2009年09月18日
伝える、受け取る
最後の更新が帰省とコミケの話だ…お久しぶりです。
詳しくは書ききれませんが、その間は怒濤の日々あり、自分の至らなさにへこむことありで、いろいろ考えることが多かったです。
さて今日の話ですが、縁あってとあるデザイナーさんに自分の近作イラストと卒業制作の写真をみてもらう機会に恵まれました。
(本来の目的は違うところにあったのですが、「作品持って来て」と言われたので)
イラストはオリジナリティも必要だが、デザイナーは常に「いかに人に伝わるか」を考えている。
そのことをふまえると、自分のイラストは個人のなかで終わってしまっているのが残念。
人に伝えるためになぜこの形、数なのかをもっと突き詰めるべきだ、というようなことを言われました。
元々人とのコミュニケーションが下手なところが、絵にもでてしまっている。
ならばもっと外に出ていろいろな人から刺激を受けてコミュニケーション能力を高めたいな、と思いました。
特にいまの自分は「研究室のなかの人」あるいは「アトリエのなかの人」で自己完結してしまっているような気がしたので。
そこで調べだしたのが、なぜか「社会人サークル」。
的を外している気がしますが、絵を描く、仕事をきちんとする以外に思いつくのがこれしかありませんでした…。
調べたら呑みサーや出会い系が乱立していて、草食系かつ胃腸の弱い自分の入る余地は少なかったですが、
それでも深夜番組のノリで山手線1周ウォーキングを計画しているサークルと、
みんなで助け合いながらスピーチ能力を高めるサークルに興味を持ったので、
今度参加してみようかなと思っています。
…なんだか迷走しておりますが、とりあえず生存報告をば。
ムサビのなかでぬくぬく過ごしていた分、美術畑以外の世界の人ともっと交流をもたねばと思っています。
いや、「思っている」ではない、「焦っている」の方が正しいか。
ムサビにいれる時間は残り少ないから、なおさら余計に。
さまざまな人との出会いがあると思いますが、僕自信の経験からアドバイスできるとすれば、語学学校やスポーツクラブ、などが業種や年齢層を越えて交流できる場と思います。
お互いの利害関係が対立しない、ということで素直な人との付き合いをすることができます。
ただし、そういった人との関係は薄い付き合いとなることが多いでしょう。
語学学校は見落としていました。
面白そうですけど、予習が苦手な自分が続けられるかどうか怪しいので保留にします…。
>ただし、そういった人との関係は薄い付き合いとなることが多いでしょう。
言われてみればそうですね。子どもの頃を思い出しても習い事で知り合った友人って縁が遠くなりやすかったですし。
広く浅くか、狭く深くか。自分は後者のつきあい方の方が多かったです。単にインドアなだけかも知れませんが。
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