リアルな美大の日常を
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明日は映像学科の実技試験
更新が止まりがちでした。
ちょっとテーマを決めて更新を続けるのは厳しかったですね(^^;)
またいずれ続きを書きたいとは思っていますが
受験生の方々への応援の文章を書くにも遅れてしまいました。
が、いまさらでも、応援の気持ちをこめて書きたいと思います。
映像学科は、ついに明日が実技試験のようですね。
毎年ムサビの受験は雪が降るという伝説じみた噂もありますが
今年はわりと安定のようでラッキーですね。
遠くから朝早く家を出る人も多いですからね…。大変ですよね。
今振り返っても、受験っていうものは謎です。
なんであの人は受かって、なんであの人は受からなかったか…
一応、それは能力の差で決まっているはずですが、
でも私にはただ「縁」があったかどうかな気がしてならないのです。
ムサビを受験される方は勿論、ムサビに入りたいという意思のある方と思いますが
どんな結果になっても、そこには不思議な縁があるものです。
どういう風に転んでも、きっといいめぐり合わせがあるということは、まず先にお話しておきたいと思いました。
ですが勿論、目先の試験が落ち着くまではきっとそんな気持ちにはなれませんよね。
誰にどんな言葉をもらっても、自分で何をしようとしても、不安な日々が続くことと思います。
不安でも、自分に正直に生きれば後悔はしないはずです。
入試の問題は、さまざまに受験生の皆さんを振りまわしますが
素直に、やりたいように、感じる方に、分からないままにやってください。
「どうすればいいのか分からない」ことが大切です。
予備校で教えられたことが「答え」と思ってやってしまってはいけないのです。
ムサビの教授に、「肯定だけで終わった作品ほどつまらないものはない」と教わりました。
実際、私は感覚テストのあと、まあ自分の中ではよくできたほうかな、なんて思っていましたが、
「絶対ダメだった、ひどかった」と連呼していた友達のほうがよっぽど点数が高かったりしたものでした。
自分で否定して、迷って、それでも諦めずに食いついた作品は、きっと人の心に届くのだろうと思います。
自分を信じてください。
ダメだ、と思うなら、「ダメだと思う自分」を信じてください。
自分に素直になってください。
皆さんが入学してきてくださる日を、心から楽しみにしております。(*^^*)