つくば美術館なう
新小平から一時間半かけて、つくばに来ました。
目的は筑波大学芸術専門学群の卒業制作展。
高校のとき同じクラスで、2浪して日本画に行った人が今年卒業するので、その前に一度彼女の絵を見ておこうと思ったのです。
事前に調べたところファイン系の展示期間が7日の午後三時まで。
当方、今月の休みは今日と7日と入試業務後(24日あたりから)。
これは今日行くしかない!と思って出かけました。
アポなしだけど絵だけ見れればいいや、と言う勢いでした。
すると偶然にも、彼女が監視員として会場にいました。
5年ぶりの再会でしたかすぐにわかって意気投合。
聴くところによると彼女は大学院に進むことが決まっているとのこと。
卒業制作はオーラみたいなのがきれいな絵でしたが、(稚拙な表現ですみません…)
これが2年後にどう進化するのかが今から楽しみです。
内輪ネタもすぎたので、ムサビ日記らしく卒展全体の感想も書いておきますね。
同期の彼女曰わく「筑波は統一感を大切にしてるから」と、感想を書くクロッキー帳を置くのも禁止されてました。
あと監視員の学生がみんなスーツでしたが、それも前述の理由からかもしれません。
大学が変われば卒展の雰囲気も変わる。そう実感しました。
会場が学校ではなくて公共の美術館だったので、なおさらのことでしょう。
作品について言うと、
絵画はムサビと比べてお堅い感じがしましたが、それでも各々の個性を発揮していたものがありました。
彫塑は二人だけでした(少ない!)。キリンの木彫がいい味だしてました。
あと芸術系大学でも珍しい「書」のコースがあるのですが、
白い紙に黒い墨で書く、一発勝負の緊張感が伝わってきました。
雑にリキテックスを塗りたくる自分も、その心を見習ねばと思いました。
今回一番の収穫かもしれない。
同期の彼女が大学院を修了する2年後、また筑波の卒展を見に行きたいと思います。
Posted by akaiwa2 at 2010年02月04日 11:38
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