リアルな美大の日常を
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2012年11月のアーカイブ
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全プロジェクト終了!
芸術祭おつかれさまでした。べべです。
今年の芸術祭は本当にやりきった感があります。
チーム展示「脳内視覚化プロジェクト」
ご存知「手羽先の店 手羽イチロウ」
実は入ってるんです「ヤギ部フリマ」
どれも本当にてんてこまいでしたが、やりきれて良かったです。
手羽先の店の戦場感はいわずもがなでしたね。
模擬店があんなに戦いの場だとは思いもしませんでした、、、昼時こえー。
今年の芸祭は、全体的にクオリティが高かったと思います。
「民族」というテーマがとてもムサビに合っていたし、装飾もあの量を作って全てイメージの統一がはかれていたのが素晴らしかった。つーか個人的に民族大好きだからトーテムポールもってかえりたいくらいなんだぜ。
展示もひとつひとつ見応えがあるものが多かった気がします。
しっかり作り込んであったと思う。
惜しむらくはあんまり映像系を見れてないことですな。
映像系って展示の仕方が難しいなあと思います。アニメーションとか流しっぱなしだとなかなか見ないし、見れないんだよなあ。あんなにかわいいの多いのに。
はてさて、自分らの展示「脳内視覚化プロジェクト」ですがなんと3日間で300人を動員しました!やったー!
7号館210教室で、2m×4mくらいのちいさなちいさなスペースにも関わらずあれだけのお客さんが連日入ってくれたのを考えると、大成功だったのではないかと思います。
学内歩いてたら「脳内視覚化見ましたよ〜」と声かけてくださった方もいてとても嬉しかったです。
去年の特撮映画プロジェクトもそうだったけど、今回もとても良いメンバーに恵まれました。
まず、映像制作がはじめてにもかかわらず、数日間でみるみるうちにアフターエフェクトを習得していったまなみブラックとみゆきイエロー。
二人がいなければこのプロジェクトは破棄になっていたし、プロジェクションマッピングのソフトを使わずしてこれを始動させるというとてつもない荒技を思いつき、それを実行してくれた発想力と行動力にただただ頭が下がります。本当にありがとう。
「脳つくっといてくんない?」という適当なべべのお願い(しかもメール)に、超精細な脳をスタイロフォームから切り出して、なんにも言わないのに天井にくっつけるための仕組みも考えてきっちり制作し、べべの想像した通りの「脳がふたつ浮かぶ空間」をつくりだしてくれた木村レッド。
「素材だけ渡すからポスターとキャプション頼むわ!」と貼りこみまで丸投げされても、きちんと見やすいポスターを制作して雨の中張り出しにいってくれた岡部ブルー。矢印をたくさん道しるべに作ってくれたので、大勢の人がそれに沿って展示場所まで来れたみたいです。
芸祭では、とにかく人と関わりたいという思いがあるんです。
それは、あれだけたくさんの人が来ていて、たくさんの人がいろんな面白い事を考えているというチャンスの場であると思うから。
ただ置いておくだけの展示では人の反応が直で見えないし、わたしには達成感が足りないなと思ってしまうのです。芸祭ではね。
おもしろい人に出会いたいし、こいつらおもしれーなと思ってほしい。
視覚伝達って、グラフィック系でしょ?なんでこんなことやってんの?と何度も聞かれたけれど、「だってやったことないから、やってみたかったんだもん!」と何度も答えた。
最近お世話になっているインターン先の素敵な大人の人の言葉を借りれば、
「どこかで全てがぴたっと完成する、奇跡のような瞬間を信じて」
やってきたのです。
今考えてもあの力技はほんま奇跡だったと思うわw
中高の頃の友達もたくさん来てくれて、なんか変なことしてて楽しいねって言ってもらえてとても満足です。ふふふ、楽しいぜ。
来年は4年生になるというのに、もっともっと面白いことをしたくて、今からどきどきしています。
芸祭が好きなのだ。ムサビが大好きなのですよ。
(すっきでっす すっきでっす 心からー
あいしていますよと はいはいはい!)