメントしてしまったので
今更話すことも無いのですが、なんだか一番共感しました。
私もブログはいちいち時間がかかるけど都合がいいものだと思います。
電話も苦手です・・・(ブログ書いてると話すの得意そうに思われるけど
そういえば岡本太郎が『芸術は心地よいものであってはいけない』って言ってました。
ファインアートにおいて完全なエンターテイメントな作品はあってはならないんでしょうね・・・・
美術の歴史を見ても、今は評価されている芸術作品であっても万人に決して理解されるものでは無いことは確かです。
でも少しエンターテイメントさを残すのは大切なことだと思うし、
今後のアート業界の鍵だと思ってます。
投稿者 駆動 : 2010年04月10日 02:21
>駆動さま
コメントありがとうございます。
おととい、プラさんのリンクから
四輪駆動さんの日記を最後まで読まさせていただきました!
そんな駆動さんから共感をいただけてうれしいです。
私は高校の時に現代美術の展示をいくつか見た影響で、
デザインの方へと逃げてきたような人間です。笑。
その時はただ怖い、とか、気持ち悪い、とかの感想しか抱かなかったから。
普通のひとから見たら「美大」ってひとくくりなんでしょうけど
やっと、自分がやっていること、やろうとしていることが
もやもやと見えてきたような気がします。
投稿者 からーず : 2010年04月10日 13:27
あの、やっぱり駆動さんの追っかけみたいなのですけど(赤面)
読んで下さっていたみたいなので... 本当にありがとうございます...
と申し遅れましたが東京工芸のプラです。
色々共感出来るところが多くてわああ、ってかんじなのですが(分かりにくい表現)、
ひとりで書く「日記」の件が一番刺さりました。
ちょっと逸れるかもしれないのですけど、知り合いに人との付き合いを困難にしている人がいまして、その人が
「自分の事を知るのに自己言及的に論を重ねても意味がない事が分かった。
他(自分以外の物、人)との関わりから思考を重ねるべきだった事にやっと気付いた」
と言っていた事を思い出します。
ブログもそれにちょっと繋がっていて、他人に自分の考えた事を伝える上で自分をある程度知る必要があるのかなあと思います。
それなりに軸を立ててあげないと読み手としても疲れてしまいますよね...
まあそうせずとも自然にその人の人格が滲み出るものなのかなあとも思いますが、
ここまで書いててやっぱり自分自身耳が痛いです。
ちなみに私、からーずさんのアーカイブをちらちら辿らせて頂いてます笑
やっぱ専攻的に工デが一番気になるというのが正直なところなのですけど(すみません...)、
家電、クルマど真ん中には行かない気がする、のエントリ何て自分がからーずさんに取り憑いたかと思いました。
これからはもちょっと積極的にコメントさせて頂くかもしれないです^^;;
ともあれ長々失礼致しました!
投稿者 プラ : 2010年04月11日 08:36
>プラさま
はじめまして!コメントありがとうございます〜
美大日記はいままでなんとなーく操作がしづらいというか
記事が読みにくかったので時々しか見てなかったんですが、
これからは頻繁に読みにいきたいとおもってます☆
私は人との関わりを断っていた時期が長く、
いまでも人見知りの後遺症がなかなかあるんですが
自分の考えをじっくり伝えられる仲までに直接ならずとも
発信ができる「ブログ」はなかなか重宝しています。
私も四輪駆動さんの日記からたどって
それを期にプラさんの日記もちらちら読まさせていただきました!
プラさんとは多分比べ物にならないほど知識も技術も無い私ですが、
時々でも読んでいただけたら光栄です。
ちなみに私もゲームが好きです。笑。
でも90%くらい、クリアまで至りません。。そして下手です。
購入時のドキドキ感や、サントラや攻略本をそろえる、のが好きみたいです。
投稿者 からーず : 2010年04月11日 18:12
人に読んでもらうことを前提とした日記(ブログ、mixiなど)と、自分しか読み返さない日記(手書きのものなど)では、書き手は同じ人でも、そこに綴られるものは何か違ってくる気がします。微細な違いかもしれないし、内容によっては大きく変わるかもしれない。そんなことをからーずさんの日記を読みながら考えたりしました。
投稿者 さらさら : 2010年04月16日 22:11
>さらさらさま
私は自分の手書きの日記(10年日記)と、
mixiとムサビ日記、3つの日記を書いていますが
全部内容が違ってるような気がします。
そして一番、思ってることを書きやすいのが
ムサビ日記のような気がします。
投稿者 からーず : 2010年04月18日 11:07