2007年11月04日
多摩美芸祭、中大理工白門祭(そのいち)
昨日は多摩美に行ってきました…が。
めまい(?)のため途中退出。
自分は疲れていると地震の縦揺れを歩いているような感覚に陥るのですが、
久しぶりにそれが来ましたわ。
普段は疲れるほど動いてないことがバレバレですが(汗)。
とりあえず、今回多摩美で一番驚いたこと。
新校舎に、オサレなベーカリーカフェが出来てる…。
ムサビの2号館建設中には「テナントでスタバが入る」というデマが流れたらしいですが、
これで多摩美にぐっと先を越された…ちと悔しい。
でも、食券を買ってカウンターに並ぶあたり、学食臭は否めない。
で、今日は水道橋の中央大へ。これで文化祭3連続(笑)。
というか、非美術系大学の文化祭初めてだったり(日芸は美術系とみなしてます)。
友達のT君が鉄道研究会の展示をやっているとのことで、ちょっと気になったので行ってみました。
で、その光景を。
写真ぶれちゃってごめんなさい。
でもこれ、手のひらサイズの模型なんですよ。上の写真のはHOゲージというらしいです。
(「らしい」ってあんた…)
これが教室の中心をがーーーーっと走り回る。
鉄道模型というとミニマムなものだという思い込みがあったので、期待以上のものが見れてよかったです。
因みにこの模型、とても細やかな仕事をされたものなので、一編成あたりのお値段は(安くても)自分の仕送り額くらいします(汗)。
今回の展示の総額は、40〜50代公務員の月給くらい…?
なので、T君は展示の見張りをやりながら予算交渉の資料をまとめてました。
で、下の写真はNゲージ…だっけ?(汗)。つくり的に建築学科とかの課題を思い出してしまいます(笑)。
駅舎そのものは既製品かもしれませんが、それにLEDをつけて、電池ボックスをつけて、
夜中の駅の雰囲気を出せるようにしてました。LEDはざっと100個買ったらしい。
すごい熱意と、それを具現化するための努力…やばい、負けてられない(汗)。
夜中の鉄道風景を再現している様はとてもきれいでした。
教室全体の雰囲気がよかったのに、デジカメが安くてうまく写真に収められなかったのが残念なくらい。
T君は高校のときも文化祭でNゲージを走らせていたこともあり、
その経験を生かして、展示に来てくれたお客さんに楽しんでもらうことを考えていたとのこと。
実際には家族連れや女性3人グループが来たりするらしく、
鉄研だからといって鉄オタ向けにしすぎないよう気をつけたようです。
純粋に「これいいね!」って感じで理解してもらえるようにしたい、とmixiの日記に書いてました。
実際そこまで鉄道に詳しくない自分でも、部屋の電気を消して夜間走行の雰囲気が演出されたときは、
素直に「きれい!!」って思いましたモン。
ここからは自分の意見ですが。
今でこそ「鉄子の旅」や「タモリ倶楽部」ががんばってくれているけれど、
ちょっと前までは鉄道趣味というと、入れ込んでいる人とそうでない人での温度差は相当あったはず。
非オタの人は必要以上に煙たがるし、オタの人はそれを見て余計に内輪に走る、のエンドレスループ。
自分が楽しければそれでいいってのもあるけど、一般公開された文化祭で「それ」だと見る側はつらいというか…。
だからT君の「楽しんでくれるための演出」って、見せる側だけでなく見る側としてもうれしいし、
そこから相互理解が少しずつ始まるかもしれないし。
電車の写真、本物かと思いました。
そうそう、
>「テナントでスタバが入る」というデマが流れたらしい
これには思い切り騙されて、
スタバができた場合のキャンパスライフを妄想していたクチです。
確かに、一枚目の写真は電車のところだけうまくトリミングすれば、結構な確立で人を騙せそうですしねー。
そう考えると、20万の価値はある。
>テナントでスタバが入る
たとえ入ったとしても、1杯360円のコーヒーを毎日飲むとお財布が…。
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