リアルな美大親の日常を
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受験の話…1
暑いですねι(´Д`υ)…。みなさんお元気ですか?
去年の夏休みは毎年恒例の、実家へ帰省して海で真っ黒に日焼けするまで遊ぶことを返上して
1号も2号もひたすら塾へ通っておりました。
1号が受験に対して真剣に取り組み始めたのはこの夏期講習あたりからだったかなと。
親の目にはそう映っていました。
デッサンに明け暮れ、描くことだけに集中していた毎日。
いい時間だったと今は思えます。緊張しつつも充実している、そんな顔をしていたかな。
1号の美大受験は、中学3年生の時から始まっていました。
「美術コース(美術科)のある高校に行きたい」と言い出したので。
初めは、反対しましたよね。
取りあえず普通科に進学して、高校生活を送る中で答えを見つけていけばいいのではないか、
今、進路を美術だけに特化してしまうのはとても危険なのではないか。
親子で幾度も話し合いましたが、1号の気持ちは揺るぎません。
14歳の決意に不安は残るものの、これだけ本人が行きたいと言うなら、
きっとそれが正解なのでしょう。
それに私もキライじゃない。
親の立場として考え方の提示はしていたものの、1号、それはおもしろそうじゃん?と
内心ではニヤニヤしていた。
でも夫は…納得していなかったんじゃないかな…。
(しかしムサビ合格を一番喜んでいたのはこのヒトじゃないかと思う。実はずっと心配していたんでしょうね。)
高校受験に際して、学科については一般的な塾に通いましたが
実技に関しては所属していた美術部の先生に指導して頂いただけでした。
それで充分なのかどうか全くわかりませんでしたが。
第一志望の高校説明会に赴いた時に、卒業生がお手伝いに来てくれていました。
武蔵美生と多摩美生だとのこと。
キラキラと光っていて、とても眩しく見えたことを今でも鮮明に覚えています。
1号がこうなってくれたらどんなに素敵だろうと思ったりもして。
そんなこんなで無事にこの高校に入学を果たして、1号の高校生活が始まりました。
同じ夢を抱いて集まった仲間達と一緒に過ごした、パラダイスな高校生活でした。