2006年05月22日
怒涛の2ヶ月
ブログがちびくろネタばかりなのを反省して、今度こそは彫刻の話を。
今日からやっと、彫刻の授業に戻ってこれました。
去年の7月以来9ヶ月ぶり。教職工芸もあったので仕方がないけど、すんごいインターバル。
しかも今回は丸々1ヶ月等身大立像を作る時間があるとか。
1ヶ月かけて、じっくり、じっくり、じっくり…。
…だれないようにがんばります(何で弱気なんだ)。
それにしても、今日の前提講義。
先生の話がものすごく熱かったです。こっちも聞いてて火照ってきました(こんな表現で良いのか)。
ロダンの話から始まって、その時代の美術界が陥った「新古典主義」の落とし穴から今の美術教育の批判もチラリ。
そこからギリシア彫刻のオリジナル作品(notローマンコピー)のスライドを見つつ、ローマ時代の真似事みたいな作品に比べてギリシアのそれは手探りな分(だったっけ?)個が強く出ているし人の立ち方も軽やかだ、いい作品にはいい精神性が反映されるのだという内容の、文句なしのありがたい熱弁を聴かせていただきました。
上の文章ではあまり正確に書けてないかも知れませんが(ダメじゃん)、心がほくほくした講義でした。
あーギリシアで本物の彫刻を見てみたい。
でもその前に目の前の作品をば。
Posted by akaiwa at 2006年05月22日 23:04
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