例えば無知な僕らの、衒学者ごっこ。
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君は誰と『弓状筋肉の収縮状態における構造的並列』をする?
今日、何気なくリンクを貼ったtweetに、幾らか反響があったので、ここにも貼ってみようと思う。
美大生とはいえ、これらのまとめに登場している美術家・作家の人達のことは恥ずかしながら全く知らないに等しい。当に、「そんなに(自分自身や、美術、社会について)無知でどうするの?」みたいな話を無知な僕が紹介するという構図は一種の自虐と思ってもらっていい。
では何故知りもしない人たちの発言にリンクを貼ったかというと、なんとなく目に入ったからだという他無い。僕の関心はもっぱらtogetterという場の面白さの方にあって、まとめを漁っている中で辿り着いたものだ。
作品とコンセプトと説明 http://togetter.com/li/311947
宮島達男「アートと言葉」 http://togetter.com/li/209645
畠山直哉展「Natural Stories ナチュラル・ストーリーズ」と「作者が自分の作品について語ること」の意味 http://togetter.com/li/208546
1つ1つのtweetは理路整然としていて、まさしく自分の考えをプレゼンしている。言葉のレベルでは反論したり、意見表明したりしているが、僕の印象では極端な二項対立、大きな対立構造を無理矢理導入、仮定しない限り、各々同じようなものを理解、共有しているように思う。
言葉にしようとすると、言葉が勝手に氾濫、拡散しかえって分かりにくくなるが、それらを捕まえようとして別の何かを発見する契機にする。プレゼン然り、まとめ然り、動的な(常に静止することのない)作家活動の一部であることを噛み締めたような、そんな日でした。
難解なタイトルにググる。
ほ〜、医学用語なのね。ふむふむ。
言葉っておもしろい。
そして相手あってのこと・・・。
投稿者 ザラメ : 2012年06月13日 18:57
タイトルに反応してくださる方がいるとは。
そう、実は『キス』を難しく言うと、こうなるらしいです。本当は簡単なことを言いたいのに、言葉にすると遠まわしになってしまう感覚。でも、それは自分でない誰かの視点を導入することであったり、作品を相対化することであったり、重要なプロセスなのでしょうね。
投稿者 chisachi : 2012年06月14日 07:26