リアルな美大の日常を
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美術が楽しくて
美術が楽しすぎて吐きそうです。
と、いうような言い回しをよくネットなんかで習慣的に見かけたりするのでまねしてみただけで
本当に吐きそうなわけではないですが(笑)
美術が楽しくて…。ぽーっとしちゃいますね。
美術ってとてもあいまいな分類ですが…。
古典だとか現代だとか、
なんでこんな全然違うものが「美術」なんて一語でまとめられてしまうのか、というのは
私も正直なところよくわかりませんが
でもそこが好きです。
どの教授がおっしゃった言葉かは忘れてしまいましたが
誰かが「1+1が2じゃないのが芸術」という風に称していらっしゃったんですけど
まさしくそういう感じなんですよ!
私にとって、美術とか芸術っていうものは
「生きたい」っていうエネルギーかもしれません。
1+1は2みたいに、確固たる答えのあるものって、世の中のほんの数パーセントだと思うんですよ。
もしも世界に時間という概念がなかったらもっと単純だったかもしれませんが
実際には、時の存在によって全てのものが常に流動して変化し続けているので
今こうだと思ったことが次の瞬間全然違う、ってことが簡単に起こりうる世界に生きているわけですよね。
だからほとんどのものがどれが正しくてどれが間違ってるかなんて言えたものじゃなくって
そういう意味で全てのものが「芸術的」といえるんでないかなと思ってます。
美術、芸術の肯定って生きることの肯定な気がします。
確固たるものだけを見てたら石のようになっちゃって、全然「生きてる」って言えなくなっちゃうんじゃないかなと思うんです。
私が美術が好きだーって思うときは、生きてるのが好きだーうれしいーって思うときでもあったり。します!
そんな感じで今日は幸せな一日でしたっ