July 22, 2007
アートのある生活の意味
「人の毎日を素敵にする」ための空デ。
基本、アートやデザイン自体が
生活に直接的に必要不可欠なものではないと思います。
しかし生活に関わる衣食住をより素敵にするのが空デという所だと、
先日「そうだった。そうだった。」と思い出されました。
「デザインはお金になるから必要なのわかるけどさー。
絵とか、アートとかなくたって生きてけじゃん。意味わかんねー。なにがいいの。」
と言うやつが、世の中時々います。
そういう時、「バカやろうっ!」
といって靴下を口につめたくなるのを通り越して、悲しくなります。
そして
「おおおおおお前は
デザインとアートの違いに迷っている多くの美大生を差し置いて
そんなにもきっぱりと2つの違いがわかるのか!!!???
分ける事ができるのかああああ!!!???
言えー!言ってみろー!
お前があたりまえだと思ってるものは、
何一つあたりまえじゃないんだよ!!!!」
と靴下を口に詰めてやりたくなります。
まあそんな話しはさておき。
空デの根幹を改めて知って、なんだか入学してから
必死に1つ1つの課題をやってきて
何が目的なのか、そのオオモトを忘れていたんじゃあないか…。
と気付きました。
そうだ。そうだ。
自分がこの世にあったら嬉しい素敵なものを。
イメージして、この世に生み出す事がしたいんだったし、
してこようとしてきたのに、
目先の〆切と課題に対する答えに縛られていた気がする。
初めてファッション雑誌を見た時の衝撃と、
うわあ!すごい!こういうのをずっと見てたい!楽しい!
そんな気持ちを、考えすぎて考えすぎて忘れていた気がする。
空デがやっている事を含め、
多くの芸術と言われるものは、
どうでもいいと思う人にはどうでもいい事かもしれない。
でも、美味しいものをより美味しく。
楽しい事をもっと楽しく。
そしてどんなときでも美しいものを求めているのは、
全然悪い事なんかじゃない。
そう思うのと同時に、
その欲求があたりまえに存在するのは、
とても素敵な事だと思います。
また空デ宣伝しちゃったよ。笑
宣伝隊長でした。
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