リアルな美大親の日常を
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2010年02月のアーカイブ
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卒展の楽しみ方
竹林さんの、卒制は1日では回りきれません。の言葉を実感しつつ
とうとう3日も足を運んでしましました。
ちょっとした美術館の展示より、ずーと見応えのある卒展だと思いました。
作品は、全部見ることができなくても、ムサビの伸びやかな空気感の中
若いパワーフルなエネルギーから、いっぱい刺激を頂きました。
『公開プレゼンプレゼンテーション』
3日目に、手羽さんから頂いた情報で、午後からの基礎デザイン科の公開プレゼンを
見に行きました。
ひよこチチの提案で、先に作品を見てから公開プレゼンに行ったのは大正解でした。
作品の内容が一層わかりやすかったです。
ひとり2・3分の持ち時間で作品を伝えるプレゼンは、準備が大変だっただろうなと
思いつつ楽しませてもらいました。
「完全会話」というタイトルの作品。ユニークな発想で、日常茶飯事の会話で
起きている状態を視覚的に表現するおもしろさを感じました。
ひよこチチに受けていたのが原ゼミの「Ex-formation女 棒人間」でした。
http://kisode.com/prepre09/works/hara/yamada.html
ユニークな発想の作品や、膨大な資料を基に制作したものなど、十人十色でした。
公開プレゼンの何よりもいいのは、教授方の生の言葉と講評を、聞くことができたことです。
ゲストの向井周太郎先生(名誉教授)のコメントは、温かみと深い味わいがあふれ、
素晴らしいなと感動しました。
卒展の中で工デの展示は、とても充実していて、見応えがありました。
個人的には、金工はかなりレベルが高くどの作品も個性があったと思います。
楽しい発想のユニークなめがね。
古い手法を新しい感覚で表現した力作ですね。
金工の素材に、生き物の世界が手のひらにのるなんて、楽しいですね。
完成度の高い作品が、多かったですね。
工デひよこの作品。
姉ひよこが気に入っていたガラスの箱。
力作揃いのテキスタイルの作品。
12号館のユニークな楽しい作品も。
いろいろな余韻を残し、昨日は雨の中、末ひよことムサビを後にしました。
夕方から本格的な雪になりましたね。
とても感動を頂いた2009年の卒業制作展でした。
今年の4年生、大学院の皆さん、本当にお疲れさまでした。
たくさんのパワーを頂きました。