›October 30, 2007
一人じゃない事を楽しめ!
「友達を信用できなくなる」というのは、
芸祭に限った事ではなく、日々の課題の中でも悲しいかな起こってしまう事です。
それだけ責任感がない人が多いってことです。
特に空間演出デザイン学科では、
1年生のころから日常的に大勢の人間が関わって作り上げる課題が多くて、
この問題と常に向き合っていかなきゃならない事なのです。
(光の課題やファッションショーなどなど)
まあ、どこの科だろうと展示をするとなれば見せる為のいろいろなプロセスがあるわけで、
みんな同じ気持ちだと思います。
世の中の楽しい事、新しい事、華やかなものには
その分苦しい事があるって事を4年間(厳密には3年半かな?)かけて
学んでいる気がします。
以前から私が大学に入ってから学んだ、
人と1つのものを作る時に大事だなと思う事を、ここに書こうかなと思っていました。
でもそれは時に誰かの悪口のようになってしまいそうで、
もっと大人になってからじゃないと書けないなと思っていたのですが、
4年間過ごしてきて学んだ事が、もしかしたらもしかしたら、
今悩んでる人の助けになるかもしれないと思って
ささやかながら書いてみようと思いました。
誤解のないようにはじめに言いますが
自分は完璧だなんて思ってません。
ムサビ日記にこうして書かせてもらうようになって
一番悩む事は「自分が何かに対して意見を言える人間なんだろうか」という事です。
何度も読み直したり、書いた日記を消したり、書いてもアップできなかったりします。
でも、そういう事言ってたらきりがないのでいっそ書く!!
前置きが長くなりましたが、いよいよ本題です。
ものを作るのが好きな人の多くは、
自分の世界をすごく大切にしている。
それはとても大事な事だと思うし、そうじゃなきゃダメだと思うし
その世界から生まれるものはたくさんあると思います。
でも。
それはそれ!
っという話です。
思うに、
一人じゃない事を楽しめないとグループ制作は悪循環に陥るのです!
ものを作る時、みんな自分の作業をしたいのは当たり前なのに
時々「自分の作品」と、「みんなで作る展示」にかける力具合が
極端な話10:0だったりする人がいるんですよ。
これが一人じゃない事を楽しめていない例です。
そういう人は、自分の作品には興味あるけど、
最終的な全体像には興味を示さない人が多いです。
自分が参加してるのに興味ないなんて正直なぞです。
はじめからみんなでする作業に興味がないのです。
そして
興味がないからアイディアも湧かない。
↓
誰かのアイディアにとりあえず賛成
↓
実は「これでいっか」で選んだ
↓
特にやる気でない
↓
誰かがやってくれるのを待つ
という、ダルダルな方向に流れていくのです!
自分の世界を大切に生きてきたから、
周りも割と大切にしてきてくれたから、
「グループ制作は自分に向いていない」という人はたくさんいます。
なんでか。
一人のが好きなようにできて、好きな時にできて楽だからです。
苦手な子と話す必要もないし、
誰かを説得する必要もなければ、意見をまとめる必要もなければ
思いもしなかった方向から出てくるアイディアに
臨機応変に対応する事もないからです。
でも、一生それから離れて生きていく事はできないと思うのです。
じゃあ学生のうちだけでもそうしていたい〜。なんて思っても、
今までできなかった事が、いきなりできるようなる?のか?
「社会に出るためのステップ」なんていう気はないです。
そういう言い方をすると、頭が固くなりそうだし
間違えたら形だけの会社ごっこになってしまいそうで、
それはつまらないと思います。
たぶん、考えるべきは人としてどうなのかってことではないでしょうか。
(グループ制作の環境を良くするのはいいものを作る過程の1つにすぎなくて
それが目的になったら意味がない。)
一人じゃない事を楽しめない人は
課題がずーーっと楽しくない。
そういう人がいると、誰かが嫌な思いしてたりして
その人もまたどこかで、ずーーーーっと楽しくない。
最悪じゃないですか!
楽しくないものは、人が見たって楽しくないのに。
理想論にすぎないかもしれませんが、
お互いの意見を尊重したり、歩み寄ったりして新しい物が生まれるには
みんながいつも楽しい気持ちでやれるように行動する事が
何より大事なんじゃないかなと思います。
そのために必要なのは、責任感と気配りかなと思います。
長くなりましたが、
誰かがグループ制作で悩む事を少しでも減らしたくて
こんな事を書きました。
今度は一人じゃない事を楽しむには
具体的にどうすると楽しいのか考えてみようかと思います。
›October 29, 2007
芸祭のハニカミ王子(大人)
昨日は手羽さんサイン会に行ってきました。
手羽さんはいつもに増して、笑顔全開でした。
サイン会開始前に日当りくんと挨拶に伺ったところ、
ハム子さんもいらっしゃって、ごあいさつ。
かわいらしい雰囲気の大人の女性でした。
そして手羽さんから
「3時にも来るよね??きゃー!って言ってね!」とサクラを頼まれました。
そしていざサイン会が開始。(な、並んでる!!!)
私の番になり
手羽さんがわざとらしく
「どこからいらしたんですか〜」と聞いてきたので、
同じくわざとらしく「神奈川県です〜」とウソつきました。(笑)
前日にあの台風の中を、
遠いところからいらっしゃって下さった方がいたと聞き、
とっさに(東京って言っちゃいかん!)
という考えが働いて微妙な嘘をつきました。
どうせつくならもっと遠くを言えばよかった。島とか。
わー、こんなところにも、みみっちさが!
そうこうしているとムサビ日記OBの
とーぼーさん、珍念さんが登場。
とーぼーさんは空デファッション卒業の、髪の毛サラサラの楽しいおねーさんです。
珍念さんは工デIDを卒業した方で、
当時ムサビ日記のアイドルのような存在だったので、びっくりして思わず
手羽さんからもらったばかりの記念品のクリアファイルで顔を隠してしまいました。
クリアなんだから意味ないんですけどね。
昨日はお先に失礼してすみませんでした。
以前から「珍念さん坊主説」は間違っていると聞いていたけど、
やっぱり私の中では坊主だった珍念さん像。
でも、やっぱり坊主ではありませんでした。あたりまえか。
挨拶もそこそこに、4人で手羽先生を激写。
(ハムコさん曰く、パパラッチごっこ)
ちなみに手羽先生はテバサキ・ナマではありませんよ。
サイン会にいらしたマダムが手羽さんと写真に写る様子は、
手羽氏もすっかりスターの風格だなという感じでした。
そしてこれが手羽先生のサインだ!どーーーーーーん
ちいさい声で「凡々さんへって書いて下さい」って言いました。(笑)
恥ずかしかったです。
›October 23, 2007
エンヤーコーラー
先日
本当に疲れてなーんにもしたくないって時
嫌々ながらお風呂掃除をしていて、思わず
♪えんやこーら、えんやこーら
と無意識に歌ってました。
そうです。これが労働歌が生まれる瞬間です。
20代なのに思わず出たのが「えんやこら」だった残念な感じといったらありませんが
なによりも、
本当に人はつらい時に歌を歌って自分を励ますのか!
という衝撃の方が大きかったです。
同じ染色体数とはいえ
人種や言葉、習慣や価値観が全く違う人達が
同じ「ヒト」というカテゴリーなことを、正直不思議に思う事がありますが
ずっと昔から異なる文化の人達が同じように
つらい時には歌を歌って自分を励ましたりする。
こういう”ついやってしまう本能的なもの”が一緒な事がおもしろい。
そして自分がその一部だった事が確認できたようで嬉しかったです。
明日もエンヤーコー!(今風にアレンジしてみました。だめ?やっぱ。)
›October 21, 2007
食堂がさみしい
どもー。
すごいことになってきましたね!
ムサビから人気作家?はたまた芸能人?いや、ヒーロー!?の誕生です。
怪獣役に馳せ参じようかなと、もくろんでいます。
さてさて最近は食堂に行っても知らない顔ばっかりで、
ここはムサビじゃなくて、そっくりのパラレルワールドか?と思うほどで、
なんとも不思議な気持ちになります。
それだけ実技以外の授業にでる事が無くなったって事で
ゼミ以外の人と会う事が少なくなってるという事です。
さみしいけど、
ああ、そうかこうやって卒業していくんだなって思うと、
今の状態のままもう一度1年生からやり直せたら、もっといいものが作れたのに
なんて不毛な事を考えてしまいます。
いつも全力でやってる気がしていたけど、
今から考えればもっとやれた。だから心残りがあるんだなあと思います。
でもそれは今だからそう思う事であって、
そう思う事が成長の証かなと、すごーーーく調子よくとらえています。(笑)