2008年05月12日
アキバ★ツアー
ruraさんの日記にもチラッとコメントしましたが、
土曜日に彫刻研主催のアキバ★ツアーに行ってきました。
アキバといっても萌系サブカルチャーの探検ではなく、制作に使えそうな電子機器のお店を案内してもらうのがメインでした。
…あとで裏メニューもありましたが(ぼそ)。
予備知識のないまま専門的なお店につれられたのでわくわくしながらも困惑したのですが、その分自分のものづくりがいかに「セット教材」的かを実感。
とりあえず形にはなっているけど(そうでないときもあるし・汗)、自分でイチから仕組みを考えたわけじゃないから、
その先のものづくりに役立つ知識を収穫しないまま終わる、みたいな。
あと、アキバは正真正銘の「商店街」なんだなと思った。
カレーに例えて話をすると。
スーパーに行けばそれなりの材料が一通り手に入るけれど、
そこをあえて自分の足で探し回って、信頼の置けるお米屋さん・八百屋さん・お肉屋さんetcを見つけるような気分。
電気機器も普通の電気屋さんで買えばとりあえず実用に値するけれど、
自分の目的に合ったものがほしかったり、「作る」こと自体を楽しみたいときは、
自分で交通費を払って秋葉原駅の電気街口を降りて、
基板やさん・電球やさん・電線やさん・モーターやさん・液晶やさん(←一番驚いた)
などなどを歩き回って、自分のオリジナル性を追及していくんだなあ、と思った。
…彫刻学科の人間の言う台詞じゃないけど!(汗)
あと、色々思ったことを箇条書き。
●基本的に3年生向けのツアーだったので、一人だけ4年の自分はアウェー感たっぷりでした。
でもいいもん。いつものことだから(オイ)。
さらに何人かにはため口で話をされたけど、別にそこで訂正を求めない自分もいた。
いいもん。ちびくろでは小学生からも呼び捨てにされてるし(それは別物だろう)。
●電車の遅延で遅れる人を待っている間、ラジオ会館の海洋堂をぶらぶら見回ってたのですが。
…自分、フィギュア(というか立体)に萌えない人間なんだなと実感しました(汗)。
これも彫刻学科の学生が言う台詞じゃないような気がするのですが、つくづく自分は平面性の高い人間だなと。
(ただ「存在感」や「物が地面に立っている」などの立体感を学べたことは収穫だと思いました…入試レベルで終わっている気もしますが)
●でも別のお店にあったクレーンのミニカーの構造感はいいと思いました。自分は骨格萌えなのかも。
●海洋堂ではフィギュアではなく、「挫折禁止」ステッカーを購入。
…ていうかこれ同人グッズだったのか。いまYahooで調べてはじめて知った。どこかのデザイン会社の商品だと思ってた。
●とあるお店でボタンを押すとLEDが光るディスプレイがあったこともあり、
別のお店でもそれをやろうとしたら、「それ押すんじゃないよ!!」と怒られました。
どうやらボタンではなく部品そのものだったらしく、反省。
それにしてもお客さんに怒鳴るところが問屋街(?)っぽくていいなあ、と思った。
日暮里の生地やさんでもお願いしすぎるお客さんに堂々と苦言を呈しているおっちゃんがいたなあ。
●LEDや豆電球はしっかりさせようとすると案外と高くつくことがわかった。だからちびくろで電飾系の活動をすると失敗するわけだ。
一人200〜300円で作ろうとしていたからねえ。他の活動との兼ね合いでそれくらいしか予算が出ないから仕方がないけれど(参加費自体、年間で5千円だし)。
●どうやら「アクリルの球体」なんてものはこの世に存在しない模様。制作でほしかったのに、自分の材料知識のなさに愕然。
●音に反応する電飾センサーが売られていたけれど、電子工作の知識がまったくないので購入を断念。
というわけで、雨の中4時間以上歩き回ったあとの〆は、
メイド喫茶・メイリッシュ(笑)
10人連れで、しかも大学の課外授業の打ち上げで来るとは思わなかった…メイド喫茶、初体験なんです。
並ぶかなと思ったら、いいタイミングで二つテーブルがあいたのですぐに座れました。
メイド喫茶といっても、このお店は5時までがメイドタイムでその後はコスプレタイム。
自分たちが行ったときはキョンシーなどのコスプレをした店員さんばかりでした。
額にお札を貼られた方、接客のときが大変そうでした(苦笑)。
先生曰く、「4時半から2つの時間帯をまたぐのがいいんだよねぇ」…って(笑)。
配布プリントの最後のほうに「メイドカフェ老舗系」の項目を設けているし(笑)。
しかも「エロカワ」とか「突発イベント」とか、個人的にミシュランしているし(爆)。
そんな隠れオタ説浮上中の先生に「なんか面白いもの頼んでみなよ、おごってやるから」なんていわれたので、
メンバーの中では明らかにネタ要員だと自覚した自分は、それなりにがんばってみました。
ビッグカフェオレ。
通常の3倍の量。
945円ナリ。
…丼のようなカップが出てきたときは一寸あせりました(笑)。力が弱い人だと取っ手だけで持ち上げられないでしょう。
あまりのインパクトゆえに先生が写真を取りたがっていたのですが、そこは店員さんに「ごめんなさい、心のカメラで撮影してください」と止められました。
(過去に悪質な盗撮事件があったらしく、写メールも禁止になってました)
でもカフェオレは残すことなくいただきました。さすがにコレを残すのは色々な意味で失礼だと思ったので。
筆箱に合った定規で空になったカップを簡単に測ってみたら、容積的には600〜700CCくらいでした。
他の飲み物なら驚くほど「巨大」ではない量なのだろうけれど、普通のコーヒーカップは200CCちょっとだと思うので、
カフェインも入っていることですし、体調がよくないとつらいことになるかも…。
自分も飲んでいるときはテンションが高かったので平気でしたが、帰り道には何度もトイレに行きました(汗)。
飲み物だけだと間が持たなくなりそうだったので、一緒にロイヤルチョコレートケーキも注文(+400円ナリ)。
メイド喫茶は食べ物の味が…という話しも聞きますが、ここのケーキは普通においしかったです。
あとはもう片方のテーブルでたこ焼きを食べていたので、こっちも負けじと同じものを頼んでみんなで突っついたり。
メイド喫茶でたこ焼きって…なんか不思議な気分。
合計1345円分(+たこ焼き)完食したのですが、会計のときは「一人500円でいいよ」といわれたので…半額以上ゴチになりました(笑)。
●●せんせーありがとー!!(爆・一応伏字)
で、肝心の制作のほうは…手付かずどころかむしろマイナスに進んでいる気がします(涙)。
>アクリルの球体
確か知人のカメラマンが使ってたような…。バルーンリフレクターっていうやつ。↓
http://www.prokizai.com/cart/cart.cgi?log=FEA-DB400&window=sub
プラスチックではなくアクリルだったと思うけれど。値段がとんでもなく高い&でかい。直径40センチ。ビーチボール並みにでかい。
あ、半球体であればもっと安く済みそうですね。こんなところを見つけました。
http://www.hazaiya.co.jp/index.files/akuriru.dome.htm
野球ボールくらいの大きさで安いのないかなー、と思ってたのですが…諦めます(苦笑)。
作品自体もうんと小さくしようと思いますし(まだ形ができていないからいえることですが)
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