おい!それぇ!! ノン!!

近年は、稀にみる突っ込み役の不足で、
ボケ役は、「どこまでやって良いのかわからない病」に脅かされている。

図書館で、お菓子なのか、何かを食べ、何かを飲みながら、読書に励むといった、
これはムサビでも稀な現象でして、常識的に考えて、それは「ない」行動なわけなのですが、
そこで「おい!それぇ!! ノン!!」と即座にツッコミみを入れられば、どれほど良かっただろうか、
白い目で見る程度の行動しかとれない内弁慶な私。
まるで効果がない、
当然である。私を含めた、ある、数種の美大生と言うやからは、嫌気のまじった目でよく見られるのだ。
常識では測れないものが現れたときどうするか、
美大生は観察をする。
 
彼はどうやら黒い物食べているようで、詳しくは分からないが硬いものである。
ここで一つの疑問が生まれた、なぜ彼はわざわざ机の下にそれを隠し、
シズカに、その硬いものを食べているのか。
仮説を立てるとするなら、彼は、負い目を感じているのだろう。
いや、逆に言うならばそこまでして食べたいのである。

私は彼の緊迫した食生活を想像する、課題におわれ、落ち着いて食べることもできず、
食べることのできる時間と言えば、読書をする間だけ、
そんな恥ずかしいことはできればしたくないのだが、
嗚呼、哀れなるは美大生、口へ、、、何か食べなければ、、、なんという、悲劇!
せめて、せめて、私があそこでツッコミを入れてさえいれば、喜劇で終わっていたのに、、、

投稿者:aludente : 2010年07月14日 22:20

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