ムサビ親日記 -カリメロ-

ある日の夕食後の会話。

（息子）母の日は、いつだったっけ？
　　　　５月３日？・・・・

（チチ）違うよ。５月第２日曜日、５月１０日だよ。

・・・夕食の片付けしながら、そのやり取りに、
やはり、記念日（家族の誕生日すら数年前まで
覚えていない奴・・・これもマイペース）
わかっていない〜〜。

・・・次の瞬間、ふと思い出した光景が・・・

・・・初めて娘（当時幼稚園の年少で３歳のころ）が小さな手に、
握りしめた一枚の白い紙を差し出して、私を見あげた事を思いました。

まだ言葉数が少ない娘が、目をかがやかせて、見あげた可愛い顔を
今でも思い出します。・・・その小さなメモ用紙くらいの白い紙に
赤やピンクの落書きのような、まるが数個描かれ、みどりの葉っぱが
そえられていた。私には、世界中のどんな母の日の花束よりも
輝いて見えました。

・・・その頃、２歳したに赤ちゃん（現在の工デのヒヨコ）がいたので
それこそ、毎日が嵐のように慌ただしく、母の日に浸る余裕はなく、
娘が、きっと彼女の人生の中で、初めて人に何かを自分からプレゼント
したのだと思うと、すごくジ〜〜〜ﾝと胸があつくなったのを覚えています。

・・・月日はながれ・・・

２００９年４月にめでたく新社会人として巣立ちました。

初めてのお給料から、チチとハハにプレゼントをしてくれました。

ヒヨコのチチには、老眼鏡←←←本人曰く、本読みメガネとのこと。
何と、話題の川崎和男デザインのです☆
早く、出来上がりを見たいな〜〜〜と思っています。

ハハには、数年来愛用していたコンデジに物足りなさを感じていた
矢先、その後継機種・・・パワーアップした液晶のサイズと鮮やかさ、
画像処理の素早さ、接写好きの私には、至れり尽くせりと満足度大です。

小さいときに心を込めて描いてくれた一枚の絵も、コンデジも
私には、宝物です。

毎日、変わらないくり返しと思っている日々の積み重ねが、
本当は、とてもかけがえのない大切な時の積み重ねなんだと
思いました。