ムサビ日記 - あさな -

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私がムサビを知ったのは小学校6年生の時。
6年生では、将来の夢について調べる授業があって、
小学生の頃抱えた夢は色々ありましたが、最終的に「ゲーム会社に入りたい！」と考えました。

それから専門学校を調べたり、就職のためにどんなルートがあるかを調べて、
その時に「美術大学」というルートがあることを知って、
中でも「武蔵野美術大学」という大学が……なんかスゴイらしい。という事を、漠然と知りました。

でも、噂に聞くムサビというのは難関も難関で、とうてい私のように美術に疎い人間には入れそうにもない所だと思っていましたので、そこを目指そうという気持ちはしばらくありませんでした。

「私、ムサビに入りたい！！」と思ったのは高校2年生の時。その時、芸祭に遊びに行って、初めてムサビというものを肌で体感しました。
この大学はすごい！テーマパークに来たみたいに面白い！！
そう感じて、イッキにムサビのとりこになりました。

それから卒展に行ったり、3年生になって初めてオープンキャンパスに行ったり、また芸祭にも行って、入試直前でも卒展に行きました。
ムサビが好きで好きで、こんなところに毎日通うことが出来たらどれだけ幸せなことか！と思っていました。

そして強い憧れは強い不安にもなりました。
もし落ちたら。
いやきっともっとすごい人たちがいっぱい居る。
私なんかが受かることは奇跡に近い。
でも、ムサビを好きな気持ち、入りたい気持ちでは絶対誰にも負けないのに…！

実技試験の帰り道は泣きました。
後悔のないように全力を出したけれど、
それでもその前にもっとああしておけば、と後悔して仕方がありませんでした。

結果、映像科にはセンター利用・一般方式両方で合格を貰いました。
勿論合格を聞いた瞬間、泣きました(笑)

ゲーム会社に入りたい、という夢は現在進行形で持っています。
そう思い始めたときよりも大分視野も広がって、色んなことに興味を持つようになりましたが、
それでもゲームとは私と切っても切り離せないモノなので、未だに全然、諦めたり、他を目指したくなるような気持ちはありません！

ムサビ入学という夢を一つかなえられた今、また違う夢に向けて、ムサビでいっぱい力を蓄えて頑張れたらと思います。

長くなりましたが、私のムサビへの愛を少しでも理解していただけたら幸いです。

それでは皆様、よろしくお願いしMAU！＾＾*