›2007年04月11日
気をつけろ!!
一年生は、今日辺りにオリエンテーションをやったのかな?
(上級生には新入生用のスケジュールが回ってこないので推測で書いてます)
そろそろ時間割を組み立てる時期に入ったのかな。
(上級生は12〜13日にオリエンなのでまだシラバスもらってません…)
講義科目が好きな人も、面倒な人もいると思うけど、取れるうちに単位をとっておきましょう。
サボらずにがんばれば2年後期までに実技以外の卒業単位数を満たすことができますし。
(教職課程を取る人はこの限りではないですが)
で、大学の授業は基本選び放題…に、見えるのですが。
ここでファイン系の学生に注意がひとつ。
シラバスをよーく見てください。
概略のところ、字が小さいけどがんばって、隅から隅まで読んでみましょう。
気づきました?
結構みんな(自分も)見落としてましたが。
ファイン系3学科は、美術各論の科目を二つ以上取らなければいけないのです。
必修です。
取り忘れたら卒業延期の可能性大です。
実際の運用について(恩情措置があるのかなど)はわからないのですが、成文化されたルールなのでまずは守っておきましょう。
余談ですが、うちのいとこ(外大卒)は必修科目を取り忘れて卒業できず(しかも気づいたのが卒業証書をもらおうと大学に行ったとき)、
内定をもらった会社を翌年また受けなおしました(汗)。
また内定を取れたので一応セーフでしたが…。
皆さんも、つまらないことでチャンスを逃さないようにしましょう。
…人のことを言える立場じゃありませんが(汗)。
美術各論系の科目は教職課程でも必修ではないし、各学科の教育課程表には書かれていないので、結構見落とす人が多いかと思います。
2年の後期のある日に、同級生に話したら軽くあわててました。
自分がそれに気づいたのは、このサイトの「履修登録について」を読んだときです。
「日本画は各論を取らなきゃいけないのかー、あれ、彫刻は?」と思いシラバスを開いたら、注意事項の欄にまったく同じ文面が載っていました。
(シラバスにあることなのでもっと前に知ってたかもしれないけど、たぶんすぐに忘れたと思う)
そのときにはタイミングよく各論を2科目取っていたので自分は大丈夫でしたが…後になってほかの人の悲鳴を聞かないか(勝手に)心配になってます。
教訓。
大事なことほど目立たないように書かれている。
新入生の皆さん、気をつけましょう。
…もちろん、在校生の方も。
›2006年09月09日
なんてこったい
手羽さんが「特色GPに選ばれました!!」という日記を書いたとき、詳しい説明がなかったので「彫刻学科の授業は入ってなさそうだなぁ。自分には関係ないかな」と勝手に判断してしまい、公式HPで確認せずスルーしてしまいました。
(言葉の響き的にデザイン系の授業が取りそうな感じがした)
が、自分にモロ関係があることが昨日発覚。
教職必修の授業でした。しかも今年取ってるやつ。
学校のHPでの説明はこちら。
シラバスはこちら。「教職総合演習1」ってやつです。
でも授業のカリキュラムが載っていないのが残念。
なので軽く説明をすると、
今の法律では、小中学校の教職免許を取りたい人は、1週間の「介護等体験」をしなくてはなりません。
(以下、「体験」と略します)
ムサビの場合、(基本的に)2年生になったら老人ホームや障害者の授産施設など6つの施設のうちひとつを選んで体験をします。
その取り組みが「美術と福祉プログラム」で、そのための前提授業が「教職総合演習1」なのです。
(ちなみに、上記のシラバスにある「教職総合演習2」は、中学の免許が取れない=体験に行かなくていいデザイン情報学科の人向けだそうです)
ちなみに大まかに内容を言うと、前期で体験の試作や準備をして、そのあと施設で体験させてもらって、後期は体験を通じて得たものをレポートや紙芝居でまとめて1年生向けのオリエンテーションで発表、という感じです(細かいところは受け入れ施設ごとに違いますが、自分が撮った授業はこんな感じでした)。
1年生のとき、オリエンテーションで福祉施設に送る提案書のコピーをもらったのですが、
「美術教室を開いたらどうですか」とか「施設内の装飾をさせてください」などが書かれていて、
それを読んで自分は「うわー、やっぱりここまでしっかりアピールしないと体験の受け入れをさせてもらえないんだろうなぁ。結構施設の負担になるだろうし、大学も必死なんだろうなぁ。」と感じました。
が、どうやらここまで体験に対してガッツリ準備をするのはムサビくらいらしいです。
(知り合いの学校では前提授業すらなく、事務から「体験したいの?じゃあここに行ってください」という感じで前準備なく直接体験に行くらしいです。学校にもよると思いますが)
で、その「ガッツリ」加減が文部科学省の目に留まった、ということらしいです。
自分の受けている授業が国レベルで評価されたのは結構うれしかったりします。
(大学側にも、研究費名目で予算がもらえるそうです)
うれしいのですが、その分重い責任を負うことになりました。
「外部向けの展示会をやるから、ムサビ史上伝説に残る紙芝居を作ってね」
「授業の報告書を本にしてまとめるから、A4サイズの原稿が追加になったよ」
うっわーーーーー。レポート追加な上に世間にさらされるのかよ(汗)。
ここまできたらガッツリ作るしかないよーー。
ガッツリ作ってやる!
ガッツリ…(自信なさげ)
日記を書くに当たって文部科学省のHPを調べてみたら、法律制定当時のものと思われる報道発表の記事を発見。
それによると、「介護等の体験は7日間以上行っても差し支えないこと。また7日間の内訳については,社会福祉施設等5日間,特殊教育諸学校2日間とすることが望ましいこと。」らしいです。
ムサビは、7日間全部福祉施設なのですが。
でもお墨付きをもらいました。
まぁ、「望ましい」だから大丈夫か。
ちなみに自分の場合、美大に行こうとする前は、盲学校で体験をしたいなぁ、と思ってました。
これについては後ほど…書くかな?
›2006年04月16日
どーしよー
教職必修が同じ期・同じ曜日・同じ時間にトリプルブッキング。
そのうち二つは工芸(任意のオプション)であとひとつは別時間に同じ授業が解説されている(が、実技とかぶっている)ので最低限、美術の教職は取れると思うけど、何か腑に落ちない。というよりすごいあせる。
来年、ほかの必修とかぶったらアウトだし。
時間割のせいで工芸教職が取れないことって、さすがにないですよね…?>教務課さん
教師として就職をするかは怪しいけど(汗)。
›2005年10月14日
「工芸科」の授業
教育法の授業では、授業プランを立てる課題が出ます。
(って、前も言ったような気がする)
工芸教育法で今この課題がでているのですが、
高校時代は美術でも工芸でもなく音楽を選択し、
中学以来の「美術体験」は受験勉強だけで「彫刻」学科に入学した赤岩さん。
まったく授業のイメージがわきません(涙)。
というわけで、工芸を選択していた高校の同期生を質問攻め。
(T君ごめん、医学部狙いで2浪しているのに)
そのときの話によると1・2年生でやったのは、
青磁のペンたてや銀粘土を使った指輪など「いかにも工芸」な内容もあれば、
自分の名前のレタリングや建築模型の制作(ほぼ1年がかり)などデザインチックだったりもするし。
あと、工芸で忘れちゃいけない「製図」もあったり(友達はさんざんだったらしい)。
で、3年生になると授業が週1時間だけ&受験が気になりだすためか、
「予算と設備の限りなんでもやっていい」という、アバウトかつ懐の広い状態になったそうです。
具体例を言うと、
●漆芸で角盆製作(T君はこれ)
●七宝焼(一種のガラス細工ですね。案外高コスト)
●サンドブラスト(砂を吹き付けた傷でガラスの表面に模様を作る)
●レザークラフト(と聞いていやらしい想像をした自分って・汗)
●仏像製作(何故)
●帆船模型の制作(趣味じゃん)
本当に何でもありだった模様(後ろ二つは工芸なのか?)。
先生の力量と工芸室の設備に感服。
普通、こんな野放しじゃやってられないと思う。
ところで自分は千葉出身ですが、
教職の先生によると千葉県の公立高校は工芸の開設率が高いらしいです。
ほかの県だと工芸は設備に金がかかる上に指導者も少ないので省略するそうですが、
千葉では20年前に工芸教育を奨める運動があったらしく、その名残が今でも残っているのこと。
(これを聞くまで、全国の公立高校の大半で芸術は4科とも開設されていると思い込んでました…)
しかも、自分の高校は工芸の先生がOBだったのでいろいろ有利な立場にあった模様。
おまけにうちらのころまでは芸術は3年間必修。今は情報科が必修になったので2年までですが。
美術的に恵まれてたんだ、うちの学校って…。
どっちみち、美大進学を3年生になってから決めたので恩恵を受けることはありませんでしたが。