Musabi Diary - 赤岩 -

軸がぶれている

ごめんなさい、絶望先生は未読です。
　
　
つい先日、再提出だった分の作品の公表を受けたのですが、
（というかこの時期に再講評という時点で色々どうなのよというかんじですが）
自分が言いたいことと、絵でやっていることが合致してないのではないかといわれました。
あとは、自分と絵の間のやり取りだけで完結しているとも。
　
　
今作っている卒業制作の作品も似た様なタイプのものがあるので若干うろたえたのですが、
思えば今までいろいろな人の言葉に振り回されすぎた、というかそのつど従いすぎたために作品がぶれてグダグダになったことがあるので、
今回はとりあえずこのまま描き切ることにしました。
描いてから叱られようと思いました。
というか、講評は叱られるものだと思う自分が大莫迦者だと最近気づきました。
　
　
どうしても、『先生と生徒』というトップダウンの関係を意識しすぎてしまいます。
なので『先生』の言うことを聞こうと咲いています。
『先生』も多種多様というか、みんなばらばらなことを考えていると頭では分かっているのに、
体と脊髄に染み付いたトラウマはなかなかぬぐいきれるものではないし、
むしろその短所がアイデンティティになっている気もします。
　
　
右色の人と左色の人が一人ずついたら、双方とも仲良くしようとして、
二人の正反対な意見を全て受け入れようと聞いてはみるけど、
そんなこと叶うはずがないのでそのうち、

「こんな無力な自分の存在、いらない…」

なんて、謙虚で傲慢なセカイ系ヒーローのごとき思考に陥ってしまうのです。
あ、いまのところ自殺願望はありませんから。自己消去願望はたまにありますけど。
　
　
まあ、そんな無力な存在の自分でも、とりあえずＦ０号サイズのイラストを9枚描き切ることができたので、
この調子であとＦ０号４枚と、漫画一冊作りきるしかないです。
終わるか分からないけれど、終わらせられます。