2007年01月29日

卒業制作展・3日目

3号館の案内板が異様に多くて笑ってしまった赤岩です。
新2号館の裏になって見えづらいうえに、いつの間にかフェンスで覆われていたからなあ。
学内でも「え?3号館ってどこにあるの?」といわれることシバシバ。
版画の6号館と並んで、ムサビ内で影の薄い校舎になっております。
今の彫刻学科の人には、思い出の場所なんですがねぇ(1年生のアトリエと3・4年の鉄・鋳造工房があります)。でも来年から1・2年生も新2号館にお引越し。

昨日は3〜5号館・図書館のファイン系作品を中心に見ました。残るは11号館とグランドの立体作品、それと映像と論文もきっちり見たいな(汗)。

いまさら言うのも遅い気がしますが、ファイン系志望の方にアドバイス。
ファイン系は(デザイン系もだけど)やはり学部より院の作品のほうが「熟している」感じがしました。
経験年数が違うんだから当たり前なのだろうけど、「自分が書きたい表現」を人生単位で追求する(と私は思っている)のだから、やはり学部の4年間では出来ることに限りがあると痛感しました。
(自分は新卒で就職する気なのですが…事情があるので)
なので、「なんとなく美大が気になるからいい作品を見てみたい」という人は、院の人の作品を抑えておくといいかもしれません。
ただ、それでも「ぐっと来る」作品に出会えなかったら…「美術の世界は、自分の想像よりもずっと多方向に広がっている」ということで勘弁してください。
(油の4年生に「塑像作品がもっとあるかと思った」といわれたので。うちの彫刻はいわゆる現代アート寄りですし)


因みに自分は、5A号館4階にあった菊の花の絵(たぶん日本画)が良いと思いました。
見ていて怖かったです。


さて、今やっている卒制以外の展示の話を。

★中崎透「ROCKET×ROCKET」
→第2校舎という、初心者には非常にわかりづらい場所です。
17時30分から本人によるパフォーマンスをやっています。
その内容の説明は…某彫刻助手の「あいつバカでしょ!」という言葉を引用するにとどめておきます。
縦社会にがんじがらめになった人には「時間と心拍数返せコノヤロー!」といわれるかも(そうでもないか?)。

★壁ぎわ展
手羽さんも紹介してます
でも「助手連中が(以下略)」って、主任教授も展示してますから!!

今日は雨模様。屋外展示の人が大変だ…。




Posted by akaiwa at 2007年01月29日 09:52
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