リアルな美大の日常を
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せいちょう
すがすがしい朝を迎えてしまっています。
いいえ、しまっているということはないのですが・・・
一昨日から引き続き昨日の朝もずっと泣いてて目が腫れましたが
今日は元気で、落ち着いた気持ちです。
恩師の弔問に向かったことで、死について色々と考えました。
私の場合は特に育ててくれた祖母のことです。
未だに元気にはしていますが、恩師が私たちの卒業後2年という短さで逝ってしまわれたことを受けると
私が卒業するまでに本当に祖母が生きていられるか分かったものじゃないと改めて思いました。
親孝行というのはよく、元気でいることが親孝行だと言いますが
そんなことより私はとにかく祖母と一緒に居たいなということを思いました。
祖母と家でテレビを見ながら談話したり、
バスで行ける最寄の駅で買い物をしたり、
今まで何百回繰り返してきたを更にしたいと思うようになりました。
祖母に「(一人暮らしの)家が2年契約だから、来年になったら実家戻ろうかな」と言ったら
「それはいいわよ。物置くだけでも借りといて、あとはあんたが時々帰ってくればいいのよ」
って返されました。それもそうか、と思うのですが。
その前に入れてしまった予定がいっぱいあって、夏休みもちょっと難しいかなという状況で。
祖母はそれも察して「たまにあんたから電話してちょうだいよ」と言ってくれてます。
まだ私は、用事がないときに電話はしてません。
いっつも、お金を使った報告とか、ちょっと帰らないといけない用事があるから、ということで電話するだけで
ただ会話をするために電話をするというのはしてません。。
特に話すことがないから、と電話をかけようという気持ちが全く起きなかったのですが。
でもやっと分かってきました。
私が帰るたびにいつも私に「似合うんじゃないかと思って」と買っておいてくれた服をくれたり、
大好きなしじみの味噌汁を用意してくれてたり
2月頃に帰ったときは、私に見せようと思って雛人形を出してくれてたり…。(私はもう雛人形出してもらう年でもないですが…!)
祖母は私より断然ベテランですが、私も1人暮らしを始めて友達を家に迎え入れたりするときに、家を掃除してご飯を作って、ということを経験したのでその何気ないことの苦労がとっても分かります。
準備には時間がかかるけれど、家にいてくれる時間って一瞬に感じられて
喜んではくれるけれど、苦労のわりには反応が見合わないこともよくあって
寂しいなんて口では言わないけれど、これだけ迎え入れてくれてることが私に少しでも長く留まって欲しいことの現われで。
またこういうことを書いてたら泣けてきてしまいましたが
ゴールデンウィークは、やっぱり実家で過ごそうかな、と、今から考えてます。
ではでは!