›2007年12月18日

木を見て森を見なかった発言をしてしまった。

先日、「SPIの問題って、中学入試に似てるじゃん」といいましたが…。
 
 
 
 
ごめんなさい、撤回します。

というのも今日模擬試験を受けたのですが、目安とされる「1問1分」というのに苦戦しました。
事前準備をしなかったのも大きいと思いますが…(オイ)。
因みに自分は半分ちょっとしか解けてなかったと思います。
入試みたいに「考え込んで答えを見つける」というよりは、「知識と要領のよさを活用して空欄を埋めていく」という感じの印象でした。
たぶんそれが、実際の職場で要求される能力なのかと。

問題一つ一つは公式を覚えた上でちょっと考えればそれなりに対応できる気がしましたが。
簡単な問題と難しい問題と面倒臭い問題とが混在していて、真正面にぶつかるとパニックになったりテンションが狂ったりして、
そうしているうちに残り時間がわずかになって余計にあせりだしたりして。
奇問難問に対抗するのとは別の「いやらしさ」が出ていました。

ともかく、不確かな情報を流した上、なめてかかるような発言をしてしまったことをお詫び申し上げます。
(この日記を就喝に役立ててる方がいるのか自体怪しいですが)
とりあえず、心を改めてSPIの問題集を解くことにします。



›2007年12月16日

あと1年

「もう3年生が終わる」よりも、「あと1年で卒業」という意識のほうが若干強い今日この頃。
でもそれに対する具体的対処がわからないまま心だけ先走ってしまう。


3年生ながら「1年生へ10の質問2007」をやってみました。

(1)あっという間の1年間でしたか?それとも長い1年間でしたか?

だんだんと、体内時計の「1年」が短くなっていっている気がします。


(2)イメージしてたムサビ(美大)との「いいギャップ」「悪いギャップ」はなんですか?

良いギャップ:なんだかんだ言って教師も学生もハイレベル。でも自分はそれについていけてないし、付いていこうともしていなかった。
悪いギャップ:思ったより学外との交流が少ない。個人単位で動いている人はそれなりにいるけれど。でもそれは裏を返せば「ムサ美大好き」の感情の表れかも。


(3)入学する前にイメージしてた「自分に厳しい」生活はちゃんとできましたか?

そもそも「美大に入れば漫画家になれるかな」とか適当に考えていたので、自分への厳しさはもともとなかったというオチ(汗)。


(4)大学というお風呂は意外と「ぬるい」ことに気がつきましたか?

ぬるさに救われたところもあり、自分をだめにした部分も多かったり。


(5)でも、お湯がぬるいのではなく「ぬるくしてお風呂に入りたい人はどうぞ」で、ぬるくしてるのは自分なんだってことに気がついてますか?

ちびくろをガッツリやりたくてほかの部分のお風呂をぬるくしてたけど、実はちびくろでも割と受け身の参加態度だったことに気づきました。
なので未だに水温は40度を切っていると思う。春図教までには45度くらいに持っていきたい。


(6)実は熱いお湯に入ってる人が沢山いることも気がついてますか?

ちびくろやって、実技もきちんとやって、講義科目も落とさない上に課外講座のスタッフを務めて、おまけに就活も早くに成功させた某先輩。
あなたには頭が下がります。ちびくろでは超マイペースでしたが(笑)。


(7)「周りもたいした活動してないし」って実はサボってるあなたの周りにそういう人が集まるんであって、他の周りは違うことに気がついてますか?

低度情報化社会」でいうところの、「ネット上で馬鹿同士がつながりあって、どんどん馬鹿になっていく」というスパイラルのことでしょうか。
ネット上だけではなく、オフラインの現実社会でも十二分にあることだと最近実感しています。ヘタレ自慢、不幸自慢を中心としたコミュニティが。自分もそのタチだと思います(汗)。
問題は、自分が存在するコミュニティが「成長系」か「ヘタレ系」か、きちんと振り返らないと判断できないことでしょうか。
それはたぶん、現在の環境に対して疑問と不満を持つことから始まると思う。


(8)課題をちゃんとやれなかったことに対して「サークルや恋愛やバイトで忙しかったから」といつまで自分に言い訳し続けるつもりですか?

えーと…(汗)。


(9)「大学に入ったらアレをしたい。これもやりたい」がいくつできましたか?

あまりできてない、というか具体的な野望を殆ど持ってなかった。
ちびくろをやったことが、漠然とした願望への代償行為になったのかなと。


(10)ムサビ日記はもちろん買いましたよね?

執筆者特権で無料入手。
「ただでちょうだ〜い」といってきた先輩を半ばシカト。できればお金を出して買ってほしい。自分への印税はもう入らないけど(原稿買い切りなので)。

今の自分に必要なのは、漠然とした夢の構図ではなく、目で見てわかりやすい自己達成への段取り表だと思う。
就活とか、教育実習とか、卒業制作とか、卒業したあとの身の振り方とか。

そのためには一人で考える時間もほしいし、今の環境とは別のところにいる人とも話してみたい。
けれど、ほかにも今やっておきたいことがありすぎて、日々の忙しさに押し流されやしないかと危ない現状。



›2007年12月15日

自由に鳥が飛び回る、緑色の鳥籠

この日記を踏まえたうえでの回想。


小学生のころ。
とあることがきっかけで手に取った漫画の単行本からは、作者の織り成す無限の世界が広がっているように見えた。
それをいち早く我が手に入れたいがために、掲載誌は毎号買っていた。
その行動には特に疑問を持たなかった。

中学生のころ。
好きだった漫画がアニメになったとき、その出来上がりの悪さに愕然とした。
当時読んでいたアニメ雑誌(というかファンロード…)の投稿欄には、「お願いだから●●を打ち切らないで〜!」という、オトナの事情と戦うコアな漫画ファンの叫びが書き連ねられていた。
漫画やアニメを「売るもの」として意識するようになったのは、おそらくこの2つの経験からだと思う。

高校生のころ。
友人に勧められて(というか、あまりに世間知らずであることを心配されて)、オトコノコのステータス的雑誌を何ヶ月か読んだことがあるけれど。
誌面の裏に見え隠れする商業的攻防戦がつらく見えたし、そもそも雑誌の方向性が自分の感性に合わなかったので、結局読むのをやめてしまった。
世間一般の趣味に合わせられないことに若干の苛立ちを覚えたが、もともと少数派のポジションが好きだった自分の場合はそこまでストレスにはならなかった。

大学受験前:
ふと思い出した、幼少期に見たアニメの記憶。それを頼りにお年玉を握り締めて新春の神保町へ。
予備校のコンクールの採点時間に、20巻以上をオトナ買い。今考えれば受験生失格な行動だ(苦笑)。
その作品はメジャーというほどではないけれど、固定ファンが多い「知る人ぞ知る」タイプの傑作。
自分にとってのターニングポイントとなった作品に気づけたから、世間一般とは若干ずれていても結構平気。
ただ、その作品は4コマ漫画で連載ペースが比較的ゆっくりなので、雑誌をちまちま買うより気長に単行本を待つことにした。

今:
「漫画好き」といってるくせにたいした数を読んでいない。
世間一般で言われる王道作品を知らないので、思考は十分偏ってると思うし、漫画史の流れをいまいちつかめていない。
だからほかの「漫画好き」の人と話が合わない。

単行本では自由な夢が広がっているように見えても、その出典元の雑誌は、「ターゲットに売るため」のデザインがされていて、マーケティングがされている。
雑誌にもよるけれど、ぜんぜん「自由」ではない漫画家さんも大勢いる。やはり漫画は売れなきゃいけないから。
売れなきゃ業界自体が成立しないから。

でも「売れなくてもいい、それよりも良い作品を」ということになると、たぶんみんなの手の届かない存在になってしまう気がする。
勉強に勉強を重ねた一部の人にしかわからない、ハイセンスな世界。
それが業界標準になるとまず大衆的な広がりはなくなると思う。実験作品としてなら存在していいと思うけど。
子どもでも大人でも入り込みやすい表現だから、末永く支持されているのだと思う。
自分もそのうちのひとりである。


物語の夢を見続けたい自分はその現実とジレンマから目を背けたくて、漫画雑誌を否定的に見るようになった。
夢「だけ」見たくて、単行本だけ買うようになったのだと思う。
雑誌内での新たな作品との出会いを求めるよりも、商業臭さから逃げたいがために自分の守備範囲だけ守るようになる。
表現主義の引きこもりっきり。結局背伸びしてない、成長してない。
今は少しばかり緩和されたけれど、それでも漫画雑誌を買う気が起こらない。
一人暮らししてから、漫画に対して日々の生活を天秤にかけるようになったからだろうか。毎週の資源回収が億劫だからだろうか。

いわゆる「ファインアート」といわれる作品も、ルネサンス辺りなら教会や時の国王からの注文制作ばかりだったとは聞くけれど。
(薄利多売でかろうじて成立する)「いまどきの漫画」を、
(売れるのは二の次の)「いまどきのファインアート」のように扱うのはどうなのかな〜。と思ってしまう。
自分も人のことは言えないけれど。単なる勉強不足から来るものかもしれないけれど。
下手にちやほやしてしまうと、この先の業界構造がますます崩れそうだし、一読者としてもそんな現場を見るのが厭だ。


何でこんなことを書いたかというと、kokoさんの日記を読んだから。
現実らしきものを垣間見てから「漫画家になりたい」と思えなくなったけれど、
それでも漫画という表現方法は好きだから、いまでもWEBの端っこでうだうだ言い続けている。
今回は相当取り留めのない日記になってしまったが。
う〜、また間を置いてリベンジしたい。





›2007年12月14日

4・表現したい人のためのマンガ入門(しりあがり寿)

久しぶりの読書マラソンだ…卒業までに10冊行かなかったらどうしよう(汗)。

それはともかく、今回はここでもチラッと紹介した本を。


表現したい人のためのマンガ入門 (講談社現代新書)
表現したい人のためのマンガ入門 (講談社現代新書)しりあがり 寿

講談社 2006-07
売り上げランキング : 20416

おすすめ平均 star
starマンガ論
starしりあがり寿入門 
starマンガ入門

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


手に取った理由:
ためしに買って読んだアックスで紹介されてた。

読後感:★★★★・(4)

軽く感想:
しりあがり寿は、やはり「デザイナー」なのだと思う…と言い切るのは乱暴ではあるのだが。
新書だからかもしれないけれど、「雑誌ごとのプレスコードが〜」とか、「漫画の消耗戦が〜」とか、割と「オトナ
の事情」にページを割いている。
それはやはり、現代社会において漫画は「売るもの」だからであろう。
「売るもの」は、「売れなきゃ生き残れないもの」だから、そのための対策を練る人が必要である。そういう意味での「デザイナー」なんだなと思った。

一方で、筆者が漫画を描くにいたるまでの思考と経験についてが丁寧に回想されている。
ある時代・ある国・ある地域に存在した「アーティスト」の、人生を凝縮したものとして「漫画」が生まれていくのだと感じた。
時代とともに変化する漫画、漫画とともに成長していく作者。
「作品」としての価値は、作者の人生とともにあるのだとも思った。

この本は「マンガ入門」とあるが、その言葉が意味するものは「漫画絵そのものの描き方入門」ではなく、「漫画を世に送り出す作家としての心構え入門」だと、私は考える。

漫画に関しては一杯話したいことがあるけど、長くなりそうなので続きは別エントリーで。



›2007年12月11日

生活用品事典(赤岩の認識編)

・霧吹き=粘土を湿らす道具

・ステンレスのボール=石膏を溶かすための容器

・プラスチックのボール(洗面器も可)=樹脂とタルクを混ぜるための容器

・泡だて器=石膏を混ぜるための道具

・タッパー=ガラスチョップを小分け保存する容器

・カレースプーン=丸いところを平たくつぶして、石膏ベラにする(自分はやってないが)

・小麦粉を入れる容器=中に網を仕込み、アセトンを入れて筆洗缶代わりにしてみた

・料理ベラ=もはやクリームではなく樹脂をこねくり回すもの(時には左官屋のようにこすり付けたり)

…うーん、書き上げてみたらあまり意外性がない内容になってしまった。

とまあ、作品制作に置いては生活用品を活用してたりするものです。
まだ1年のころ、プラ工房に洗面器が点在しているのを見て「こんなチープなものを使って制作してるんだ!?」と思ったものですが、今の自分はまさにそのチープグッズをフル活用しています。
もちろん、殆どが100円ショップで買ったものです。料理に使うわけではないから、とりあえず使えればそこまで高級でなくていい。
むしろ本来の目的外の粗い使い方によってすぐ劣化するので、高いものをなかなか使えない。

でも、さすがに刷毛などの画材系は世界堂で買ってます。
100円ショップのものでも使えるのかもしれませんが、外れるのが怖いので。
もしかしたら、上記のものでも本当は質にこだわったほうがいいものがあるのかもしれませんが…ペーペーの自分にはわかりません(笑)。



›2007年12月06日

就職課面接(そのいち考察編)

前の日記を踏まえて。

就活はマイペースで進めようと思ってたけど、なんだかんだ言って焦っていたことが面接の場でわかった。
mixiの就活コミュではすごい勢いで学生団体主催のイベントの宣伝が書き込まれていて、自分はそれを見て「こんなガツガツしたくないなー、もうちょっとゆったりめに進めたいなー」なんて考えていたけど、結局情報に振り回されていたのは自分だったというオチ。いや、その手のイベントには行ってないんですけどね。

情報に振り回されるといえば。
本屋さんに並んでいる就職関連の本や雑誌はみんな超・大手企業を基準に書かれていて、
そういったところを狙う人たちは早めの準備をしたほうがいいから、すぐに役立つのだろうけれども、
自分は「大手命!!」なんてことは考えていないので、記事は流して読んでいたけれど、
そこから醸し出される「急げや急げ」の雰囲気には呑まれていたなー、と反省。
実際、就職課の職員さんも「アレは一般大学の人向けだから、あまり参考にならないでしょー」って言ってましたし。

自分は自分なり、他人は他人なりの違った事情があるのだから、それに応じた行動をすればいいんだな、とは思ったけれど。
それが初めからわからないから、変に焦って転んで凹んだり。

でも、面接してみて少しわかってきた気がする。

とはいえ。

もしかしたら美術以外の学部の人から見たら、職員さんの言動はのんきに見えるのかな?とも思ってしまう。
11月の時点で「今は業種を絞らなくていい」とか、「エントリーシートは会社が決まらないと練習できないよ」か、「選考がちびくろの図工教室にかぶらない会社にしよう」とか(コレには個人的事情があるのですが)。
ファイン系だし、「とにかく一流企業を目指す」というよりかは「まずは職に就いて生活を安定させる」ということを重視しているのかもしれませんが。
ほかの学校、というか、ムサビ内でもほかの科に比べればずいぶん優しいかも。

ただ自分は何かと空騒ぎするタイプなので、面接することによってブレーキをかけてもらおうかと思ってますが(オイ)。

ちなみに、またこの後しばらくして就職課面接をやったのですが、その前に書きたいことがあるのでまた今度。




›2007年12月04日

就職課面接(そのいち)

予約時間を30分間違えて到着するところからすでに社会性に問題が垣間見える自分。
おっとりと「ファイン系の方が遅れがちなのはこちらもわかってますから」といわれたものの、コレは本当に学内限定の了解事項だなと反省。

というわけで、就職課の職員さんと面接してきました。
去年のニアさんの日記を参考にして(笑)。

面接に当たって事前に、
「家庭の事情もあるし、学業に対する意識の低下も否定できないが、それによって学校以外の世界を見てみたい、学校制度の中で生涯を終わらせたくないと思うようになった」
「興味のある業界があまりない。業界研究をする気が進まないし、そもそも「業界」という意識が苦手。それでいて超・安定志向なのでうっかりブラックな情報を仕入れて消去法でえらんでしまったり」
「少なくとも10年間働けそうな会社を見つけたい。そのころには出世コースを歩むか、現場主義に走るか、はたまた会社を辞めて表現分野に戻ってくるか選ぶことができそうだから。一生ひとつの会社に奉職することも美しい人生だと思うけれど、今の自分にはイメージできない」
という感じのことをクロッキー帳に書き出してみた。


上記の話と以前自分が提出した書類を基に、職員さんが最初勧めてくれたのは、
●カルチャーセンター職員
●海外の日本人学校
●美術教室 
教職課程を履修していること、ちびくろを1年のときから続けていることから提示してくれた。
普通教育系志望だと、学校制度に乗っかるか(学校教師)、受験システムに乗っかるか(塾の先生)が殆どで、
自分の場合はどちらも嫌だったので、この3種類が妥当だろうとのこと。
カルチャーセンターは前から気になっていたし、美術教室もちびOBで行った人がいるので話をいくらか聞いている。
日本人学校は美術教師の需要が高いし面白そうだけれども、帰国してからの仕事探しがつらい一面もあるらしい。
でも教育からちょっと離れたい気持ちがあるので、とりあえず端に置いておく。

次に職員さんが進めてくれたのは、食品メーカーの企画担当。
…なのだが、実はこれ、前述の書類に「希望業種・食品、希望業種・企画」と苦し紛れに書いたことが発端だったりする(汗)。
しかも書いた理由も、
食品→ブラック情報をあさっている途中で、ネット上ですら「善良」とされる食品企業を幾つか見つけたから
メーカー→なんだか安定していそうなイメージがあったから、それに乗っかって端っこで働きたい
企画→デザインができなくてもコレなら参加できそう…という浅はかな考えから
という…まあ…自分が悪かったです(滝汗)。

正直な話、書類の空欄を埋めるために書いたので話を流して聞こうとしていたけれど、
職員さん曰く、「パソコンとかの技能は後で教えられるから、とにかく手を動かせる人が求められている。その部分は才能によるものだからファイン系の人にもチャンスはある」とのこと。
進路の資料でファイン系の人がデザイン職にがんがん就いているのを知ったとき、自分はいまいち解することができなかったが、ここに来て納得。
ただ、実際には視デや基礎デのようなところで鍛えられた人たちと戦うわけだから楽観できないし、そもそも自分に「才能」があるか、それが磨かれているかが問題ではあるが。

という感じで食品系企業のファイルを眺めながら話をしていたのだが。
ここで自分が大事なことを忘れていたことが発覚。

確かこんな会話をしていたときである(と思うが、かなり怪しいです)。

職員「ここなんかどう?」
赤岩「うーん、ここだと一人暮らししなくちゃいけないですね。実家から通いたいですし」
職員「あらそうなの」
赤岩「両親がもう働いてないですし、今まで家のことを姉にまかせっきりだったのでそろそろ自分も手伝わなきゃと思って」
職員「…え、それだったらデザイナーは無理ですよ、残業続きで親の看病ができないですよ」

この期に及んでドラ息子っぷりを発揮する自分。
現実を見る振りして、実はドリームワールド状態だった自分。
…いまさらながら気づいてよかった(汗)。

そうでした。自分の就職には「家庭の事情」が大きなウェートを占めていました。
父からは戻ってくるよう言われているわけではないけれど、できることなら実家に帰って親と一緒に暮らしたい、と思っていたのですが、それを考えて仕事選びをしてませんでした。
親孝行をするはずだったのに。


その後色々ばたばたと話を進めて、

・親の看病をすることを考えると、デザイナーは残業が多いからNG。転勤もないほうがいいからカルチャーセンターも微妙。正社員になったほうがいいから美術教室も厳しい(大体が契約社員だから)。
・とりあえず今は業種を無理にしぼらないで、給料や保障、雇用条件を重視したほうがいい。
・ハローワークに行くといいかも。若者の就業を促進する政策が進んでいるから今は若年者向けの施設がある。六本木のセンター(若者向け)と、地元のハローワークを覗いてみたら?
・最終的には卒業することを一番に考えてね(=サボるなよ、ということか?)。
・履歴書は会社が決まらないと志望動機が書けないけど、学業と課外活動は今でもかけるからとりあえず1枚書いてみて。
・ちびくろは簡単に説明しきれないサークルだから、履歴書では前書きくらいにとどめて面接官の興味をひきつけて、あとは面接やポートフォリオで詳しく話せるようにしたほうがいいかも。
・図工教室で3月下旬〜4月上旬の間動けないから、そこに試験を持ってこない企業を選ぶように。
(なぜ就活を押してまで図教に参加するかは、そのうち話すと思います)

というようなアドバイスをくれた。
今やるべきことも気の早いこともひっくるめて話をしたところで、面接時間の30分が終了。


長くなっちゃったので、今回のまとめはまたあとで書きます。