2007年09月06日

たいふーん

いよいよ台風が関東に迫ってきました。
放課後はちびくろの部会をやる予定でしたが、全校舎が17時に締め出されるので延期に。
教育実習のオリエンテーションも急遽短縮バージョンに。

これで明日「暴風警報」が出されたら休校になるんだな。
昨年は「大雨警報で休みになる」なんてデマを流してごめんなさい。
日記本でさらし者に…(恥)。
そのときは笑い飛ばしてくれたけど、情報と表現に関わってる人間としての責任を少し痛感しました。

台風で休校、といえば。
 
 
自分が通っていた高校は、おそらく地域で一番休みになりにくい学校だったと思います。

休校するかどうかは気象情報ではなく、交通手段がマヒしているかを基準にしていたのですが。
最寄の駅は各駅しか止まらない、のだけれども。
ひとつ上れば、10番線まであるターミナル駅。
ひとつ下れば、東京と房総方面をつなぐ乗換駅。
おまけに某私鉄も微妙に近かったり。

校則上は、JR6路線と私鉄1路線の「全て」がストップしないと、休校になりません。
(数字は違ってるかもしれませんが、とにかく対象路線が多かったです)
どっちかが動いてれば、日課を繰り下げて強行突破。
 
 
…なかなか無いでしょ、そんなシチュエーション(汗)。

なので、中途半端な暴風雨(何じゃそりゃ)のときはいつも塗れながら登校してました。
乗換駅で「●●高校(内房方面の山の中にある私立)の生徒さんは学校が休校になりましたので速やかに帰ってください」なんて放送を聴きつつ、
ダイヤが乱れた電車にすし詰めになったりしてました。

そして雨の中校門までの急坂を登り、湿ったスラックスのまま授業を2コマ受けたあとに、
「台風が強くなったので生徒は全員帰宅しなさい」なんて放送が入るのです。

…あの、自分は成田方面から約45分で割と近いからいいんですが、
(強風ですぐ止まる)京葉線を使う子とかは帰れないんじゃないですか?
さらに言えばうちのクラスには、(大雨ですぐに止まる、木更津始発の単線)久留里線の沿線の子もいるし。
うちらの代から学区が拡がったわけだしさぁ、帰れなくなってから帰らせるなら、最初から休みにしてほしかったよぉ(怒)。


なんて言葉を飲み込んで、さらにダイヤが乱れた電車に乗って帰りましたさ。
もう、蒸れ蒸れ。
 
 
因みにこの一件に関して、売店のオバちゃんが一言。
「うちは勉強させる学校だからねえ」

…はい、融通の利かない環境に耐えることを学びました(苦笑)。




Posted by akaiwa at 2007年09月06日 18:07
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