2007年11月02日
所沢に行ってきました。
芸祭休みに突入したところで、赤岩はただいま各大学の文化祭めぐり中。
今日は日大の芸術学部へ。
というのも、この日記で登場したS君から日芸彫刻の3年生展をやるというメールをもらったので、
芸祭めぐりをかねて所沢まで行ってきました。
1年のときにも日芸の芸術祭に来たことがあるのですが、そのときは江古田キャンパスでの開催で、
工事のフェンスに覆われた中、テント屋台が密集していて独特の雰囲気を醸し出していました。
去年から所沢キャンパスでの開催になったということで実際に行ってみると、
…うーん、校地が広大な分、敷地をうまく使えなくて変に広い感じがしました。
江古田での記憶があった分、もうちょっと濃縮された空間を期待していたのですが。
それは自分がムサビ芸祭のカオスを知っているからかもしれないし、広々としている分人に酔いませんでしたが。
開催地が所沢に移って2年目ということでまだまだ手探りの模様。
これから数年かけて面白い空間がつくっていってほしいなあ、とアウェーの人間が勝手に思ったり。
一方、屋台の一部が近隣住民の企画として貸し出していたのは新鮮でした。
何で芸祭でパンジーの鉢とか売ってるんだろう、って思ったら近所の方だったんですね。
これは逆にムサビでは出来ないかも。模擬店スペースがキャパオーバーだし、
開催中は色々と苦情が来たりしてるようですし、男御輿とか(汗)。
で、目的のS君と1年ちょいぶりの再会。
やはり彼は制作に熱い男でした…まともに製作してない自分が言うのもあれですが。
今は石彫を中心に制作しているとのこと。素材からして硬派な彼らしい。
作品も大胆かつ丁寧な仕事。土の山にでっかい大根がぶっささっていたり。
本当につくるのが好きなんだなあ、と感じました。
(もう本当に自分は…汗)
因みにS君、ムサビ日記の存在を知ってました。
後輩がたまたま買ってきて、例の越後妻有ヒッチハイクのところだけ読ませてもらったようです。
出来れば一人一冊買え!といいたいところを抑えて(笑)、
存在を認識してくれていたことに感謝。
今回も(勝手に)ネタにさせていただきました(オイ)。
S君と別れたあとは、デザイン学科の友達(ちびくろ部員)と会ったり、
展示をぐるーっと回ったり。
自分は人の作品を見なくなると創作意欲が極端に落ちるので(特に学期始まりは顕著)、
彫刻の講評(自分は再提出…)→ムサビ芸祭→日芸祭(→多摩美芸祭→なぜか中央大理工)と来て、
このままテンションを上げていって後期後半の課題にいければなあ、と思ったりする雨の日の夜。
個人的な話ですが。しかもいまさらな話ですが。
そのうえ「たら・れば」の話はあまりしないほうがいいとは思いますが。
実は自分、もしかしたら日芸生になっていたかもしれないのです。
というのもムサビ彫刻の実技でおもいっきりしくじってしまい(実際点数はひどくて言えない…)、
学科は割と出来たものの合格する自信が殆どなくて、
しかもその前に受けた多摩美の入試は実技も学科も悪くてサクラが散ってしまい、
ムサビの発表前夜には、日大の入学手続きの書類をひとりで凹みながら書いていました。
今考えると、根暗というか御馬鹿というか(汗)。
結局翌日には吉報が入った上、大学では制作よりちびくろに入れ込んでしまいましたが、
そこでも日芸のデザイン学科の先輩がひとりいましたし。
この経緯のせいか、自分はほかのムサビ生より比較的日芸に対する意識が強いかと思います。
変に気にしているだけで、行動にはそこまで現れてはないと思いますが。
たぶん、またブログで日芸ネタを書くかもしれない。「ムサビコム」なのに(笑)。
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