2007年10月15日
じぇねれーしょんぎゃっぷ
保守的な大人が懐古主義に走るとき、「最近の若者は(以下略)」というけれど。
二十歳(ギリギリ)ちょっとすぎの自分も、「最近の子どもは(以下略)」と思うことしばしば。
まあ、ちびくろをやってるからなんですけど、まさかこの年でこのせりふを言うとは。
最近そう思ったのは、切符の絵を描いていたとき。
長方形の左下に、M字型の切れ込みを入れたときに、
「今の子って、この形が切符だってわからないんじゃないかな?」と気づいた。
自分はいわゆる「カチカチ」を知っているギリギリの世代だとおもう。
現代美術館も都営大江戸線もなかったころの清澄町(今で言う「清澄白河」)に住んでいた、幼稚園のころ。
営団地下鉄(現・東京メトロ)の門前仲町駅で、駅員さんが手持ち無沙汰で改札鋏をリズミカルに鳴らしていたのを記憶している。
軽く騒音になってたけど、見ていて楽しそうだった。
その後、改札鋏からホチキスみたいなスタンプになり、
しばらくしたら駅員さんが自動改札機に置き換えられていき、テクニカルな改札風景に。
今では東京はおろか、茨城の岩間でもsuicaが使えるんだモンなあ(簡易読み取り気だけど)。
平成2桁生まれには、「切符を手作業で切る」なんてわからないだろうなあ。
せいぜい自動改札でのパンチ孔くらい?
どうしよう、おもちゃ屋さんの「駅員さんごっこセット」とかに改札鋏がなかったら。
アレがなかったらどうやって切符を処理するんだ。
もしかして今はsuicaみたいなICカードが入ってるのか?
それじゃあ何か「ごっこ遊び」の味わいが少なくて厭だ。
今度、調べに行ってこよう(え
★今回の参考資料
「鋏こんデータベース(「旅と鉄の盲腸」より)」
自分がすぐに「M字型の切れ込み」を思い出すのは、たまたま門前仲町がその型の改札鋏だったからなのかな。
あとは漫画の影響かな?むしろそっちのほうが大きいかも。
ちなみにはしもとみつおの漫画「STATION」(マイナー?な漫画でごめんなさい)の「新新宿駅」は三角形の鋏痕でしたが、モデルになったであろう実在の新宿駅は違う形でした(詳しくは↑のサイトで)。
「相鉄モノ中古品ドットコム」より鉄道グッズコーナー
今は休止中ですが、鉄道会社で使い古しのものを通販してたんですね。
1本3500円とは、案外高い。
でも鉄道ジャーナルかなにかを読んだときに見た広告では、6000円のものも紹介されてたし。
…やばい、後半がオタク臭くなってしまった。
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