リアルでギリギリな美大生の日常を・・・ (※微妙に非日常系日記)
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2009年05月のアーカイブ
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良い先輩面
最近、他の版種のあんなに日頃穏やかな子たちが、
すんげぇストレスが溜まっているという話を聞き、怯えている今日この頃です。
なんでも、他の版種ではもぅ1・2年生が工房に出入りしているらしく、
その子達が、なんていうか『強い』らしい。笑
というのも私たちの代は工房をずっと使わずに作業をしていて、
3年の前期から初めて出入りするようになったので、
“工房=先輩のテリトリー”という感覚があり、
道具を借りに行くだけでもドキドキしていたのに対し、
私たちの下の代は早いうちから工房に慣れさせようという考えが研究室側にあるらしく、
そのため『工房にお邪魔している』という感覚が薄いっぽい。
私たちが工房を使いだした時も、
先輩達がめちゃめちゃストレスが溜まっているというのは裏でかなり聞いていたし、
申し訳ないとは思っていたので
おそらく伝統というか仕方のないことだとは自覚しているのですが
話を聞いてると、きっとそれ以上だと思う。
いやぁ〜慣れすぎも怖いものですね。
私が知る限り、版画の4年生はみんなのんびりしてるので、
誰しもいちいち注意して、うるさい先輩だと思われたくないわけで・・・・
もし版画の1・2年生が見ていたらちょっと
先輩がストレス溜まっているらしいと仲間内で声かけしてあげてね。苦笑
でも、もうすぐ私は教育実習で工房にいなくなるので
私だけはこのまま良い先輩面していようと思います。
ちなみに来週から3年生の集中授業でシルク工房を使うらしいのですが、
シルク工房は油性インクで作業している院生も一緒の場所でやっているため
これ以上人数が増えると困るので
態度を悪くしてシルク志望人数を減らそうという作戦に出るそうです。
しかも先生も動員(おぃ
まぁシルクは人気無いから大丈夫かなぁ〜
シルクの恐怖
やっぱり有言不実行でした。
という訳で今更版種紹介の出し物の当日の話。
酒も入り、最初に3年生の自己紹介をしたりで
会場の空気があったかい。
やっぱり版画専攻はあったかい。
そんな版画専攻が好きだ、大好きだ。
(でも上のリンクの日記は今読むと相当病んでますね。今はクレイアニメなんて全くやりたくない飽きっぽい私。笑)
そんな中、ついに版種紹介。
ただでさえナチュラルハイなのに酒も入ったことで、私たちは更に笑いのツボがよく分からなくなっていた。
そこで友達からある提案が。
『“マジ意味わかんねーし!!マジありえねーし!!マジハーネミューレ紙ぃ〜!!”
・・・・の“ハーネミューレ紙”ってのをあえて言わない(口パク)ってのはどーよ?』
おそらく4年生(しかも事前練習を見た人だけ)にしか通じないネタを彼女は提案した。
さすがの私も3年生のポカーンとする顔が目に浮かんだので全力でそれは拒否した。
『じゃあ多数決しよ。言わない方が良いと思う人ーー!!』
・・・・・・4人。
ちなみにシルクの人数は6人である。
まさかの敗北。
あれ?私の考えって一般的な感覚じゃなかったのか?
そして前の版種紹介が大盛況に終わり、ラストはシルクの番。
ちなみに私が他の版種の音響をしている間に
なぜかポニョメイクのはずが、ヴィジュアルバンドメイクになっていたのに驚きましたが、
去年の先輩や、工房に貼ってある昔の先輩の写真を見て、
あぁ・・・シルクの人たちってやっぱり白塗りとか怖いメイクが好きなんだな・・・・って妙に納得しました。
版画の中でシルクは唯一インクを盛れるもんね。
そして前に出てポニョダンス。どこからともなく『かわいい〜』との声が。
その後ラーメンズのネタのパロ。
先生方も一緒になって輪唱してくれて、なんかあったかい雰囲気に。
いーぞいーぞ。
そして最後。
多数決で決まったアレ。
『マジ意味わかんねーし!!マジありえねーし!!マジ・・・・・・・・・!!(口パクでハーネミューレ紙)』
ポカーン・・・・・(゚д゚)(゚д゚)(゚д゚) ←今まで笑ってた人たち
実際言ってても滑ったとは思うけど、そのとき
『悪いのは私じゃない。世界の方だ。』といった人の気持ちが何となく分かった気がしました。
結論:清里の気候は寒かった。
いわゆるトランス状態
お久しぶりです。
この更新が無い間何をしていたかというと
版画専攻で清里ゼミに行ってました。
講評終わってから合宿まで一週間も無かったため清里準備とか就活でワチャワチャしておりました。
すんません。
当日のレポはまた明日。
今日は準備の話を。
去年素晴らしい新歓をしていたたいたので、今年も3年生を最高に楽しませよう!
というプレッシャーの中、土曜日に講評が終わって次の週からということで
てんやわんやの準備期間。
そんな中で一番準備にてんやわんやしていたのは各専攻ごとに行う版種紹介を兼ねた出し物。
もう版種が別れてから半年。
そろそろ版種ごとの個性がでてきていて実に多様で面白い。
木版はゆる〜い感じ。
リトグラフはまったりだけど決めるとこは決める。
銅版はストイックに練習。
・・・・そして我がシルクスクリーンはノリと勢い!!
(ちなみに去年シルクの先輩方は、ナウシカのオウムで登場し替え歌を歌っていました)
そんな訳で『疲れた時こそ〜ハーイーテンショーン!!』というスタンスのもと、
他の科が寸劇をやる中、私たちはなんとポニョと替え歌とダンス。
さすがにそれは間がもつのか?ということで、友達んちで深夜練習の際に
ラーメンズのネタ版画verもすることに決定。
身内ネタということもあり、色々思い浮かぶのですが
深夜練習ということもあり、笑いのハードルが地下に潜ってるんじゃないかというぐらい何でも爆笑。
完全にいわゆるトランス状態ってヤツでした。
次の日の全体の通し練習。
あれだけ練習の時大爆笑だった
JMインクとFMインクのネタは4年生間でも伝わらず、
いつの間にか内輪ネタの更なる内輪ネタが生まれていたことにちょっとショックを受けながら
まさかのダダ滑り。
これはヤバい!!
『マジ意味わかんねーし!!マジありえねーし!!マジハーネミューレ紙ぃ〜!!』
という分からない人にはサッパリだと思いますが、
はんにゃのネタと、ハーネミューレ紙という主にリトグラフに使われる紙の種類をかけているネタを
最後にやる流れだったのですが、ただでさえ微妙なネタなのにグダグダでうまく合わず
見ていたみんな→ ・・・・( ゚д゚)ポカーン
奥から聞こえてくる声→ ・・・・・・・・どういう意味?>( ´)n (´д`)ポカーン
直滑降で滑り落ちました。
完全にうちらだけでウケている深夜3時の状態。
それ以来、いわゆるトランス状態の事を
“シルクってる”と呼ばれるようになりました。
続く。