リアルな美大の日常を
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2009年05月のアーカイブ
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休日
九時半に鷹の台を出発し、
新宿にある、工学院大学に行き
色々な大学の卒業設計を見る。
最寄りの書店で
本を立ち読み&購入して、帰ってきたら、
いつの間にか9時。
一日中建築のことを考えていても、
全く設計計画が進んでいない落とし穴。
ヤラナケレバ、
卒業設計で思ったこと
早稲田は鼻息が荒い、
日大はわかりやすい
武蔵工業はコマカい、
芸大は意匠、
じゃあ「ムサビの建築」っぽさってなんなんだ。
と卒業設計を見ながら思ったが、
きっとオープンキャンパスで明らかになるんだろうなきっと。
何やら去年と気合がちがうからな…間違いなく、
目指しているところ
最近は、ムサビ出身者の建築家の方々にお会いする、
と言うよりは、見る。ことがあるので、
考えてしまうことがある。
僕の見た建築家の方々は、
何というか、フワッとしている。
?。
何というか、社会の規範とは違った、
別ルートを通ってきた、
風合い、と言ったらおかしいが、
かもし出している空気みたいなものが、
ある。
建築家、皆がそうではないのであろうが
間違いなくそれはあって、
例えにあげるなら、
某「T塚夫妻。」
何なんだろうあのファッションは
違う意味で建築がわからなくなる。
目指していたところは
ここで、確かにあんな風になろうと思って
ここにいるわけなのだが、
実際、自分がそうなると思うと、、
僕は怖気づいている?のだろうか、、
あーーップス
最近なぜか独り言が増えたと感じるのですが、
思い返してみると以前からも一人でしゃべる癖はあって。
ちょうど一人暮らしを始めたあたりからだろうか、
思考を整理するために、もしくは寂しさを紛らわすために、
頭に思い浮かんだことを時々、声に出していました。
「増えた」と感じるのはおそらく、
人が居る前でもつぶやいてしまうからで、
そんな時は、
セキをしたフリなんかをして「イヤイヤなんでもないですよ感」
を出しているんです。
少し恥ずかしい思いをするならまだ良いほうで、
どうやら、この問題の根っこの部分は違うところにあって、
最近、人間との関係を良くしようという、気合が薄くなっている。
ようで、
「ジャスミン」さんのコメントに二週間後の今日やっと気づくしまつ。
本当に
「俺、えぇ?!」なショックで、
なんというか、もう、
ごめんなさい。
もうなんというか、
友達も減るだろうなという感覚です。
後片付け
部屋をよく見ると、模型で使ったケント紙やら画材やら、
道具、そして食い物
ひどいことになっていたので、掃除をしました。
ゴミの量が建築学科全体で総計すると、
ヒドイ量になるんだろうなと、
実感としてわかったわけなんですが、
まず、こいつらの種類は大きく分けて三つあって、
1、手をつけていないので次回も使えるもの。
2、「切れ端だけど、ん、まぁ使えるだろ、」なもの、
3、「ゴメンなさい」、なもの。
必然的に2と3の区別が難しいわけなんですよ。
「捨てたくないんだけど、ゴメンなさい。」
「これは、、、ゴメンなさい。」
「あ、これはまだ、、でもゴメンなさい。」
何かを作るのにゴミをこんなに出していいのだろうかと、
考えざるおえない。
作ったものも最終的には燃やされるわけだし、
だから、スタディ模型ぐらいはゴミにならないように
どうやってか変えて行きたいのですが、それはまだ考え中です。
終わりが始まり
「次は頑張ろう、」とかは死亡フラグなのでいいません。
良くも悪くも終わり、自分が成長できたのかはわからない、
けど
人間的には、全然成長していないだろう、
そもそも、いろんな人(オッサン)から聞くが、
「良い建築を学生のうちからできるわけがない。」
らしい、
では、どうしたらいいのか?
オッサン曰く、「良いものを見ろ。」「学生のときは自由だから、」
「海外へ行け」「課題はがんばれ」「仲間を作れ」「留年はするな」
こんなこと言われてしまうと、空気中で溺れた気分になります。
明日はムサビ建築OBが設計した集合住宅に、
グループ単位で下北沢にいきます。
早起きは三文の徳
深夜書いた日記を、翌朝読み返して見ると、
「なんだこれは、、」
みたいなことがある。
おそらくそれは創造的活動にもいえることで
「なんて、すばらしいアイデアなんだろう!」
な気になっていても、、ナンタラ。
と言う話しを聞き、
最近は日の出近くに起きているのですが。
どうもうまいこといかない。
結局のところ、
夜の僕だろうと、朝の僕だろうと、
出すのは自分なのだから、
う〜ん。
所詮三文だしな、
それとも、もしかして俺がセンスない?のか?
そんなことはないでもらいたいな。
最近、地元でマイナーだった漫画が
建築学科内で読者が多いことに気づいた、
劇画チックな漫画の、その空気にのせられて、
コアな話しをフリたいのだが、やっぱりやめておこう。
「やれやれだぜ。」とボッソと言うのも、もうやめよう。
変な立ち方も、もうやめよう。
「嗚呼、だけど言いたいッツ。」
急がば回れ。
今日を含めて五日間で課題提出。
どうやってでも完成させて出すのが必須なのですが。
こんな時は、
「もし、終わらなかったらどうしよう、」
と言う考えが脳ミソの隅から話しかけます。
「いやいや、終わらすんですよ。」
先週の時点で特に急いでもいなかったのですが、
「急がば回れ、よし、遠回りしてみようかな」
と思ったのがいけなかった。
結局、一周して元のところに戻ってきてしまった。
「本当に回ってどうすんだよ。」
もういやになる。
「この一週間はなんだったんだ。」
でもこの絶望感が気持ちよっかたりして、、
あると思います。
久しぶりの更新
家のインターネットが先週まで、止まっていたのですが、
復旧したあとも特に2、3日書くことが、と言うより
美大っぽいことが、なかった、
のですが
今日は建築の講義の一環として東京都現代美術館に行ってきました。
これが美大っぽい?ムサビっぽいコトなのかは、
疑問ですけどね。
このことについて先に言っておくと、
これからの建築の制作のためになったかは、
まだわからないですが、
とりあえず楽しかったです。
ただ、
課題提出が近いためか、思ったより人が少ない。
時々、日常生活でも感じることがある、
「あれ?このノリ違ったんじゃねーか?」のような周囲の意外な冷静さ、
時間三十分遅れてきた人がいても、
「あるよねぇ〜」なムサビ生の寛容さ、
もろもろ踏まえて、どうでもよい所に目がいってしまうんですよね。
そろそろ帰ろうかなぁ、と美術館をさまよっていた時、
打ちっ放しコンクリートの、光を一階に取り込む目的の「坪庭」、があって、
直角三角形の敷地に、
15センチくらいのガシュンと石が落ち葉のように敷いてあった。
「いかにも美術館っぽい意匠だな」と思っていると
お母さんに連れられた四歳くらいの女の子が、
「本物の石だ」と言った。
何やら、そんなことで。
自分が本当に感動が少ない人間だと感じてしまった。
女の子は何を見て本物だと言ったのだろうか、
コンクリートと対比してか、それまでの絵を見てか、
しらないが
それが本物の石か?本物とは何だ?
そんな話しはその時どうでもよくて、
唯ひたすらに、自分はつまらない人間になってしまったのだと感じた。
そんなところ、