リアルな美大の日常を
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2010年10月のアーカイブ
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今まで嘘をついてきました。
僕は、人が嫌いだ、
人気者が嫌いだ、
女々しい人が嫌いだ、
ご託が多い人が嫌いだ、
常識のない人が嫌いだ。
そう思っていた。
最近気づいたことがある、彼らと相対しているときの。自分が嫌いなのだ。
目線を気にし、嫉妬し、人を傷つけ、人を理解しようとしない自分、
なんてくだらねえ人間だろうか。
クセーッ詩人気取りかッ!!
と、まぁそうですね。
今まで課題と言うのは一人でやってきましたが、
グループワークってぇのは、色々考えることが多い、
一つの失敗がすごく大きく感じたり、
力のベクトルの、いや見解の相違であったり。
うまくいかねぇ、こりゃぁ一人でやるのとは別物だ、
ギャグだとかで笑いを取ったり、
「今日はなんだか、かわいいね。」
なんて言えたりすると
一人前のクソ野郎にはなれるきがするんだけどなぁ…
なんか露骨すぎるしなぁ…
コント。美大生。
芸人や、喋りのプロ、
彼らの仕事を、猿真似でやっても、
うまくいかない時が多く、思う所で、笑いが取れず、
むしろ、僕の場合、素でいる時にこそ、笑われてしまうことの方が多い、
それはともかく、
ふざけた事を深刻な面をして、考え実行する連中は笑える。
薄々自身でも気がついてることも考えると、なお傑作。
笑ってはアレだ、失礼だ。
と言われるかもしれないが、
なんの、これを笑えないあなたの方がナンセンス。
偏屈で、馬鹿のため、
物事を斜めに見るスイッチが入ってしまうと、なかなか抜け出せない、
まぁそれもあるが。
周囲に笑いの火種が多すぎるんだ。
コンクリート壁に、明朝体で「油」とだけ書いてあるコピーが5枚。
また。使わない、というより「使えない」本棚のが、むしろ多い図書館。
真面目な顔をして、笑いを取りに来る教授。
なのに、爆笑は起きない教室。
何かを必死に、本当に必死に、むしろ不真面目に、考えまいとする人。
泥舟に不安な顔で、それでも乗ってしまう、うさぎ。(実力で泳げばいいのに。)
ファッションの方も、不細工であることに気づいていない、オシャレさん。
ただ。どんな所でも、絵を描いている人を見ると、
むしろ、俺の火縄銃に、弾丸が込められてしてしまうのは、何でだろう。