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初版〜ツナギへの思い〜

最近美大生であることを忘れ気味ですが
久しぶりの版画のエントリーです。

先日やっとデッサンも終わって銅版に移りました。
時間に余裕のあるファインは、長時間かけて一つの作品を仕上げられるので、
かれこれ三週間はモデルさん描いてました。
受験の時は6時間で仕上げてたっていうのになんだこの余裕・・・
まぁそれが良くてファインの道に進んだんで嬉しい限りです。


そんでもって銅版の授業開始。ほとんどの人がツナギを着ていました。
もぅ「テレピンは香水じゃないんだよ!!」なんて心の中で叫ぶ事も無いと思うと
なんだか悲しいです・・・

ちなみに版画なのに、みんなのツナギに絵の具がいっぱいついてるって事について
触れてはいけない過去の事のように、誰も触れて無かったので
あえてこの場を借りまして語らせて頂きます。


そう、あの頃は「汚れてないツナギは、作業服とは呼ばない」
みたいな妙な恥ずかしさがあって、
必死にツナギで筆を拭いていた人も多かったんじゃないかと思います。
ちなみに私はムサビの受験の時買いました。
我ながら何で一回の受験でこんな中途半端に汚してしまったのかと後悔しています。


ちなみに油は「汚れてなんぼ」みたいな感じですが
版画は「綺麗じゃなきゃあきまへんで」って感じなので、
後かたづけの掃除は結構キッチリやることにびっくりしました。


やっぱ普通に考えて汚れてるのがカッコイイって事は無いですよ。
未だに生存しているヤマンバを見て、つくづく感じる今日この頃・・・・・・・・


続く。


投稿者:4wd : 2006年05月08日 01:43

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