2008年01月23日
朝、カーテンを開けたら
雪降りすぎ。そのまま閉めて不貞寝を開始しました。
学校には夕方から行きます。
というわけで、手羽さんに出されたお題を消化消化。
なぜ上を目指さないのか
高校受験と大学受験ではちょっと話が変わってくるので、分けて書いてみます。
【赤岩の高校受験の場合】
県内でもトップクラスの公立高校を志望してたのですが、自分の場合は手羽さんとは逆にずっと合格可能性が80%辺りだったので、むしろ都内の超・難関校もがんばって狙ったらいいんじゃないかと思われるかもしれませんが。
うちの地域は私立より公立のほうがステータスが高い(とされている)こともあるし、都内の学校まで通うとなると片道1時間半はかかるところでした。
自分の中でも、周りのオトナを論破したうえで3年間必死になって早起きすることにメリットが感じられず、結局は県内の学校だけ受験しました。
それでもそのうちの私立1校は都内からも受験されるような名門だったので、今でも「…よくあの学校に受かったなあ」と思ってますが。
…こんなことを書くと嫌味に思われる気がするのでできるだけ学歴ネタは自粛していたのですが(それでも十分かいてますが)、
自分としては某雑誌の投稿欄にあった、
「自分は国立高校志望だけど親は早慶に行けとうるさい。それでもめていたら挙句の果てに『そんなところに行くくらいなら就職しちまえ』といわれた」
という方よりはましかと思ったので、思い切って書いてみましたが(オイ)。
…極端すぎる例で申し訳ありませんが、現実にはこういう家庭もあるようです。
というわけで自分も「上を目指す」タイプとは言いがたいのですが、かといってがんばらなかったわけではなく(たぶん…)、
「1問も取りこぼさない」という感じで努力してました。
トップクラスの公立高校の場合は100点中90点以上取らないと合格できない場合が多く、試験問題は教科書レベルだとしてもその中で限りなく100点に近づくかが勝負の分かれ道だったので、
がんがん問題を解いて、ミスしたところがあったら即復習、って感じでした。
なので「攻め」より「守り」の要素が強い努力の仕方かと。下手にせめても向こう側が素直な問題を出すので。
うん、この頑張りが高校受験後も続けばよかったのですが(汗)。
自分のことを書き過ぎたので、周りの雰囲気のことも。
といっても、基本的に自分のことしか見えてない人間なので推測の部分が大きいのですが(汗)。
千葉県の公立普通科高校はこんな感じで学区制がしかれていますが、
(…といわないと中高一貫校の人や、学区が撤廃された地域の人がわからないと思ったので一応フォロー)
学区の面積がもともと大きい上に、隣の学区の学校も無制限で受験できたので結構緩いです。
実家のある地域だと公立普通科だけでも100校から選び放題で、学区制限のない専門学科や私立高校も入れるとさらに多くなります。
といってもさすがに県の端っこにある学校は通うのが大変なので、現実的な選択肢はもう少し狭くなりますが。
この制度が総ての元凶だとは言い切れないのですが、「選び放題」の裏を返せば、「とりあえず、こだわりがなければどこでも入れちゃう」ということにもなるわけで、「必死にならないと後がなくなる」という状況ではなかったです。
名門校以外でがんばったところでなんとなく先が見えちゃうし、だったら変にがんばっても格好も効率も悪いし。
手羽さんのころはまだ高校の数が足りなかったのかもしれないですが(違ってたらごめんなさい)、自分のころは逆に少子化で高校の統廃合が始まりだしたころだったので余計にそんな雰囲気がありました。
もろもろの事情から「とにかく高校にいけるだけでも幸せ」という人もいたし、
「知り合いのいない、ちょっと遠くの進学校に行ってみたい」という人もいたし(そして彼女は良いとこの看護学部に進学)、
選択肢が広いことはいいところもあるんだけれど、広いだけだと何かが足らない。
権利だけもてあましちゃって、いまひとつ突き抜けることができない、煮え切らない感じ。
…うーん、ここまで書いてなんですが、なんだか人事のような書き方で反省。
あくまでも一個人の推測だとして流してください(汗)。
この項、続く。
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