February 05, 2008
「卒展当日とその後」編
どうも〜。
前回の日記からちょっと時間が経ってしまいましたが、
忘れないうちに卒業制作展がらみのエントリーの続き
「卒展当日とその後」編を、お送り致します!
さて、先生が来ないと感じてせつない気持ちで終わった続き。
25日からいよいよ一般の方がいらっしゃいます。
展示の人はちょっとだけ一息つけます。が、
ファッションショーチームは毎日が本番ですから
休まる暇はなさそうでした。
教室展示の人は、
朝の9時前には鍵を開けたり展示準備の時間があり、
夕方の5時に施錠をする生活のスタートです。
26日・27日は土日ということもあり、
なかなかの盛況ぶり。
中年夫婦の姿が目立ちます。
きっと父兄の方なんでしょうが、
ときどき
「おうおう。オレはわかるんだぜ!ゲージュツが!」的なおっちゃんがいて
見ていてとても面白いです。
しかし、話しかけられるとちょっと苦労するタイプ。
芸祭中にも出没するこういう人は、
すごいこと言っているように見せて実は何にも中身のない話を延々と話すことのできる、
ある種の特技があるのでなかなか離してもらえないのです。
(芸祭の方が祭りだからか、出没多し。)
私はというと自分の作品の近くにいたり、展示を見たり、
友達とダラダラしたりしてまったりと一日が過ぎてゆくのでした。
いい展示を見ると、いいなと思う以上に自己嫌悪に陥るので、
再びあたたかい飲み物で心を温めつつ
(ただココアが飲みたいだけだったり、外がすごく寒いのでヌクヌクとしたいだけだったりもする)
次につなげる為にもいろいろと春休みの予定を思案するのでした。
自分の作品の前にいると見てくれる人の反応が見れて、とても参考になります。
しかし、本当にドキドキする。
作品というのは、こちらもビジュアルで出しているので、
見た瞬間の人の反応は表情でわかります。
これが嬉しくも、怖くもあるのです。
例えば、
「あ、あの人私の作品見た。どんな顔するんだろう。あ、なんかいい感じだ。
お!近づいてくれそ、、、、う、、だったけど!
ん〜〜〜〜んっ!フェイントだ〜っ!
そうかー。そこどまりだったか、、、、。」
という一喜一憂。
いい感じの反応だと嬉しいのですが、
もちろん未熟な作品ゆえ
冷たい視線や「もっともでござんす」とコウベをたれてしまうご意見もいただき
よくも悪くも興味を持っていただいたことに、心からお礼を申し上げます。
そんな理由で緊張しながら自分の作品の前にいると、
「あれ?あの人こっち凝視してるな〜。
なんていうか、獲物を見つけた感じの凝視の仕方じゃないか?
って、ん!?とーぼーさんではありませんか!あらまあ!
あ、珍念さんもいる!あらまあ!」
という感動の再会もあり、
とーぼーさんは「んへへ〜んへへ〜」と笑いながら作品へコメントをくださいました。
お二人とも、ありがとうございました。
さてさて、
このような感じで展示期間は過ぎ行き
あっという間に片付ける日がやってきます。
とても自分の卒展が終わった気にはなれないくらい、なんともあっけない。
片付けは29日にがたがたとやり。
30日は再びラジオ体操からスタートし、ガテン系の机運び作業。
こうして教室が復帰され、この日は泥のように眠りました。
書いていたらどう終わったらいいんだかわからず、
意外と長くなってきたので最後は強引に締めましたが、
これが卒展期間中の毎日でした。
展示作業が終わってからも、緊張状態が続いていたので
ぐっすり眠れたのは復帰作業が終わってから。
一日中眠ってられるかと思っていましたが、
次の日は意外にも、朝すっきりと起きてしまいました。
なんかもったいない。
次の目標は「卒業までに就職先を」です。
卒制中、中断していた就活も再スタートです。
えいやー。
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