リアルな美大の日常を
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2012年02月のアーカイブ
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寒寒寒
いつもの日記の前に
ドラドラさんに一昨日の記事の内容をとりあげて頂いたとのことで
それを受けて私もちょこっと思ったお話を…。
ムサビ生になったからといって、作家になったり、美術関係の仕事に就かなくてはならない、ってことはないということ。実際にそうなんですよね。
某授業の中で、視覚伝達デザイン学科の卒業生で東京大学の大学院に入って研究者になってるという方を知りましたが、極端な話ですが、そういう進路だってあるわけで…。
そしてありがたいことに、ムサビという大学は、美術職に就かなかった人を授業の中で紹介してくれるくらい、美術関係以外の進路まで応援してくれるというところなのですよね。
ええ、あらためて良い大学です。(TvT)
でも実際、学内では――特に映像学科はそういう傾向にあると思いますが、
友達と会ったときに、ごく自然に「自主制作やってるー?」という話になります。
常に何かを作ってるくらいが当たり前、という雰囲気があって、
私は入学前からまあそういうものだろうなぁと思っていましたが、友達の中にはそれに辟易している子もいます。
バイト先で社会人の方とお話する機会があると、
皆「大学生とは遊ぶもの」みたいな印象を持っているんだなぁと思いますが
(もう必ずといっていいほど、大学生のうちにいっぱい遊んでおきな、って言われますもんね。^^;)
そんな中で自ら新しいことを始めようとする人を見ると、尊敬するし、
同時に、自分は遅れてる、と思うと悔しいし、
常にプレッシャーを感じる環境にいます。
でもそれも含めて良いところに居るなぁ、と思います。
あれっ、結局何が言いたかった…んだ…(^^;;)
ようするに、ムサビ万歳!ですね!
------------------以下いつもの日記---------------------
しばらく実家にいるつもりでしたが
すっぽり忘れていた用事を思い出してしまい、急遽明日早朝に帰ることに…(T_T)
実家が千葉なので一人暮らしの家(ムサビにほど近いとこにあります)までは2時間強くらいなもんですが、
ちょうど明日はとんでもなく寒い1日のようで…(^^;)
もう2月も半分過ぎたというのに…今年の寒さは本当に怖いですね。
ところで今日出かけた際、去年12月に買ったばかりのコートのファスナーが下りなくなって焦りました(>_<)
裏地がひっかかってほつれちゃって…それもそれなりにショックでしたが、
本当に何度も何度もひっぱっても下りなかったので、
まさかずっとこのままじゃ…なんて恐怖もあったのでとりあえず今日は脱げてよかったです(笑)
今日も平和ですね!(*^^*)
ではでは!
里帰り
先週までわりと予定を詰め詰めにしてたのですが
今週は予定があいてて、
そういやこれからちょっと何も計画立ててなかったなー、
なんて思ったら
明日実家帰るって宣言してたのを綺麗さっぱり忘れてました(^^;)
長期間実家に帰るのって、
そもそも一人暮らしの家のほうを空けるためにそれなりに準備が要るので
なかなか、こう…重い腰があがらない感じだったのですが
電話したら、祖母がちょっと風邪を引いているとのことだったのでしばらく帰ろうかと思います。
パソコンは持っていくので、実家はそれ以外何もないし、むしろムサビ日記の更新頻度はあがる…かも?
私は今、作品を作りたい、でもどうしよう、みたいな煮え切らない状態を続けてます。
ずっと絵を描いてはいるんですけどね。
もっともっと、強い衝動が生まれるまで、色んな作品に触れてみようかな、なんて思って
ネットでアニメーションを検索かけてみてみたりしてますが
すごいな、って思って、でも逆に、自分にこんなの作れるかな、とも思ってしまいます。
そうじゃなくて、落書きみたいな、もっと気軽な気持ちで作品を作るのもアリだよな、って思って
…そう、思うんです、でも、やりたいって気持ちになれないっていうか。
なんでだろう…あんなに、作品作りたい作りたいっていってたのに。
昨日一昨日は、身体的疲れがひどくて、疲れをとるためにきちんと休んだほうがいいかな、なんて理由づけてだらだらできましたが
さすがに今日はもう…何かしなくちゃ、って。
一応、フォトショップをひらいて、絵を描いてはいるんですけど。
こんな文章かいてたって前に進めないよ、って思いながら
集中できなくて
そのたびに自分が嫌になるという
負のスパイラルですねぇ、ほんと…。
でも、やるしかないですねっ!p(`´)q
きっときっと、2年生になったときに、充実した春休みだった、って思えますように。
明日は映像学科の実技試験
更新が止まりがちでした。
ちょっとテーマを決めて更新を続けるのは厳しかったですね(^^;)
またいずれ続きを書きたいとは思っていますが
受験生の方々への応援の文章を書くにも遅れてしまいました。
が、いまさらでも、応援の気持ちをこめて書きたいと思います。
映像学科は、ついに明日が実技試験のようですね。
毎年ムサビの受験は雪が降るという伝説じみた噂もありますが
今年はわりと安定のようでラッキーですね。
遠くから朝早く家を出る人も多いですからね…。大変ですよね。
今振り返っても、受験っていうものは謎です。
なんであの人は受かって、なんであの人は受からなかったか…
一応、それは能力の差で決まっているはずですが、
でも私にはただ「縁」があったかどうかな気がしてならないのです。
ムサビを受験される方は勿論、ムサビに入りたいという意思のある方と思いますが
どんな結果になっても、そこには不思議な縁があるものです。
どういう風に転んでも、きっといいめぐり合わせがあるということは、まず先にお話しておきたいと思いました。
ですが勿論、目先の試験が落ち着くまではきっとそんな気持ちにはなれませんよね。
誰にどんな言葉をもらっても、自分で何をしようとしても、不安な日々が続くことと思います。
不安でも、自分に正直に生きれば後悔はしないはずです。
入試の問題は、さまざまに受験生の皆さんを振りまわしますが
素直に、やりたいように、感じる方に、分からないままにやってください。
「どうすればいいのか分からない」ことが大切です。
予備校で教えられたことが「答え」と思ってやってしまってはいけないのです。
ムサビの教授に、「肯定だけで終わった作品ほどつまらないものはない」と教わりました。
実際、私は感覚テストのあと、まあ自分の中ではよくできたほうかな、なんて思っていましたが、
「絶対ダメだった、ひどかった」と連呼していた友達のほうがよっぽど点数が高かったりしたものでした。
自分で否定して、迷って、それでも諦めずに食いついた作品は、きっと人の心に届くのだろうと思います。
自分を信じてください。
ダメだ、と思うなら、「ダメだと思う自分」を信じてください。
自分に素直になってください。
皆さんが入学してきてくださる日を、心から楽しみにしております。(*^^*)